千葉への小旅行。
目指すは安房郡鋸南町と富津市の境に位置する山「鋸山」です。
鋸山全体が日本寺の境内となっており、日本寺大仏・地獄のぞき・百尺観音・東海千五百羅漢などの見所も多数。
近くに釣りにはよく出かけているものの鋸山を訪れるのは初めて。行ってみれば、なるほど人気があるのが納得できる場所なのでした。
さて、鋸山を巡った時のことは今後綴っていくとして、今回は鋸山に訪れる際のオススメのアクセス方法についてまとめます。
車でのアクセスであれば、鋸山登山自動車道を使って山頂まで行ったほうが便利で安価なのです。
鋸山山頂へのメインアクセス方法はロープウェイ。しかし、このロープウェイが混むのです。
ロープウェイ駅前の駐車場待ちで、渋滞が起きたりするくらい……。
その状況を以前から見ていたので、今回はロープウェイを利用せず、鋸山登山自動車道で山頂へ。
おかげでストレスもなく気持ち良く観光できましたよ。
鋸山山頂へ向かうロープウェイは混雑!渋滞も発生
東京から車で千葉県富津市を目指します。
富津市には釣りでよく行くのですが、観光で訪れるのは初めて。
前々から気になっていた鋸山を訪れます。
富津館山道路を館山方面へ南下。
富津金谷ICで降り、右折して国道127号(内房なぎさライン)に入りそのまま真っ直ぐ進んで行くと、「←鋸山ロープウェー」という赤い看板が見えてきます。
左折すればロープウェイ駅があるのですが、ここは無視して内房なぎさラインをそのまま真っ直ぐに進んでいきます。
車でのアクセスでは無い場合は、最寄り駅のJR内房線浜金谷駅から歩いてこのロープウェイ駅に向かう形になります。
ちなみに、ロープウェイ入口の逆側は金谷漁港。釣り人に人気の場所です。アジとか釣れます。釣りしたい。
さて、なぜロープウェイを使うのをオススメしないかというと、ズバリ混むから。
上の写真は帰り道に妻に撮ってもらった昼過ぎの内房なぎさライン。ロープウェイ入口へと向かう車で混雑するのです。1車線ということもあってもはや惨劇。
実はこれまでも鋸山のことは気になっていたのです。
が、この混雑ぶりを釣りにきた際に目にしていたこともあり避けていたのでした。性格上待つのとか好きじゃないのです。
ということで、今回オススメするのはロープウェイを使った鋸山へのアクセスではなく、鋸山登山自動車道を使ったアクセスです。
鋸山登山自動車道で鋸山山頂へ!
鋸山登山自動車道に入るには、ロープウェイ入口を通り過ぎて内房なぎさラインを進んでいきます。
しばらくすると明鐘トンネルがありますが、そのトンネルを抜ければすぐ左手に鋸山登山自動車道の入口があります。
入口で料金を支払って鋸山登山自動車道に入ります。料金は普通車1,000円。
ちなみに、ロープウェイの料金は以下。
- 大人:片道500円、往復930円
- 子供:片道250円、往復450円
車で大人2人以上なら、鋸山登山自動車道を使ったほうが得ですね。
全長2.66 km。
整備された鋸山登山自動車道を頂上まで車で進んでいきます。
短いですがトンネルなんかもあったりして雰囲気十分。
それぼど急勾配ではないので走りやすい登山道です。
結構な高さを登っていくので、景色はなかなかのもの。
ちょっと前に、CMで近藤真彦さんがこの道を日産のエルグランドに乗って走っていましたね。2006年公開のアメリカ映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」のロケ地でもあるようです。観たことはないですが。
山頂駐車場から百尺観音・地獄のぞきへ
こちらが終点の山頂駐車場。
駐車料金はかからず、120台ほど駐車できる広さがあります。
途中にも駐車場(大仏口)がありますが、まずはここまで来ることをオススメ。
山頂駐車場は西口管理所前にあるので、鋸山山頂の百尺観音や地獄のぞきまで楽に行けます。
管理所から先に入るには大人600円の拝観料がかかります。
大仏口駐車場から日本寺大仏・東海千五百羅漢へ
百尺観音や地獄のぞきを観光した後は、車で移動して、鋸山登山自動車道の途中にある大仏口駐車場へ。
こちらも駐車料金はかかりません。
山頂駐車場ほど広くないですが、駐車場前にある大仏口管理所から入れば日本寺大仏や東海千五百羅漢を巡りやすくなります。
ちなみに、拝観料を支払った際に受け取ったチケットを見せれば、そのまま中に入れますよ。
この方法であれば、日本寺の境内にある見所へとアクセスしやすいです。
ロープウェイの場合、駅が山頂にあるので、一通り巡ったあとに山頂まで登らなくてはいけないのでそれなりに大変なんですよね。
車でのアクセスであれば、鋸山登山自動車道を使って山頂まで行ったほうがロープウェイほど混まず、便利で安価に利用できるのでオススメですよ。
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