和食には不可欠な調味料、醤油。
日常的に特に意識もせずに食事で使っている、日本特有の調味料。
あ、醤油好きなんだ、自分……と気付いたのが、高校出てすぐに留学したアメリカでの生活中。
それまでは当たり前で気にもしていなかった醤油ですが、留学先の学校近くのスーパーで買ったソイソースの不味さに、日本での食卓に何気無く登場していた醤油のおいしさを痛感し、自分が醤油好きなことに気付いたのでした。
それからというもの醤油には興味があり、国内の旅先では土産として各地の醤油を選んでみたり。
普段使うもののクオリティを上げることで、生活がランクアップすると言いますか。気分が良いわけです。
そんな醤油の中から今回見つけたのが「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」。
ショッピングモールなどに店舗を構えるサンクゼール(久世福商店)の商品で、ネットショップからも購入可能です。
どうやら、かけ・つけ・煮つけで使える万能濃口醤油のよう。
この樽仕込み醤油を使って、醤油を堪能する料理を作って食べてみます。こだわり醤油の宴。
醤油発祥の地”和歌山県湯浅町”の醤油「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」
日本最大の半島”紀伊半島”の西側に位置する和歌山県。
同県の有田郡にあるのが、湯浅町。
「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」はその湯浅町で作られた醤油。
ネットショップではギフトとしてもおすすめされているだけあり、シンプルで素敵なフォルムです。
杉樽で醸造された濃口醤油。原材料はすべて国産の大豆・小麦・食塩を使用。
湯浅町は醤油発祥の地と知られているそう。醤油が好きと言っておきながら、今回初めて知りました。
魚の煮付けにしようとスーパーに行ったところ、イナダのアラが売ってあったので購入。
臭みを抑えるために、あらかじめ血の塊を取り除き、湯引きしておきます。
続いて、煮付け作りに肝心な調味料合わせ。
フライパンに水・砂糖・酒を投入し混ぜ合わせ、「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」を注ぎます。今回は醤油の味を楽しみたかったので、みりんなどは加えないで最小限の調味料としました。
そこにイナダと大根を加えます。ブリ大根ならぬ、イナダ大根。いなだいこん。
生姜のスライスを加えて煮込みます。煮立ってきたら、落し蓋をして弱火で煮て完成。
万能醤油のかけ・つけ・煮つけを堪能!イナダのアラの煮付け・刺身・冷奴…卵かけご飯
ということで完成しました、「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」を堪能するための料理。
万能醤油のかけ・つけ・煮つけを楽しみます。
まずはオーソドックスな”かけ”から。
かけ醤油が合う料理の代表格、冷奴です。
考えてみれば大豆に大豆をかけているわけで、当然ながら相性は抜群。
特筆すべきは杉樽で1年~2年熟成させていることでの醤油の旨味と香り。シンプルがゆえに醤油の味を楽しめます。
続いて”つけ”。これはやっぱり刺身でしょう、ということでイナダの刺身です。
うん、これもおいしい。和歌山県湯浅町、醤油発祥の地の醤油ということでこれぞ醤油という大豆の旨味。
最後にイナダのアラの煮付け。
味が馴染むのを待つこともせずいただいたのですが、濃口の醤油がしっかりと魚に味をつけてくれています。魚の旨味と醤油の旨味の融合、ダブルで旨し。
醤油がしみた大根もおいしい。
かけ・つけ・煮つけのどれでもおいしい万能醤油ということは間違いないですが、個人的には煮付けがNo’1。おすすめです。
まとめ
醤油発祥の地、和歌山県湯浅町で作られた「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」。
かけ・つけ・煮つけで使える万能醤油でございました。日々の食事で重宝しております。
おいしい醤油が手に入ると、その醤油に合う料理は何か考えるのでも楽しめちゃいます。
冷奴に続き、ダイレクトに醤油の味を楽しめるのはやはり卵かけご飯ですかね。「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」をチョロっとかけた卵かけご飯も美味でございます。
朝は卵かけご飯、夜は煮付け。
色々な料理で楽しめる「和歌山・湯浅の樽仕込み醤油」。オススメです。
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