広島県にある宮島。
島の14%が世界遺産の歴史ある島ですが、たくさんある見所の中でも「宮島」と聞いてイメージされることが多いのは厳島(いつくしま)神社でしょう。
厳島神社だけでなく宮島の代名詞ともなっている海に佇む大鳥居をはじめとして、ユネスコの世界文化遺産として登録されている厳島神社。
美しい神社はもちろん必見ですが、おみくじにも珍しい結果が待っておりました。
宮島に訪れた際には、いえ、広島に旅行した際にはぜひ訪れて欲しい場所です。
ユネスコ世界遺産「嚴島(いつくしま)神社」を参拝
海に浮かぶ島、宮島。
広島でも人気の観光地で、見所いっぱいです。
宮島にはフェリーに乗って向かいます。詳しいアクセス方法は上記記事からご覧ください。
宮島に着いた後は、多くの方が大鳥居を目指すと思います。
観光雑誌などにも掲載されるので、この景色は訪れたことがない方も一度は目にしたことがあるでしょう。
実際に見てみると、その姿は圧巻。
潮が引いている時には、近くにも歩いていけます。そのことについては、記事の後半で。
厳島神社も満潮時は海に浮かぶようになっています。
なかなか普段見ることのできない景色。美しいですよ。
美しき厳島神社の本堂とそこからの景色
では、いざ参拝。
昇殿初穂料300円を支払い、参拝入口から中に入っていきます。
ちなみに参拝できる時間は月によって異なり、下記のようになっています。
- 1/1~1/5 … 状況により変更
- 1/6~2/28・10/15~11/30 … 6:30~17:30
- 3/1~10/14 … 6:30~18:00
- 12/1~12/31 … 6:30~17:00
木の床を歩いて中を巡ります。
廊下の下には水が流れるようになっており、潮が満ちている時は海の上に佇むようになります。
他の神社では体験したことのない立地にありながら、その飾りすぎない佇まいに心を奪われます。
古くは「伊都岐島神社」とも記された、全国に約500社ある厳島神社の総本社。
朱の色が美しい本堂にいると、身が引き締まるようです。
また、神社より大鳥居を眺めたときの景色が素晴らしく、足を止めていつまでも眺めていたい気持ちになります。
潮が満ちている時間と潮が引いている時間で景色も大きく変わると思いますので、お好みの時間を狙っていくのがよろしいかと思います。
もう、すべてが美しい。
妻とここまで来れたこと、素晴らしい体験を共有できることを感謝し、手を合わせさせていただきました。
おみくじを引いてみたら…結果は「平(たいら)」
神社へ参った際には、その時々での助言をいただきたいと手を合わせ、おみくじを引かせてもらっています。
今回も引かせていただいたのですが……。
結果は「平」。
さて、初めて見る結果をいただきました。
後で調べると、「平」は”たいら”と読むようです。
「平」をおみくじにいれている神社は少ないようで、珍しいものを受け取らせていただきました。
運勢としては吉と凶の間にあり、「良くもなく悪くもなく」といった意味のようでした。
- 大吉
- 吉
- 中吉
- 小吉
- 半吉
- 末吉
- 平
- 凶
まさに「平」という文字通りの意味ですね。
おみくじにも色々な種類があるんですね。
何にしても、助言をありがたくいただき、日々邁進しようと思います。
ちなみに、この「平」の画像はテレビ「林先生が驚く初耳学!」に少しだけ登場しました。
詳しくは上記記事よりご覧ください。
引潮時に大鳥居の近くへ
大鳥居は、満潮時には海の中に佇んでいますが、潮の引いた時には近くまで歩いていくことができるようになります。
参拝後、大鳥居をくぐってみようと干潟に降りてみることに。
この日は昼には海の中にあったのですが、夕方近くになると歩いていけるようになっていました。
潮が満ちている時は遠くから見るのでそこまで大きくは感じないのですが、鳥居のそばまで行ってみるとその大きさに圧倒されます。
高さ16mあるこの鳥居ですが、驚くのは地中に柱が埋められているわけではないということです。
ただ、その場に佇んでいるのですよね。
鳥居をくぐってみると、柱の下の方は海の中にあることが多いため貝が付着しています。
普段海の中にある鳥居を歩いてくぐる。これまた素敵な体験でした。
干潟にはヤドカリやカニや魚が多く見られます。豊かな海である証拠ですね。
お子さんが干潟で楽しそうに遊んでいました。子供から大人まで楽しめる場所となっています。
まとめ
本殿をお参りし、また、大鳥居を近くで眺めることもできて、大変満足のいく参拝となりました。
海の中に建っているため、本殿は修復を頻繁におこなわなくてはならないようです。
最後に少ないですが寄付をしてきました。
今後も自然と融合したこの美しい建築物が残っていくことを祈ります。
宮島に訪れた際には、ぜひ参拝してみてくださいね。
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