妻との京都旅3日目。朝食を摂った僕らは、西本願寺へ向かうことにします。
西本願寺は、境内に桃山文化を代表する建造物や庭園が数多く残されているため、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているお寺。
国宝や重要文化財が多く見られる境内は広々としているため、散歩を兼ねて参拝するのもおすすめです。
浄土真宗本願寺派の本山「西本願寺」
西本願寺は京都市下京区にある寺院で、浄土真宗本願寺派の本山。
実は「西本願寺」は通称。正式名称は「龍谷山 本願寺」といいます。
真宗大谷派の本山である「東本願寺」(正式名称「真宗本廟」)と区別するために、所在する位置から通称で呼ばれることが多いのです。
アクセスは電車であれば京都駅から徒歩15分弱ほど。
その他、バスでは「西本願寺前」「島原口」などの停留所からすぐ近くになります。
堀川通に面した「御影堂門」から境内へ。この門も重要文化財、この時点から国宝と重要文化財のオンパレードは始まっています。
阿弥陀堂(本堂)に御影堂… 西本願寺の境内は国宝と重要文化財のオンパレード!
境内に入ったらまずは手水を。
四方が開放された広々とした手水舎(ちょうずや)。
この手水舎も重要文化財だったりと、目にするもののほとんどが国宝や重要文化財。
東西42メートル、南北45メートル、高さ25メートルと壮大なスケールを誇る阿弥陀堂(本堂)。宝暦10年(1760年)に再建された歴史ある建造物です。国宝に指定されています。
靴を脱いであがれば内覧することも可能です。
阿弥陀堂と隣の御影堂は通路で繋がっています。朝は通路に陽が入り込んでくるため、歩いていると神々しくも感じられますよ。
阿弥陀堂の隣にある御影堂(ごえいどう)。寛永13年(1636年)に再建され、東西48メートル、南北62メートル、高さ29メートルと、本堂よりもよりスケールの大きな建築物です。
前には大銀杏もあり、なんとも絵になります。
御影堂も国宝指定。
内部は天井が高く豪華な造り。重要な行事はこの御堂で行われるということもあり、無数の椅子が並べられていることから大規模であることが感じられます。
境内を歩いていると目の惹く建築物がたくさんあります。
写真は国宝である「唐門」。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮らし門」とも呼ばれるそうですよ。そのように呼ばれるのもわかるくらい、豪華な装飾彫刻から目が離せなくなります。なんとも美しいですよ。
まとめ
上記の他にも、飛雲閣や白書院などの国宝に加え、多くの重要文化財が境内にはあります。僕らは朝の散歩を兼ねて訪れましたが、国宝や重要文化財をじっくり鑑賞したい方は時間をとって参拝したほうがいいですよ。
どこを見ても歴史の感じられる美しい建築物ばかりの西本願寺。京都旅行の際には、ぜひとも訪れていただきたいお寺です。
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