もはやエンターテインメント。
珍百景やアド街などテレビ番組でも紹介された『立石バーガー』。
正直テレビをほとんど見ないほうなのでよくわからないのですが、メディアにとりあげられたのはそのユニークな仕掛けによるものかと。
面白い、パン屋さんなのです。
ご主人の工夫たっぷりの。
立石バーガーへ
立石バーガーは、立石と言いつつ、堀切にあります。
東京都葛飾区堀切。
僕の実家も同じ住所なので、完全に地元でございます。
最寄り駅は京成線堀切菖蒲園駅。
歩いて6〜7分とくらいでしょうか。
なんとも不思議な佇まいの立石バーガー。
近づいてみても、「やってます?」とちょっと疑いたくなる感じ。
十数年ぶりに来たのですが、雰囲気が落ち着いた感じがします。
以前は、知らない人には「怪しい」と感じされるくらいの雰囲気がありました。
代名詞だった自販機は今は止めているようです。
こちらのお店、ご主人が色々と仕掛けをされる方で、
- 自販機 手わたし
- ジャンピング食パン
- 気球的 自販機
などが以前はあったのです。
自販機と言いながら、ご主人が釣り糸を使って手動で操作していたり。
ひとつひとつ補充しているだけなので、連続して買うことはできなかったり。
「何それ?」といったものばかりなのですが、どうにも面白かったのですよ。
動いてなかったのが、ちょっと残念。
持ち帰りを考えていましたが、店内でいただくことにしました。
店内は相変わらずユニークでございます。
いいですねぇ、雑然としております。
昼時に行ったのですが、ショーケースの中には何も入っておらず、ショーケースの上にハンバーガーが数個並んでいるだけでした。
以前はショーケースにハンバーガーだけでなく、サンドウィッチなんかも並んでいたので、ちょっと心配。
100円バーガーもさすがになくなったのかな。
しかしながら、ご主人は相変わらず温かいお人柄でございました。
十数年ぶりに訪れたこと、堀切が地元であることを伝え「お店続けて長いですよね」と聞くと、「やってること変わらないですけどね」と柔らかい笑顔が。
ああ、良かった。
- ロイヤル立石バーガー
- 牛すじバーガー
- フライドポテト
- コーラ
を注文しました。
ご主人がハンバーガーを皿にのせてくれるので、席の横にあるレンジで温めます。
ビバ、セルフ。
待っている間にコーラで乾杯。
ハンバーガーには、コーラ。
ロイヤル立石バーガーと牛すじバーガー
さてさて、レンジで温めたハンバーガーも食べ頃。
ロイヤル立石バーガーです。
バンズにパティとレタスとトマトがはさまれています。
こちらのお店、バンズもパティも手作りなので、バンズはふわふわ、パティは肉の味がしっかりとしています。
いわゆるハンバーガーというよりは、パン屋さんの惣菜パンに近いです。
牛すじバーガーでございます。
牛すじの他にレタスとオニオンがはさまれていました。
牛すじがとろっとしていて、和風ハンバーガーといった具合でおいしい。
店の風貌や仕掛けに目がいきがちですが、ちゃんとおいしいのです。
本格的なハンバーガー食べたい方には物足りないかもしれませんが、惣菜パン好きなら嫌いじゃないはず。
フライドポテトはご主人がフライパンで揚げておりました。
チープな味。
それが、いい。
まとめ
ハンバーガーにかじりつきつつ、店内を見渡したり、外を眺めたり。
流れているラジオと、仕込みをしているご主人。
どこかノスタルジックな気持ちでございました。
食事は食べるものはもちろん大事ですが、どこで食べるかも大切だな、と。
地元堀切の中でも一等ユニークなお店。
堀切に寄ることがありましたら、是非。
立石バーガー
■住所
東京都葛飾区堀切3-17-15
■TEL
03-3695-9133
■営業時間
11:00~18:00
■定休日
水曜日・不定休あり
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