新島釣りキャンプ第二弾、3日目。
まだ暗い早朝からの釣りでカンパチ(ショゴ)やサバを釣り上げることができました。
朝の部の釣りを終え、昼前に宿泊地である羽伏浦キャンプ場へと戻ります。
この日までは強風で釣りもキャンプも思うように楽しめていなかったので、釣った魚を捌き、釣り飯をゆっくりと作ってキャンプランチとすることに。
釣ってきたカンパチは刺身に。
サバや小魚たちは火を焚いてBBQで塩焼きにしていただきます。
刺身は寝かせたもののほうが好きなのですが、釣りたてのカンパチの刺身はまさに絶品!
焼魚もおいしく、メスティンで炊いた白飯ともバッチリの相性。
なにより、このおいしい釣り飯を、気持ちの良い青空の下、心地良い開放的な環境で食べることができる時間は至福のひと時。
3日目にして、ようやく釣りキャンプ始動といった感じです(笑)
※友人「ヤカン」と2人での新島釣りキャンプ。昨年10月に続いての再遠征です。
羽伏浦キャンプ場でのキャンプを楽しむ!キャンプ飯でランチ!
初日・2日目と、強風のために釣りもキャンプも思うようにできなかった今回の遠征。
その鬱憤を晴らすべく、3日目はまだ暗い早朝から釣り場へと向かいました。
結果、ライトショアジギングでカンパチやサバをゲット!
調理してランチで食べるため、釣ってすぐに血抜きをしてクーラーボックスで冷蔵しておきました。
その釣った魚が入ったクーラーボックスを背負って、羽伏浦キャンプ場に帰還。
今回の遠征での目的の一つ、釣った魚を捌いて調理する釣りキャンプ飯を作っておいしくいただく計画です。
ここまで思うように楽しめていないこともあり、この日は釣りもキャンプも全力で楽しむ所存。
限界まで遊んで気絶するように眠りたい……というのがもっぱらのスタイルです(笑)
釣ってきたカンパチ(ショゴ)とサバを捌いて釣りキャンプ飯
釣ってきた魚を持って、共有スペースの調理場へ。
羽伏浦キャンプ場の調理場にはキャンパーが残していった調理器具や食器などが使えるようになっているのでとても便利。
猫やカラスが常に餌となるものを探していてこちらの様子を見張っているので注意が必要ですが、魚を捌くにも重宝する調理場です。
今回食べようとキープしてきた魚は、40cm強ほどのカンパチ(ショゴ)と35cmほどのゴマサバ3尾。
釣ってすぐに血抜きをし、内臓も取り除いておきました。
2人で昼食に食べるのには十分過ぎるので、カンパチとサバそれぞれ1尾ずつだけ調理して、残った魚はクーラーボックスで冷蔵しておくことにします。
まだ暗い早朝に釣れたハタンポ・オオスジイシモチ・アカマツカサ。
泳がせしようとバケツに入れておいたり、針を飲ませてしまったりしたものを持ち帰ってきました。
BBQで塩焼きにします。
調理の準備をしていると、前回の遠征時に少しお話をした現地の方が、これまた別の現地の方が摘んできたというアシタバ(明日葉)をお裾分けしてくれました。
しかもこんなにたくさん……短い時間ではありますが、現地の方と交流ができるのは旅の醍醐味ですね。嬉しい。
新島の土産物を見ていると、アシタバを使ったものをいくつも見かけます。
伊豆諸島には古くから自生しているそうですが、これまでの島遠征では一度も食べたことがありませんでした。
それ故なおさら嬉しいわけです。
野菜不足になりやすい釣りキャンプに加わったありがたい緑。この後数日に分けておいしくいただくことになります。
カンパチは3枚おろしにして皮をひき、一口サイズの刺身に切り分けていきます。
サイズは小さいのですが、脂がのっていて包丁に脂がついてきます。食べるのが楽しみですねぇ。
ゴマサバも同じく3枚おろしにして、切り身を塩焼きにします。
余分な水分を抜くためあらかじめ塩を振っておき、BBQをするためにテント近くにある炉へと移動。
羽伏浦キャンプ場にて火を焚いてキャンプBBQ開始!
