真冬のウナギ釣りでぶっとい鰻を釣る!脂がのった絶品うな重に

釣り

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東京河川中川でうなぎ釣り
1月上旬、真冬の川釣りです。

昼は暖かいものの、陽が落ちると極寒になるので、夕マズメから日没後1時間までの釣り。
想定通りではありましたが、アタリも無く終始渋い状態。寒くて耐えられず早めに切り上げよう……と思ったところで、ロッドにつけた鈴が突然鳴ります。

なかなかの引き。
この日初めてのアタリに喜びつつあげてみると、狙い通りのウナギ

80cmほどの、太くてしっかりとしたぶっとい鰻。
持ち帰って、水槽で泥ぬきをします。

一ヶ月後、釣ったウナギを捌いて蒲焼きに。ひつまぶし風にうな重にしていただきます。
食べてみればものすごく脂がのっていて美味!

真冬の脂がのったウナギを釣ってうな重にしたい!

1月上旬。
真冬で寒いわけですが、釣りへと向かいます。

向かったのは中川。
冬なので魚の活性が良くないことはわかっているのですが、運良くぶっとい良型ウナギでも釣れないかなぁ……と釣りをしてみることにしたのでした。

夏には割と調子の良かったウナギ釣り。
夏夜に鈴の音を待つのんびりなスタイルが魅力の鰻釣りですが、冬となると寒いのでそうもいきません(笑)

夕マズメの時間にポイントに向かい、日没後1時間までの釣りとします。

夕マズメに中川の橋脚付近のポイントでウナギを狙うも激渋

夕マズメの時間帯を狙って、橋脚があるポイントへ。

冬の時期のウナギはこういったストラクチャに潜んでいるイメージ。

餌はアオイソメ。
橋脚近くに仕掛けを投げこみます。

根掛かりを避けるために仕掛けは胴突きの2本針。
ロッドは2本。鈴をつけてアタリを待ちます。

陽がでている内は暖かいですが、暗くなると極寒なので日没後1時間までの釣り。

すぐに夕マズメに。
渋いのは想定通りですが明るい内はアタリすら無し。

薄暗くなると一気に気温が落ち込んできます。
想像はしていたものの、寒いですねぇ……。

真冬の極寒夜釣りでぶっといウナギが釣れた!

ウナギ狙いの夜釣り開始。

辺りはすっかり真っ暗。
ひたすら鈴が鳴るのを待っているのですが、ここまで一切アタリなし。

ものすごく寒くて、日没後一時間が限界というのを確信(笑)
あまりの寒さに早めに帰ろうかと少しずつ片付けを進めていると、暗闇の中に突然鈴が鳴り響きます!

あわせてみると良い引き!

完全に気を抜いていたのでなかなかの引きに驚き気味。
ウナギであってくれ……祈りながらリールを巻きます。

あげてみると、細長いシルエット!狙い通りのウナギでした!!
ざっと計測すると80cm近く。太くてしっかりとしたウナギです。嬉しい!

片付けてしまったバケツを慌てて準備し、お持ち帰りすることに。

翌日。
あらためて見てみると、やはり良型。

諦めかけていましたが、本命が釣れて良かった……。

元気に動き回っていて状態も良さそうです。
水槽に入れて1ヶ月ほど泥抜きします。

水槽にお招きしたウナギさん。
先にいたモツゴやヌマチチブは突然のウナギに驚いてますが、特に捕食しあうことも無く仲良く過ごしています。

真冬でもウナギは釣れる!
寒いですがサイズも良いので楽しいですね。

釣って泥抜きした良型ウナギを捌いて蒲焼きに!うな重を作る

一ヶ月後。
泥抜きしたウナギを捌いて調理します。

今回も定番の蒲焼きに。
ひつまぶし風して食べる予定です。

これまでもウナギは捌いてきましたが、なかなか慣れないのが長物の魚の捌き。

サイズが大きいので身もたっぷり。
捌いている最中から、包丁の刃に脂がベトっと付くくらい脂がのっています。

捌きが完了したので、焼きの工程へ。
庭に移動して炭火でウナギを焼いていきます。

今回は面倒なので串打ちは無し。
焼き始めるとすぐに脂が滴りウナギ特有の良い香りが…たまらんです。

炭火で白焼きにした後は関東風に蒸します。
10分ほど蒸すと臭みが抜け、ホワッとした食感になるんですね。

蒲焼用のタレの準備をします。
タレは継ぎ足し、今回も鰻の頭と骨から出汁をとります。

焼いた頭と骨を水と酒を沸騰させた中へ入れ、出汁をタレに足していきます。
このタレを白飯にかければ何杯でも食べれちゃいますね。

さて、ここからが一番楽しい工程です。
タレをつけては炭火で焼く……香りと音が美味しくて楽しすぎる作業なのです。

香りと音で腹ヘリMAX。

ウナギの蒲焼きを焼く音と香りで、酒がいくらでも飲めますね(笑)

ウナギの蒲焼き完成したら、重箱に詰めてうな重にします。
白飯にタレをかけてタレご飯にした上に、ウナギの蒲焼きをのせます。

これにて釣ったウナギを調理したうな重の出来上がり!

釣ったウナギを調理したうな重!ひつまぶし風にして満足なウナギランチ

妻と2人でランチにうな重。
茶碗に取り分けて食べます。

まずは山椒をかけてそのままパクッと。
冬の蓄えなのか脂がすごい!臭みも無くこりゃ旨い!!

甘辛いタレとウナギの旨味のハーモニーに食欲刺激されっぱなしです。

ひつまぶし風に薬味を途中からのせて味変。
これまた旨い!

〆は出汁をかけて茶漬けにしてかっ込みます。
大満足のウナギランチでした。

冬のぶっこみ釣りは待っているのも寒くて大変ですが、今回のように大きいサイズのウナギが釣れたりもします。
食べればもちろん美味しいので、寒くてつらくても釣りに行ってしまうんですよね。

ただやっぱり、のんびりと鈴の音を待つ釣りは、夏の夜が気持ち良いですね(笑)

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