伊勢海老の捌き方は簡単!伊勢海老料理・刺身&マヨ焼きが絶品

釣り飯

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人生で初めて贈り物としていただいてしまいました、伊勢海老
知り合いの方からのご厚意。これまた人生で初めてとなりますが、自分の手で伊勢海老を捌いてみました

んー、伊勢海老なんて以前いつ食べたのかも記憶に無いくらいの高級食材。
焼いた小さな伊勢海老を旅館で食べたことがあるのですが、正直なところ他の海老のほうが美味しいと感じたことが記憶に残っておりまして……。

それが今回は、新鮮な生きた伊勢海老を丸まんま好きな調理方法で食べられるわけです。
自分の手で伊勢海老を捌くのは人生で初めてですが、頑張って捌いてお造りにすることに。やっぱり新鮮なものは刺身でいただきたいですからね。

初めてでしたが、捌き方は簡単。
魚よりもお手軽に捌けますね。手も汚れないですし。

お味はと言うと……新鮮な伊勢海老の刺身はもう絶品!甘くとろけるような旨味がもう……たまらない。
一口食べた瞬間に、以前食べた伊勢海老の印象なんて吹っ飛びました。食材は良い状態で食べたものを評価しなくてはいけないですね。

2尾いただいたので、1尾は活き造りにして1尾は冷凍保存しておいて新年にマヨネーズ焼きにしていただきました。
焼いても伊勢海老の凝縮された旨味は健在。最高でした、伊勢海老。

高級食材の伊勢海老が我が家に届いた……

伊勢海老を買う……なんてことは我が人生で起こり得ないこと。
というか、思い立つことさえ無かったはずです。

正直、伊勢海老なんて高い割にそれほどおいしいものだと思っていなかったのです。
以前旅館で食べたボソッとした焼き伊勢海老のイメージがどうにも強く記憶として焼き付いてしまっていたので。

それがジャジャーンとばかりに我が家で実際にその姿を見ると気持ちが変わります。
贈り物としての想いも嬉しいですしね。

30cm近い伊勢海老!
千葉県の房総半島で捕れたものとのことです。

めでたい席などで登場することの多い高級食材の伊勢海老。
どれほどおいしいものか、この新鮮な伊勢海老で味わってみたいと思います。これもご縁、気合い入れて調理していきますよ。

伊勢海老の捌き方!意外と簡単で驚き

さてさて、人生で初めての伊勢海老捌き。
これでいくらほどなんでしょうね……捌く手もおのずと慎重になります(笑)

捌く前に伊勢海老をしばらく氷水に浸けて、仮死状態にしておきます。

まず、頭の付け根と胴の間に包丁を入れ、背から腹側まで切り離します。
透明な膜を切る形になります。

ちなみに、伊勢海老にはあらゆるところに棘があるので、手の怪我には注意。
軍手をすると良いようですよ。僕はその痛みも感じながら捌きましたが(笑)

切り込みが入ったら、頭と胴を持ってひねりながら抜き取ると写真のように綺麗に切り離せます。
ここで一息。ふぅ、なんとかうまくいった(笑)

ここからは胴を捌いていきます。
胴の腹を上に向け、殻と腹の付け根に 両脇からハサミで切り込みを入れます。

透き通った美しい身が姿を現してきました!素敵。

続いて、殻に沿ってスプーンを入れていくと身が殻から綺麗に剥がれます。身に付いている背わたと薄皮を取り除けば、ほぼ完了。
殻は捌いた身を入れる器にするのでとっておきます。

さらに身を氷水で洗い、好みの大きさに切れば刺身の完成!
伊勢海老を捌くのは初めてでしたが、手順さえわかれば捌くのは簡単ですし、まな板も汚れないので良いですね。

伊勢海老のお造り(刺身)は絶品!頭は鍋にすると出汁がすごい!

こちらが完成した伊勢海老のお造り
新鮮な伊勢海老を捌いてすぐに刺身でいただけるなんて嬉しい限り。

捌いた身は、尾のついた殻に入れて姿造りにしました。
伊勢海老の魅力はこの豪華絢爛な見た目にもありますよね。絵になりますなぁ。

さて、肝心のお味ですが……いやこれはおいしい。
正直、伊勢海老ってこんなにおいしいんだと衝撃を受けました。

身は新鮮そのもので他の海老の刺身より歯応えがあるのですが、噛んでいると口の中に広がるまったりとした甘味と旨味。もっと楽しみたいと思ったところで口の中から溶けるように消えていきます。

名残惜しい気分になるのですが、口の中に残る旨味…余韻でまた楽しめる至高のお味。たまらんです。
その余韻を日本酒で体内に流し込めば言うことなし。

ちなみに頭の部分は真っ二つに切り、鍋へと投入!伊勢海老鍋!!
味噌汁が絶品とのことで試してみたのですが、伊勢海老の旨味が滲み出たスープは滋味深く、具材も海老の味がするくらい。

頭に入っている味噌をスープと一緒に啜れば、うっとりして思わずため息が出てしまいます。うはぁ。

伊勢海老のマヨネーズ焼き

実はいただいた伊勢海老は2尾。
1尾は活き造りにしてすぐ食べましたが、1尾は冷凍保存しておいて新年にいただきました。

メニューは伊勢海老のマヨネーズ焼き

作り方は簡単。
頭から胴体まで全て真っ二つに切り、断面にマヨネーズを塗りマジックソルトを少々振りかけ、オーブンでじっくり焼くだけ。

オーブンから香ってくるマヨネーズと伊勢海老の焼ける香りは、なんとも言えず食欲をそそります。
マヨネーズに焦げ目がついたら、最後に乾燥バジルを振りかけて完成。

じっくりオーブンで焼いたことでふんわりと焼けた身は海老の旨味たっぷり。
冷凍しておいたものを焼いても、伊勢海老の凝縮された旨味は健在ですね。味噌の濃厚な味とマヨネーズのコンビネーションもたまりません。

マヨネーズ焼きも十分においしかったですが、新鮮なものを食べられるのであれば刺身のほうが伊勢海老の食べ方としてはベター。
少量を口に入れてもじっくりと味わえますし、新鮮な伊勢海老の甘くとろける旨味は絶品ですからね。

今回、伊勢海老をいただいて自分で捌いて食べたことで、伊勢海老に対する僕の中の評価が変わりました。
伊勢海老、最高においしいです。以前食べた伊勢海老は新鮮度か調理方法が微妙だったのでしょうね。状態の悪いウニを食べたのと同じようなものかしら。

捌くのも簡単ですし、素晴らしいですね、伊勢海老。
次はどうにか自分で購入したいものです。いつか(笑)

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