キャンプ場内にいくつか設置されている炉。
薪を拾ってきて焚火開始です。
カンパチとサバのアラであら汁を作ります。
アラを炙り、水と酒を入れた鍋に投入して出汁をとっていきますよ。
あら汁を作りながら、小魚を焼いてBBQ。
ハタンポを食べるのは久しぶりなので楽しみです。
メスティンで米も炊いていきます。
2日目夜も調理はしましたが魚が少なかったので、これが今回の遠征で初の本格的な釣りキャンプ飯になりますね。
ちなみに、残りのサバ2尾は開いて塩を振って干物に。
すぐ側にいないとすぐにカラスが集まるので食事の間だけ干しておきます。
短い時間でも干しておくだけでだいぶ水分が抜けて旨味が凝縮されるんですよね。
釣りたてカンパチの刺身とサバ・小魚の塩焼きとあら汁で釣りキャンプ飯…旨い!
米が炊きあがったところで実食!
まずは今回のメインとなるカンパチの刺身。
釣り上げてから捌くまでわずか2時間ほど。新鮮そのものです。
刺身は冷たいほうがおいしいので、捌いた後はクーラーボックスに入れてしっかりと冷やしておきました。
刺身は寝かせたものが旨味が凝縮されて好きなのですが、釣りたてのカンパチの味はどんなものでしょう。
ワサビを溶いた醤油につけてパクッと……おぉおお、こいつは旨い!!
脂がしっかりのっていて、まるで寝かせたような旨味が口の中に広がります。
これまで、釣魚ではカワハギの刺身が一番旨いと思っていたのですが、ここでマイランキング1位にショゴの刺身が躍り出ました。
ヤカンと2人、刺身を口に入れるたびに唸ってしまうほど……。いやこれマジ旨です。
メスティンで炊いた後に蒸らしておいた白飯。
水の調節もうまくいったようで、おいしそうに炊けました。
今回の釣りキャンプでも活躍してくれたメスティン。
アルミ製なので熱伝導率が高く、湯がすぐに沸いたりと便利なのです。
白飯の上にカンパチの刺身をのせて丼風に。
嗚呼、本当にうまぁ〜。刺身の味がしっかりとしているので、白飯にも合いますね。
こちらはあら汁。
カンパチやサバのアラを煮て出汁をとっています。なかなか良いお味。
具としてネギとアシタバをいれています。
アシタバはセリ科ということで、セリのような爽やかな香りがしておいしいです。
サバの塩焼きは安定の裏切らないおいしさ。
醤油をチョロっとたらして食べれば、これまた白飯泥棒と名付けたくなる一品で白飯に絶妙に合いますね。
久しぶりに食べるハタンポもGOOD!
白飯にのせたら東南アジアかどこかの料理のようになりました(笑)
塩焼きは薪を焚いた遠火で炙ったことで干物のように味が凝縮されて、且つスモークされて良い香りがするように。
どの料理もおいしくて大満足の釣りキャンプ飯となりました。
この日から昼食の時間を多めにとって、釣った魚を捌いて食べることとしました。
我々のランチには毎度猫の参加者が……。黒猫なのですが、正面の首部分だけが白いので「ネクタイ」と名付けました(笑) 今後の記事にも登場することになります。
風は少し強いものの、冬とは思えない暖かい晴空の下。
羽伏浦キャンプ場という心地良い環境でそれだけで気持ち良いのに、釣りたての魚を調理して外で食べられるなんて幸せでしかないですね。
とびきりおいしく、気持ちが良いランチでした。
3日目になってようやくですが、はっきりと言えるようになりました。釣りキャンプ、楽しい!
合わせて動画もご覧ください!
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