台湾を感じられる店内、料理。
海外への旅行ができない時代……良い店に出会いました。
茨城県鹿嶋市にある「手作り餃子の劉さん」。
大通りに面しているわけではなく、カウンター席のみの小さなお店。台湾出身の方が切り盛りされています。
注文したのは台湾駅弁・魯肉飯(ルーローハン)、そして餃子。
ボリュームたっぷりで満足のいく料理の数々。
台湾を感じる店内の雰囲気を楽しみながらの台湾料理。
旅がしづらい現在、こういったお店に出会えるのは嬉しいものです。
調理してくれるのは温かい笑顔のお母さん。
勝手にそう呼ばさせてもらいますが、温かい人が作る料理は気持ちもほっこり。通いたくなるのです。
茨城県鹿嶋市にある台湾料理店「手作り餃子の劉さん」
妻と時々旅行に行っていた台湾。
最後に行ったのは……と調べてみると、もう5年近く前でした。寂しいですねぇ。
久しぶりに行きたいねという話にはなるものの、このご時世だとなかなか。
旅がしづらい世の中になってしまいました。
そんな中出会ったのがこちらのお店、手作り餃子の劉さん(りゅうさん)。
大通りに面しているわけではなく、店も大きくはないので通り過ぎないように注意。
こちらの看板が目印。
「客よし・味よし・仲よし」とのこの言葉、この店を訪れた後に見た時にはすごく納得。
電話番号 | 090-4536-1178 |
住所 | 茨城県鹿嶋市須賀1340-9 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 水曜日、第2・4火曜日 |
台湾気分を味わえる!気さくなお母さんとの話が楽しみながら料理選び
どんなお店なのかな……とワクワクしながら店内へ。
入口を入ると「いらっしゃいませ!」とお母さんが中へと誘導してくれます。
先に何人か店に入っていきましたが、どうやら餃子の持ち帰りだったようですぐに帰っていきました。
店名に餃子が入っているだけあって、やはり餃子が人気のようです。
店内はカウンター8席ほど?の小さなお店。
ご亭主は外出中とのことで、お母さんお一人で切り盛りされていました。
台湾の雰囲気を感じる店内。
お母さんがとても気さくな方で、話が盛り上がります。
最初は餃子のみ提供していたのが、客からの要望でメニューが増えてきたのだそう。
さて、料理は何にしましょうかね。
やはり看板メニューの餃子は外せないでしょう。
焼餃子にライスセットなんてのも良いですねぇ。
魯肉飯(ルーローハン)!いいですねぇ。
土日限定ですが、台湾駅弁や麺もの・台湾粽(チマキ)なんかも。
メニューは決して多くないですが、魅力的な料理ばかり。
妻と2人だったので、それぞれ別のものを頼んでシェアすることにしました。
- 魯肉飯(ルーローハン)
- 台湾駅弁
- 焼餃子
をオーダー。お母さんが調理してくれるのを眺めつつ、台湾を思い出しつつ……料理を待ちます。
焼餃子
まずは店名ともなっている餃子。
焼餃子二人前、770円(税込)。
羽つきでおいしそうな餃子の登場です。
薬味におろしニンニクやラー油。
自家製と思われるラー油がコクがあっておいしいです。
さて、一口。パリッとした歯触り、その後中の餡の味が伝わってきます。
この餃子、好みです。余計なことをしていない感じ。
噛んだら中から肉汁がジュワーっていうタイプの餃子じゃないです。また、ニンニクやショウガがたっぷりってものでもない。
化学調味料で旨み足している感じもない。
素材の味が素直に伝わってくる餃子。
表現としては”やさしい”。癖が無く食べやすい餃子です。
スープとの相性が良さそうなので水餃子も気になりますね。
次は水餃子も食べてみよう!
魯肉飯(ルーローハン)
台湾料理と聞くと思い浮かぶのがルーローハン。
ルーローハンが食べられるのは嬉しい。
大きめのお椀に盛られてきました、ルーローハン!660円(税込)。
そうそう、こうやって漬物とか色々のってる感じが良いのです。ワクワクする。
味は、おいしいです。ボリュームもたっぷり。
日本人の味覚にあわせてでしょうか、八角なんかの香りは抑えめ。
しっかり固めの煮卵なんかも台湾を感じるポイント。
毎週食べにくるお客さんもいるとか。わかるわかる。
台湾駅弁
「台湾の人気 駅弁」と書かれていた通り、台湾だと駅弁が楽しいですよね。
現地でも食べたなぁなんて思い返しつつ、こちらの駅弁はどんな感じか期待して待っていると……。
ステンレスの丸型弁当箱に入って登場!
台湾駅弁、1,100円(税込)。スーラータンもしくは野菜スープが付いてきます。
これまたワクワク。蓋をゆっくりと開けてみると……。
すっごい量の唐揚げ!しかもでかい!!
この弁当箱、通常のどんぶりよりもずっと大きいんですよ。
その中に大きな唐揚げがこれでもかと詰まっているのでインパクトがすごいです。圧倒される。
やわらかくジューシーな唐揚げ。
衣サクサクでおいしい!
唐揚げの下にご飯があるのかな?と見てみると二段になっていました。
1段目にぎっしりとご飯。野菜の炒め物が添えられています。
ここからは唐揚げ→ご飯→唐揚げ→ご飯……のループ。たまらない、これは旨い。
二種類から選べるスープはスーラータンにしました。
酸っぱ辛いスープが口の中をさっぱりさせてくれるので、唐揚げが毎度おいしい(笑)
また腹ペコにして食べたい、台湾駅弁。
台湾を感じられる店内・料理、そして気さくなお母さん。
お母さんのご両親は台湾で料理店をしているそうなのですが、やはりこの状況で帰れていないそう。早く元の世界に戻ってほしいですね。
我々はお母さんのおかげでほっこりと気分良く、満腹も相まって幸せな気分で帰宅。
「また来させてもらいますね!」とさらっと口に出てしまうお店でした。また行こう。
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