妻との台中旅。
2日目は台中第二市場で朝食をとると、妻が行きたいと前々から言っていた場所へと向かうことにしました。
向かったのは近年台中で人気という、古い建物を改装しておしゃれスポットとしたリノベーションスポット。
その中でも代表的という「綠光計畫(Green Ray)」と「審計新村(Shen Ji New Village)」に訪れてみることに。
台中駅近くの第二市場から歩くこと30分ほど。
台中駅周辺の中区の台灣らしい雑然とした雰囲気とはまた違い、目的地のある西区は綺麗な建物が多く木々も豊かでおしゃれで精錬された雰囲気。女性に人気のあるエリアと聞いていたのが納得できる感じです。
妻に任せっきりで調べもせずに訪れたため、どんな所か想像もできないままでしたが、綠光計畫(Green Ray)・審計新村(Shen Ji New Village)どちらもデザインが面白くアーティスティックな雰囲気もあるので、インスタ映えするような画ばかり。
ショップが並んでいるのでショッピングするのも良いですが、ただ歩き回るにも楽しい場所ですよ。
おしゃれリノベーションスポットが多くある通り「中興街」へ
綠光計畫(Green Ray)・審計新村(Shen Ji New Village)があるのは台中の西区というエリア。
台中の中心地である台中駅があるのは中区なので、若干離れた場所にあります。
台北と違い台中には地下鉄が無いので移動はバスやタクシーなどの車になりますが、僕ら夫婦は旅先で歩くのが好きなので目的地まで歩いて向かうことに。
台中に来てからすっかり気に入ってしまった第二市場で朝食を食べてからのスタート。
第二市場があるのは台中駅近く。歩いて30分ほどの道のりでした。
台灣大道をひたすらに北西に進んで行き、英才路で南下。目的地周辺のエリアに着きました。
英才路は南にまっすぐと伸び、英才路と公益路に挟まれた場所は公園になっています。道沿いには木々やベンチが並び、散歩するにも気持ちの良い所です。
ちなみに、英才路・公益路をしばらく南下したところに、国立台湾美術館があります。
美術館にも行ってみたのですが、無料でクォリティーも高く面白かったので、次回紹介しますね。
さて、目的の綠光計畫(Green Ray)や審計新村(Shen Ji New Village)があるのは”中興街”という通り沿い。
公益路の西に平行に伸びている通りです。
さほど広くない中興街。この通り沿いにリノベーションスポットが点在しています。
綠光計畫(Green Ray)や審計新村(Shen Ji New Village)以外にもリノベーションされた建物を見ることができます。
残念ながらこの日はお休みのようでしたが、写真の建物は本屋さん。かわいらしい外観ですよね。
綠光計畫(Green Ray)
さて、最初に訪れたのは綠光計畫(Green Ray)。
住所は台中市西區中興一巷2號~26號。
目印は緑の多さ。細い道を覗き込んでみると緑豊かなので綠光計畫(Green Ray)だとわかりやすいかと思います。
さて、綠光計畫(Green Ray)ですが、元々は水道局の宿舎だったそう。
12棟の建物を再生したリノベーションスポットは、その名の通り緑と古い建物が共存した素敵な場所となっています。
通りは短い通りなのですが、綠光計畫(Green Ray)にある店はどれもおしゃれ。
店は雑貨店やカフェがメインで、訪れる人を見ても若い女性が中心。画的に綺麗なところばかりで、写真を撮る人が多くいます。
建物のガラス面に表示されたフロアマップ。
綠光計畫(Green Ray)には2階にもショップがあるので、くまなく見てみると楽しいです。
木々や花が多く植えられた空間は歩いているだけで気分が良いものです。
店に置かれている雑貨などの商品はかわいらしいものが多く、女性に人気だというのが納得できる場所でした。
入口にはこんなマップが。
このエリア周辺には綠光計畫(Green Ray)のようなリノベーションスポットやクリエイティブスポットがいくつもあるようです。散策するのが楽しくなるエリアですね。
審計新村(Shen Ji New Village)
次に訪れたのが審計新村(Shen Ji New Village)。
