妻との京都旅。
2日目朝に石清水八幡宮を訪れた僕らは、続いて伏見稲荷大社に向かうことにしました。
伏見稲荷大社といえば、全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社であり、京都一の人気を誇る観光地。
有名な千本鳥居に行ってみたところ……あまりの人の多さに辟易。足早に麓から山上を目指し、神体山である稲荷山を登って神蹟やお塚を巡拝しながら山頂へと向かうことにしたのでした。
京都一の人気観光地「伏見稲荷大社」
早朝に石清水八幡宮を訪れた後のこと。
京都旅といえば訪れる場所としてまず頭に浮かぶ、「伏見稲荷大社」へと電車で向かいます。
京阪本線が使いやすかったため、伏見稲荷駅を利用しました。京阪本線であれば、伏見稲荷駅が最寄駅になります。
伏見稲荷駅からは、伏見稲荷大社まで徒歩5分ほど。
この時点で人・人・人……。平日の午前中だったわけですが、海外からの観光客を中心にお祭り騒ぎです。
屋台の間を行き交う人を避けながら歩き、伏見稲荷大社になんとか辿り着きました。手水舎も隙間がないくらい人でいっぱいです。
立派な楼門を目の前にして気分が高まりますが、あまりの人の多さに不安が募ります。
本殿に参拝し千本鳥居に行くも……人が多すぎ!!
手水をすると、まずは本殿に参拝しに向かいます。
神体山である稲荷山を参拝するつもりであったため、稲荷山の麓にあるこの本殿で挨拶をさせてもらいます。
本殿で挨拶をした後、伏見稲荷大社といえばまず思い浮かぶ朱塗りの鳥居の列「千本鳥居」へと向かってみたのですが……。
さすが一番の見所というべきなのでしょうか、多くの人が集まっていて前に進むのすら難しい状態です。
その大半が外国からの観光客。もう、匂いから音から、目をつぶれば海外としか思えない状況。
ハリウッド映画「SAYURI」のロケ地になったことでの知名度や、日本らしい風景が見られることでの人気によって、人気の観光地になっているようです。
商売繁盛を願いながら鳥居をくぐるとご利益があるそうなのですが、いやはや、人を避けることで精一杯で頭の中は真っ白でした。次に訪れることがあれば、千本鳥居は避けて僕は参拝すると思いますw
神体山である稲荷山でお山めぐり
さて、気を取り直して稲荷山へ入り、山頂を目指すことにします。
稲荷山にはお山めぐりコースがあり、山を一周できるように参道があるのです。
朱塗りの鳥居は千本鳥居だけでなく、信者から奉納された鳥居が稲荷山全体で約1万基もあるそうです。
稲荷山は全体が神域とされており、いたるところにお稲荷さん(狐)や無数の小さな祠の「お塚」が奉納されいます。
鳥居の建てられた参道に沿ってしばらく山を登っていくと、段々と人が減ってきます。千本鳥居の混みようを考えると、お山めぐりをしてじっくりと参拝するほうを僕はおすすめします。
稲荷山の中を歩いていくので、山の自然はもちろん、神域であることから随所随所にお参りできる場所があり、麓以上に見所が多くあります。
途中にはおみくじが引けるところも。「大吉」いただきました!
山頂の一ノ峰(上社神蹟)へ
お山めぐりはおすすめなのですが、歩くとそれなりに疲れます。
1周約4kmあり、頂上までは上へと続く階段を登って行くことになるので時間もかかります。
終盤は「ありがたい…ありがたい……」とつぶやきながら急な階段を登ることに。もし山頂を目指すのであれば、歩きやすく滑りにくい靴で行くことをおすすめします。
こちらが山頂の一ノ峰(上社神蹟)。稲荷山の最高峰で、標高233メートルあります。
頂上には「山頂」という手書きの看板が。お店の方が書いたのかな、ユニークですねぇ。
伏見稲荷大社のきつね絵馬と御朱印
境内で見かけて目をひくのが、きつね絵馬。狐をモチーフにしたユニークな絵馬となっています。
鳥居モチーフのものもあります。千本鳥居と同様、数が並んでいると圧巻ですね。
また、妻がいただいた御朱印がこちら。右が伏見稲荷大社のもの、左が稲荷山のものとなっています。
まとめ
京都一の人気を誇る観光地、伏見稲荷大社。そのように言われるだけあり、他の神社仏閣と比べても圧倒的に観光客の数が多い場所でした。
全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社なだけあり、その規模や荘厳さには目をみはるものがあります。あまりに人が多いため千本鳥居はおすすめできませんが、稲荷山の山頂を目指すコースは比較的人も少ないためおすすめですよ!
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