千葉内房での釣りのあとによく立ち寄る君津PA。
目的は朝に行くと開かれている野菜直売所。
トイレ以外には施設の無い小さなパーキングエリアですが、朝まずめまでの釣りの後に仮眠も兼ねて立ち寄ると小さな野菜直売所が開かれています。
この直売所で売られている野菜は新鮮で、パワーがみなぎっている感じ。食べるだけで元気をもらえます。
さて、先日の釣りの後もその直売所に立ち寄ったのですが、食べたことはもちろん、見たことも聞いたこともない野菜が売られておりまして。
それが”おかわかめ“。
野菜なのにワカメ。ネーミングからして気になる子。
君津PAの野菜直売所で買った新鮮野菜
千葉内房への釣行。
夜から朝までの釣りが好きなので、朝方に納竿して帰路につきます。
ただ、そのまま帰ろうにも睡眠不足なので、一度サービスエリアで仮眠してから帰ることにしています。
そのついでに、君津PAであれば野菜を買って帰る流れ。
今回は、水菜に空芯菜・とうがらし、それから”おかわかめ”を購入。柿はサービスでいれてくれました。嬉しい。
“おかわかめ”ってイッタイナンナノ
さて、こちらが”おかわかめ”。
これまで見たことがない野菜。オカワカメという言葉ですら、耳にするのが初めてでした。
ということで直売所で野菜販売をしているおかあさんに「オカワカメってなんですか?」と聞いてみたところ、「湯がいて食べるとワカメみたいだからオカワカメって呼ぶみたいですよ」とのこと。
ほぉ〜それは食べてみたい、ということで購入してみたのでした。
さて、自宅に戻ってからよくよく見てみると、団扇型の葉っぱ。厚みがあり、固めです。
触り心地は普通の植物の葉と同じで、ワカメらしさは全くありません。
調べてみると、オカワカメの正式な和名は「アカザカズラ」。つる性植物の葉のようです。
別名「雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)」とも呼ばれる、栄養たっぷりの食材とのこと。
一般家庭でも、プランター栽培すれば緑のカーテンにもできるそう。
我が家では毎年ゴーヤを育てていますが、来年は苗を探してオカワカメも育ててみようかしら。
オカワカメをゆがいておひたしにするとワカメ食感でおいしい!
どうやら大分県中津市なんかでは大規模栽培されているようですね。
こっちでは流通していないってことなのかしら。スーパーや八百屋で見かけたことないですね。
さて、そんなオカワカメをゆがいて食べてみることにします。
直売所のおかあさんのアドバイス通り、さっとゆがきます。
湯きりの際につまみ食いしてみるとびっくり。
葉自体が茹でたホウレンソウのように柔らかくなり、粘りがでて本当にワカメのよう。
シンプルにかつお節をかけて醤油を垂らしていただきます。
ちなみに、湯がく時間があまりに短いと若干青臭いようなので注意が必要です。
食べてみればおいしいんですよ、オカワカメ。
醤油とかつお節との相性◎です。
ワカメっぽいですが、100%ワカメと同じではないですね。
ワカメとの違いは、ネバネバの粘り気がオクラなどに感じられる野菜のそれであること。表現が非常に難しいですが。
まとめ
我が家の食卓に初めて登場したオカワカメ。
立派におかずの一品となりました。
ネバネバ系の野菜が好きだということもあるのですが、結構気に入りました、オカワカメ。
食卓に並べるのも良いですが、酒のつまみにしても良さそうです。
コメント