足立区の西新井大師で開催された風鈴祭りに行ってきました。
夏になると聴きたくなる風鈴の涼やかな音。西新井大師で風鈴祭りが行われることを妻が調べてくれたので、お詣りに合わせて覗いてみることに。
西新井大師を参拝し風鈴祭りへ
西新井大師に詣るのは久しぶり。風鈴祭りはもちろん楽しみだったのですが、西新井大師を訪れること自体が楽しみでした。
西新井駅から東武鉄道大師線に乗り換え大師前駅へ。大師線には途中駅がないため、西新井駅→大師前駅間の一駅の乗車となります。
大師前駅、綺麗なんですよね。壁は一面窓になっていて、西新井大師が見渡せるようになっています。
トイレも綺麗だったりと快適な駅なのですが、あまりこの辺りでは見かけない自動改札の無い駅だったりもします。色々と見所のある駅。
正面にある山門から入りたかったので、商店街を歩いていくことにします。
徒歩3分ほどで門に着きます。山門までの道では団子などを売る店の方が試食を差し出してきたりと賑やかです。この日は平日だったので、人はそこまで出ていませんでした。
西新井大師の本堂への参拝
こちらが西新井大師の山門。この付近は前述の通り、道の両側に店が立ち並んでいて活気があります。
門をくぐると左手に塩地蔵のお堂があります。
真っ白な塩に囲まれているお地蔵さん。「イボ取り地蔵」とも呼ばれており、塩を頂いてイボにつけると効果があるとのこと。イボが取れたら倍の塩を返すのだそう。
水屋で身と口を清めます。水受けを支えてる像の「支えるのはいいけど水止まりゃしね〜の」って感じの突き抜けた笑顔が印象的。
本堂に入る前に大きな常香炉の煙を浴びて身を清めます。いい香りがして寺に来た実感がなおのこと湧いてきます。
本堂へ。
ご本尊は十一面観音と弘法大師。礼をして手を合わせます。
関東厄除け三大師のひとつとして知られる西新井大師。本堂が立派ですね。
西新井大師の境内を巡る
境内には見所がいくつもあります。
本堂の西側にある『加持水の井戸』。
平安時代にこの地を訪れた弘法大師が、悪疫流行に苦しむ人々を救うためにおこなった祈祷。すると枯れ井戸から水が湧き、その水を人々に与えたところ、たちまち治癒したそうです。
その井戸が加持水の井戸。この井戸が本堂の西側にあったことから「西新井」の地名ができたそうです。
境内の中央にはその周りでゆっくりと時間を過ごすことのできる池があります。
中央奥に見えるのは鐘楼堂。除夜の鐘が叩かれる鐘があります。また、池の近くには水洗い地蔵もありますよ。
こちらは出世稲荷。弘法大師御降誕1200年を記念して建てられ、五穀豊穣の神が祀られています。いくつもの赤いのぼりが風に揺れるこの稲荷は、境内の建物の中でもまた違った雰囲気がある場所です。
ここで挙げた場所以外にも見所があります。公式サイトのマップを参考に周ってみると良いでしょう。
西新井大師の境内で開催された「風鈴祭り・風鈴市」
2016年は7月2日から7月31日の期間に行われていました。すでに2016年の開催期間は過ぎてしまいましたが、毎年行われている行事ですので興味のある方は7月に訪れてみてください。
開催期間が終わりに近かったこともあり、風鈴が少なくなっていました。訪れるなら開催後早めに見に行ったほうが良さそうです。
少ないとはいえ、全国から風鈴が集まっているのでやはり綺麗ですね。あまり見たことのない風鈴もあって、見ていて楽しいです。
何よりも、風が吹いた際に鳴り響く涼しげな風鈴の音がいいですね。我が家には風鈴がすでにあったので購入しませんでしたが、お気に入りの風鈴を見つけるのはとても楽しいと思います。
まとめ
魅力的なお寺、西新井大師。その境内でおこなわれる風鈴祭りは雰囲気が良く素敵なものでした。
西新井大師には他にも見所がたくさんありますので、参拝と合わせて行事に参加してみることをオススメします。
コメント
こんばんわ。
「西新井大師」。どこかでチラッと耳にしたことあるくらいですが、ishikawaさんのこの記事でだんぜん行ってみたくなりました。風鈴も買いたいです。
でも関西からは関東は遠いので、いつの話やら…。
東京はいいですね。これまで紹介くださったところだけでもステキです。こんなところがいっぱいあるんですね。
id:kame710 さん
東京には色々なところがあって面白いです。関西のほうからですとなかなか遠いですものね。
僕としては関西を巡ってみたいです。まだ一部しか訪れたことがないので、ゆっくりと時間をとって。