こちらは綠光計畫(Green Ray)よりも敷地が広く、通りというよりこの区画一帯がリノベーションスポットとなっています。
住所は台中市西區民生路368巷4弄8號。
綠光計畫(Green Ray)から中興街を南下していき、民生路という通りと突き当たったところのエリアにあります。
審計新村(Shen Ji New Village)は公務員宿舎を改装して造られたリノベーションスポット。
古い建築の要素が随所に残しつつ、現代の感性を加えてリノベーションされたショップが並びます。
綠光計畫(Green Ray)よりもアーティスティックな雰囲気が強く、売られている商品も手作り品が中心。
ふと我に返ると台中にいるのを忘れてしまうような空間です。
ショップで売られている商品の種類は様々。
雑貨や陶器・靴などのクリエイターグッズが店に並びます。
店の中を巡っても、店の外をのんびりと歩いていても面白い審計新村(Shen Ji New Village)。
こちらでもインスタ映えするような画が多く見られます。
審計新村(Shen Ji New Village)にも1階だけでなく2階のフロアがあります。
木張りの床が広がる2階のフロア。
2階でオープンしている店はほとんどありませんでしたが、これがまた良い雰囲気なので散策してみることをオススメしますよ。
中はすっからかんですが、店の窓を見ているだけでもなんだか洒落ていて面白いのです。
ショップだけでなく、建築物を見ているだけでも楽しい審計新村(Shen Ji New Village)。
全体的なところだけでなく、ディテールをよくよく見てみるとすごくアーティスティックだったり。
審計新村(Shen Ji New Village)の全体像をおさめるのに絶好のフォトスポットも2階。
地上を歩いていた時とはまた違う見え方で面白いです。
別の棟にも階段があり2階にショップがあったりします。
見つけづらい店も探すように審計新村(Shen Ji New Village)の中をくまなく巡ってみるのも楽しいですよ。
審計新村(Shen Ji New Village)にあるカフェ「OZOTWO」で一息
審計新村(Shen Ji New Village)をグルグルと巡っていると、妻も僕もバテてきました。
というのも、11月中旬にも関わらず、この日も23℃。歩いていると暑くてすぐに喉が乾くくらいです。
ということで、散策を終えた段階で、審計新村(Shen Ji New Village)に入ってすぐから気になっていたカフェ「OZOTWO」で一息つくことに。
赤がベースカラーのおしゃれな店で、外観もおしゃれですが内装も素敵ですね。
暑かったので、指差し注文でアイスコーヒーを注文。
こんな感じのお店だったので、感覚的に英語も通じるだろうと話かけてみるとスタッフさんは台湾語オンリー。全般的に、台北と比べると台中は英語が通じませんね。
アイスコーヒーの他にもアイスクリームが売られています。アイスクリームを食べて休憩するのも良さそうですね。
窓際の席を確保して、アイスコーヒーをいただきます。
アイスコーヒーは薄く味は正直いまいちでしたが、おしゃれな風景を眺めながらのひと時はなかなか心地良いものでした。
こういう時のためにこっちの言葉も少しは覚えておきたいものですね。
「濃いめで」とか言ってみたい。
まとめ
台中旅の途中に訪れたリノベーションスポット、綠光計畫(Green Ray)と審計新村(Shen Ji New Village)。
それぞれの距離が近いので、合わせて訪れることをオススメしますよ。
古い建物と原付バイクが並ぶ台湾らしい雑然とした雰囲気も好きですが、こういうクリエイティブな雰囲気も良いですね。
しかも、リノベーションということで、古い建物の良さを残しているところが魅力的で共感できます。
台北から訪れる人も多いという綠光計畫(Green Ray)や審計新村(Shen Ji New Village)。
台中駅から若干距離がありますが、散策するだけでも楽しいので旅行でオススメの場所ですよ。
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