7月下旬、フラットフィッシュ狙いで海釣りへ。
ヒラメも頭にはあったのですが、この日釣れたのはマゴチ。
ヘッドシェイキングな引きを楽しみながらの釣り。
マゴチは数匹持ち帰り、初めての蒲鉾(かまぼこ)作り。
手探りで作るのが面倒ではあったものの、思っていたよりも、旨い。
マゴチを釣ってカマボコ作りな7月下旬
サーフでフラットフィッシュを狙ったり、シロギス釣りをやってみたりな7月。
青物もそろそろ……?なんて思いつつも、ショゴを見かけるくらいでなかなか釣れません。
ということで、またもやフラットフィッシュ狙いの釣りへ。
フラットフィッシュ狙いでマゴチ調子良しな釣行
プチ遠征。暑いので午後もゆっくり、のんびりスタート。
始めてみると、暑いですが、海風に当たっていると意外と平気。
フラットフィッシュ狙いでワームでネチネチと。
しばらくやっていると……。
マゴチが釣れました。
フォールでゴツゴツアタリからのヘッドシェイキング。マゴチらしい反応。
マナティーのボトムワインド。
割と早めに釣れたのでひと安心。
その後も……。
同じ箇所では釣れないものの、移動しつつ探っていくとポツポツと釣れるような感じ。
その後もマゴッちゃん。
issei海太郎のデカハネエビは良きダートをしてくれるのでお気に入り。
小粒で風があっても気持ち良く飛びますし。
飽きない感じで釣れてくれまして、珍しくツ抜け。サイズは40cm〜50cm強。
ヒラメも混ざるかなと思っていたのですが、すべてマゴチでした。
マゴチで蒲鉾(かまぼこ)を自作してみたら思っていたより旨い
釣ったマゴチを3匹お持ち帰り。
ここのところマゴチはよく食べているので刺身なんかは少し飽き気味。
何を作ろうか悩んだのですが、初めてのカマボコ作りをしてみることに。
3枚おろしにしまして。
マゴチでカマボコなんて贅沢な感じかしら。
身をぶつ切りにして氷水で10分ほど冷やします。
身が冷えた状態ですり身にしたほうが良いのと、臭み取りの意味合いもあるそうな。
身の水分を拭き取ったら、塩を加えてフードプロセッサーでミンチに。
あまりフードプロセッサーにはかけないほうが良いみたいなので1分ほど。その後冷蔵庫に入れて再び冷やします。
ここで裏漉しをしたほうが良いらしいのですが、面倒なので(笑)、すり鉢で粘りが出るまで混ぜていきます。
ゴリゴリゴリゴリと10分ほど。酒・砂糖・卵白・昆布出汁・片栗粉を加えてさらに3分ほどゴリゴリ。
荒っぽいし色も悪いけど、家で食べるだけだしまぁ良かろう。
ここで板にのせて蒸せば「板かまぼこ」、焼いたら「笹かまぼこ」や「ちくわ」、揚げれば「さつま揚げ」、茹でたら「はんぺん」などなど……。調理方法によってよく知るあの子達に変身するらしい。
今回は板かまぼこのように蒸しにしたいものの、板がないのでラップで整形。
この状態で、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。
ラップから取り出して、蒸していきます。
この時点ではどうなることか不安な感じですが……。
火を入れると白くなって少しカマボコ感が(笑)
20分ほど蒸しまして……。
氷水に20分ほど。
水気を拭き取ったら完成です。
こちらが完成品のマゴチの蒲鉾。
途中までは色が微妙でしたが、蒸して白っぽくなってなんとかカマボコっぽくはなったかな、と(笑)
適当に整形しているので空気が入ってしまったり、裏漉ししていないのでなめらかな感じはないですが、手作り感満載な面白い感じで結構楽しい。
わさび醤油でいただきます。
普通のカマボコよりも食感は固め。でも嫌ではないです。こういうカマボコもあるかもね、って感じ。
なめらかさはやはり市販のものとは異なって、「手作り感のある」という表現で包んでしまえばこれも良い感じ。
味は魚の味がしっかりとして良いです。ちゃんと味わえる、かまぼこ。
結果、旨いです。これ。
そのまま食べるのも良かったのですが、少し炙って生姜醤油で食べたらより旨くて、日本酒のアテに最高でした。
炙ったほうが魚の風味がより出てくれますね。
手間がかかるので面倒ではあるものの、基本工程は面白いですし、どう仕上がるかをワクワクしながら待つ時間は結構魅力。
笹かまが個人的に好きなので、次は焼きでやってみようかな……なんてすでに妄想中です。
色々な魚で試してみたい、蒲鉾作り。