千葉館山での堤防釣りで先輩が釣り上げたヒラメ。
これが70cmの特大サイズ。血抜き後で3.3kgと、クーラーボックスにもギリギリなんとか入る大きなヒラメちゃんでした。
釣りから帰った後、先輩のご好意でそのヒラメを一緒にいただけることになりました。
いざ実食!と楽しむ前に、まずはさばかなくてはいけません。
とはいえ、ヒラメをさばくなんて初めて。しかも特大とあってもう四苦八苦です。
それでもいただいてみればやはりおいしい!釣れたて新鮮な刺身と寿司にしていただきます。
寝かせた方がおいしいのは間違いないですが、釣りたてのブリブリ食感の刺身を食べられるのは釣り人の醍醐味ですね。
肝は包丁で叩いて醤油に溶いて肝醤油に。
濃厚な肝の旨味と新鮮でクセのない身の相性はバッチリです!
千葉館山の堤防釣りで釣った70cmの特大ヒラメ
釣ったヒラメがこちら。先輩が小サバの泳がせ釣りで釣り上げました。
改めて落ち着いて見てみても、大きいのなんのって。
まさかこんなサイズのヒラメが堤防から釣れるなんて思いもしませんでした。
腹の面はこんなお姿。
調べてみると3.5kgで14,000円とかだったので、1万円は超える高級魚さん。素晴らしい。
詳しくは前回の記事を見ていただければと思うのですが、ボウズも覚悟するくらい釣れない日だったので、最後の最後にドラマが待っていた感じです。
釣ったヒラメをさばいてみる
さて、一日中釣りをした後で体力もわずか。
ほとんど寝ていないため早めにさばかないとこちらも意識が保てないわけですが、ヒラメなんてさばいたことがないためかなりドキドキしておりました。
金たわしを使って鱗を取り、その後、頭を落として内臓を取ります。
さすがに特大とあって骨も太い。なかなか頭が切り離せなくてしょっぱなから苦戦。
肝も立派なものが取れました。
肝醤油にして食べようと、軽く酒をふって冷蔵庫で保管しておきます。
「ヒラメは5枚おろしなはず」という記憶だけはあったので、帰るまでに車の中で調べた手順を思い出しながらさばいていきます。
中骨に身が残ってしまいますね。普通の魚を3枚おろしにするよりもやはり難しい!
皮を削いでみれば身はやはり綺麗。身が厚い上に脂がよくのっています。
さて、ここまでくればあとはおいしくいただくだけです。あー、楽しみ。
いざ実食!釣りたて高級魚ヒラメの刺身の味はいかに
釣りたてヒラメのフルコース。
急いで作ったのと意識朦朧だったのもあって出来はイマイチですが……。
ま、ものがいいから大丈夫でしょう。
まずは刺身から。
薄造りにしたかったのですが、うまくできずに厚めの仕上がりになってしまいました。
刺身は肝醤油につけていただきます。
肝は包丁で叩き、醤油に混ぜました。新鮮で大きな肝は量もたっぷり。
刺身を一口食べてみると、ものっすごいブリブリの食感。
肝醤油の濃厚な旨味と新鮮でクセのない味の身の相性は◎。ただ、寝かせてから食べたほうが身の旨味は強くなりそうです。
妻が刺身をにぎり寿司に、中落ちのたたきを軍艦巻きにしてくれました。
素人なので見た目はご愛嬌。
こちらにも肝醤油をたっぷりとつけてぱくり。
釣ってすぐに食べるのであれば中落ちのほうが甘みがあっておいしいですね。これは幸せ。
実は先輩はカワハギも釣っていました。
そのカワハギの肝でも肝醤油を作ってヒラメのものと食べ比べてみましたが、肝醤油ではやはりカワハギのほうがおいしいですね。
ヒラメのほうは肝刺しにしても良かったかしら。
なかなかヒラメをさばく機会はなさそうですが、次回は肝刺しを試してみようかと思います。
まとめ
先輩が釣ってくれたおかげで、釣りたての高級魚ヒラメを堪能することができました。
釣りたてのヒラメを食べるのは人生で初めて。なかなかこんな機会ないですよね。
アラと冊を分けてもらったので、そちらは翌日自宅でゆっくり食べることに。
1日寝かせたヒラメは旨味が凝縮されてとにかく美味。
薄造りとお茶漬けにして美味しくいただきました!
……追記
ヒラメはその後の釣りでも釣れたりしていますが、釣り味はそれほど良く無くともなんと言っても味が良いので嬉しいお魚(笑)
今後もサーフ諸々で釣っていきたいです!