再開したらしたでやりこみたくなるヘラブナ釣り。
ということで、今回もヘラブナの姿を拝めたら…と野釣りに向かいます。
霞ヶ浦本湖も気になりますが、今冬は北浦を中心にやろうと決めたので北浦へ。
デコからの、なんとか一枚。
素敵な出会いもありまして、楽しい釣行となりました🙌
ヘラブナを探して…迷いながらの野釣りが面白い
はじめに。
前回の北浦での釣行、ブログも動画も色々と反響をいただきました。
一番多かったのは「あれは尺半」というお声。そうなの?と驚きました。
自分はシーバス・ブラックバス釣りなんかもやるので、計測は口閉じ尾開きを普通と考えていたのです。
尾を閉じると尺半あるのは確認していたのですが…考えもしなかったご指摘でした。
ま、次は尺半と堂々言えるものを釣ろうという夢が加わったということで(笑)
もちろん嬉しいのですけどね……実は尺半を釣ったということは当の本人はそこまで喜んでおりません。
それよりも、北浦で初めてヘラブナを釣ったということに喜びを感じています。
ボツにしているものもありますが、昨年より他の場所やら釣った場所やら、ヘラブナの気配を探して色々やりまして。
シーズン外でヘラ師の方は見かけなかったので、気になるところでポツンと1人でやっていました。
個人的な感覚ですが、野釣りをする時には魚を見つける嗅覚的なものが重要なのでは、と思っています。
場所を実際に見てその日の環境・条件から魚の動きを予想してポイントを決めて…そういった過程を経て狙いの魚を釣り上げた時の喜びが釣りの醍醐味、と考えています。
そういった嗅覚的なものって、情報によって衰えてしまったりするよな、と。
そもそも、そこを無しにしたら楽しみが減ってしまうよな、と。
……尺半の話の次に多かったのが、ポイントについての問い合わせ。
前述の通り、自分は場所を探すことも釣りの楽しみと考えています。ですので、ポイントについての問い合わせをいただいてもお答えいたしません。
自分にとって、釣りは外遊びの中で一番楽しい遊び。
釣りは自身で試行錯誤して、自身より経験値の多い方とご一緒したり、色々と挑戦したりすることでアハ体験的な感動を経て面白くなる。遊びを情報に委ねすぎると、つまらない遊びになってしまう。そんな感じ。
ま、長々と書いたものの、肝心の嗅覚が自分にはまるで不足しているのでオデコ食らって悶えるわけですが(笑)
さらにいつも昼からのんびりスタイル……そんなだらしない自分の釣行記になるわけですが、よろしければ今後ともよろしくお願いいたします🙇
ということで、ようやく本編です〜。
1月下旬 北浦へラブナ釣り|爆風であえなくオデコ
さて、初の北浦ヘラを拝めた次の週。
再び北浦へ。
わりと忙しく「今週は釣りはできないかな〜」なんて思っていたのですが、どうにも気になって来ちゃいました。
ただ、この日は予報では10m超えの爆風(笑)
こんな日に釣りなんて、しかも長竿振ろうなんて、今となっては釣りなんかやめておけばいいのにと思うわけですが……行っちゃうんですよね。
風を背負えるところで始めてみるも、ウキが落ち着かないどころか、竿が飛ばされそうでヒヤヒヤしながらの釣り。
仕掛けの回収もままならなく、ウキを空に向けて飛ばす遊びをしているみたいです(笑)
早々の撤退を決めたところでなにかがかかりましたが、底にべったり。
浮いてこないな……と耐えていたらハリスが切れました。フナでは無いですね。
風に乗って色々なものが飛ばされてくるし、若干危険も感じるくらいだったので早々に納竿。
デコった、というか釣りになりませんでした(笑)
1月下旬 北浦へラブナ釣り|素敵な出会いと粘りの一枚
翌週、穏やかな天候の日。
この日は快晴で風が弱くて気持ちが良い日。
前回の釣りが爆風でどうにもならなかったので、今回はゆっくりとやりたいところ。
どうもホソのタナゴや小鮒も気になるなぁ……とフラフラと覗きながらうろついていると、ヘラブナ釣りをやられている方を発見。
以前は誰一人いなかったのですが、最近はよく見かけるようになったなぁ〜と一度通り過ぎたのですが、気になったので引き返して釣りをしている方とよく拝見しているブログのアイコンを見比べてみると……おそらく、この方だ(笑)
お声掛けしてみると、やはりちゅーイチさん!
朝にモジリが合ったり、午前中にその時点で2枚あげられているとのこと。厳しい霞本湖でも釣っているお方、北浦は初めてとのことでしたがさすがです。
その辺りのことは、ちゅーイチさんのブログをご覧ください🙌
しばらくはおしゃべりさせてもらいましたが、お隣でご一緒させていただくことに。
しかも明らかに良い位置にいれていただいてしまいました。下手な自分が入ったら流れが止まってしまうのではと思いつつも……お言葉に甘えてやらせていただきます。
13時に釣り開始。
18尺バランスの底釣り、両グルです。
根掛かりがあったり、流れが出たりで30分ほど底立てに苦戦。
ようやくセッティングができたかな…と思ってすぐにウキが消し込みました。
尾鰭が真っ赤で綺麗なコイ。
ここまで外道が釣れていないという話を聞いていたのですが、外道ハンターの本領を発揮してしまった感があります(笑)
それでも明らかに魚が寄っているのを感じます。
そして次の一投、またもウキが動きます。
途中ヘラだ!と言ってしまいましたが、明らかに口が……。
半ベラ?マブ?でした。
40cmほどでボッテリとした立派なマブナ。早々に鮒族が釣れて嬉しい。
いや〜、この時期にウキが動くだけで楽しいですよ。ホント。
その後もウキは動き、ダントウボウと思われる魚を引っ掻いてウロコがくっついてきたり、何者かにのされたり……。
本命を逃している感じがありつつも、期待がふくらむ夕マズメに突入。
波も無くなって小さいアタリでもわかるぞ……と気合いが入りますが、夕マズメは何も無し(笑)
そのままナイター。
暗くなってモジリの音が聞こえてきて期待が高まったのですが、なかなか反応がなく18時。ちゅーイチさんは納竿とのこと。
んー、良い場所にいれてもらって、明らかに自分のところで魚を止めてしまっている感じがあったので、なんとか本命を釣ってお見せしたいところ……。
ちゅーイチさんの片付けがほぼ終わった18時半、ウキが小さくチクッと動いたのです。
おぉ……大きくはないけどすぐに浮いてきたし、本命じゃないの?
バラすなよーと自分に言い聞かせながら慎重にネットイン(笑)
思わず、釣れましたよ!と声をあげてしまいました😆
サイズは尺を超えたくらいですが、ここまでの流れを考えると本当に嬉しい一枚。
ギリギリでしたがなんとか釣って見せることができて……良い場所でやらしていただいたのに下手で結果遅くて申し訳ないです(笑)
ここでちゅーイチさんはご帰宅。
自分は1時間ほどやりましたがナマズ一匹。他にもウキが動いたりもしたのですが、かけられず。
ひさしぶりにおしゃべりしながらの楽しい釣りでした。
出会いに感謝です🙌
嗅覚だなんだと書いておきながら、今回はお邪魔して釣らせていただいちゃいました。
次は新場所探してとやろう〜と思って実はこれを書いている時点で北浦の初場所でやったのですが、2回引っ掻き1回バラしてのオデコ。下手くそです(笑)
動画も合わせてご覧ください!