湿度が一気に下がり、気温は高くも秋を少し感じる風が吹き始めた夏の夜。
心地良い夜風に誘われつつ、缶ビール片手に向かったのは幕張メッセ。目的は、ソニックマニア2018です。
久しぶりに行ったソニックマニアなわけですが、今回はのっけから楽しませてもらいました。
最初に見た、Dorian Conceptのライブが今回のベストアクト。最高でした。
しかもDorian Concept本人と少しですが話せたりもして、フェスの醍醐味を味わった感じ。
酒を飲んで踊って、音楽と酒でふやけた身体が心地良い夜。いい夜になりました。
ソニックマニア2018が開催される幕張メッセへ
8/17(金)の夜より、オールナイトで開催されるソニックマニア2018。
20時OPENで、22時から各ステージでライブ開始ということで、当日は仕事もほどほどによく寝て、夜遊びのために体調を整えておいたのでした。
そんな状態だったので、自宅を早めに出発。
最初の目的は22:30から始まるDorian Conceptのライブ。友人が最寄りの海浜幕張駅にくるのが22時前ということだったので、京成幕張駅からのんびりと幕張メッセまで散歩することに。
前日より湿度が下がり、まだ気温は高いながらも秋っぽい風が吹き始めた夜。
夜風を心地良く感じながら、缶ビール片手にご機嫌に幕張メッセへと向かいます。
途中イトーヨーカドーでビールを調達したのですが、COEDOの鞠花を見つけたことで機嫌が一気に良くなりました。
外遊びにぴったりのビール。
そんなこんなで、すっかり酔っ払った状態で先輩と合流。
幕張メッセを目指す人の流れに紛れて入口へと向かい、チケットを渡して入場したのでした。
Dorian Concept→THUNDERCAT→MY BLOODY VALENTINE→FLYING LOTUS→電気グルーヴと巡ったソニックマニア2018
入場するとまず目を惹かれたのは映像が映し出された巨大なミラーボール。
一気に高まるパーティー感。京成幕張からの道筋が静かで暗かったりしたので、ギャップでより華やかに感じます。
入口近くの壁に貼られたタイムテーブルを見て、この日の予定を軽く想像。
とりあえずまずはDorian Concept。その後は食事したりしてゆっくりして、THUNDERCATから再始動かな……といったところ。
ステージはMOUNTAIN STAGE・SONIC STAGE・RAINBOW STAGE・elrow STAGEと4つありますが、RAINBOW STAGEメインで、あとはMOUNTAIN STAGEで遊ぶ形になりそう。
ステージに向かうこの時間。
フェスにどっぷり浸る前のこの時間が意外と楽しい。ワクワクしつつ、気持ちは急いていたり。
OFFICIAL BARでドリンクチケットでビールを調達して、いざRAINBOW STAGEへ。
酒と音楽を楽しむ時間の始まり始まり。
RAINBOW STAGEに着いたが22:10頃。
Dorian Concept前にパフォーマンスしていたのはJAMESZOO。
あくまでもDorian Conceptが目的なので、この間にトイレ済ませたり新たに酒を調達したり、友人と合流したり。
万全の状態でDorianの登場を待ちます。
22:30ちょうど。Dorian Concept登場!
ライブを見るのは初めて。映像で見ているとその超絶技巧に目を奪われるわけですが、ライブになってDorianが作り出す音に身体が包み込まれるとかなりダンサブル。あっという間に作られたクラブのように皆が踊る空間。
ウィーン生まれでクラシック出身だというDorian Concept。
即興性満点の遊び心が感じられるパフォーマンスに思わずにやけてしまうくらい。時にかわいらしさすら感じられるメロディに心を奪われつつも、パワフルでエネルギッシュなライブに完全に魅了されました。終盤のJ Buyers辺りとか、嗚呼まだ終わらないで!と心で願ったくらい。
正直なところ、Dorian Conceptのライブを見た後に、かなり満足しちゃってました。これ以上ってあるかな、と。
その後喫煙所でのんびりしてから移動していると、缶ビール片手に一人で歩いているDorianを発見。
話しかけてみると物腰柔らかくすごい良いお方。こんな穏やかな方があんな大勢を踊らせるなんて……素敵。気付けばこちらは完全に日本語で終始話していたのですが、先輩との2ショット写真撮影にも応じてくれて、人柄にも惚れてしまいました。
多くの人がNINE INCH NAILSを見にいっているだろう時間は休息。
食事して酒を飲んで再出陣に備えます。
向かったのはTHUNDERCATのライブ。こちらも映像でしか見たことが無く、楽しみにしていたのです。
が、始まってしばらくしたところで遅れて合流の友人から連絡があり入口へ。
チケットを僕が持っていたので、渡さなければならなかったんですよね。
友人と合流後、THUNDERCATは人が多かったので、これから開演のMY BLOODY VALENTINEを見に行くことに。
しばらくしてフラッとマイブラの元を去り……。
FLYING LOTUSのステージへ。
こちら3Dメガネが配られていて、ステージ上の映像が3Dになっているという演出。
FLYING LOTUSを8割ほど見たところで、踊りたくなって電気グルーヴの文字が頭に浮かび始めます。
ということで、RAINBOW STAGEを抜けてMOUNTAIN STAGEへ。この2ステージを行ったり来たり。
そしてやっぱり安定の電気グルーヴ先生。楽しく踊ってソニックマニアを締めくくり。
結局、Dorian Concept→THUNDERCAT→MY BLOODY VALENTINE→FLYING LOTUS→電気グルーヴという結果。
初っ端だったけど、Dorian Conceptがこの日のベストアクト。
帰り際にトイレに行った友人を待っていたら、「待ち合わせも外でしてください」とスタッフの方。
それだとはぐれてしまうなぁ……と困っているところに、アジアンフードをだしていた店のスタッフさんが近寄ってきて「大丈夫!ただ!」と言って弁当を手渡してくれました。
カオマンガイかしら。余りなのでしょうが嬉しい。
八角が効いていておいしく、駅まで向かう帰り道に友人たちと歩きながらまわし食いさせてもらいました。良い思い出になりそう。
まとめ
おそらく強く記憶に残るのはDorian Concept。
そんなソニックマニア2018でした。
踊っている時や喫煙所で休んでいる時なんかは、地面はコンクリじゃなく土がいいなぁとか思いましたが、それでも友人と音楽聴いて踊りながら酒を飲むのはなんとも楽しい。改めてそう思った夜でした。
朝は眠たい目を擦りながら、音楽と酒でふやけた身体を引きずって帰宅。
いい夜だった、なんて思いながら。
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