妻との台湾旅行初日。
昼過ぎに台北駅に着いてから胡椒餅を食べたものの、まだ腹が満たされない僕らは次なる店に向かいました。
向かったのは阿宗麺線(アーツォンメェンシェン)。
細かく切られたそうめんをカツオダシの効いたスープで煮込んだ麺線が名物のお店です。日本語で言えば「台湾煮込みそうめん」といったところでしょうか。これがまた、おいしくてですね。
“台北の原宿”と呼ばれる西門町にある名店「阿宗麺線」
台北駅近くで胡椒餅を購入し、二二八和平公園で食べた後のこと。
おいしいグルメが台湾旅の大きな目的の一つとなっている僕ら。まだ食べられるなぁと、宿泊するホテルのある西門町へと歩いていきます。
“台北の原宿”と呼ばれる西門町。
昼と夜ではだいぶイメージが変わる街で、夜になるとネオンが輝き人で溢れます。
阿宗麺線は、その西門町の”台北市峨嵋街8号之1″にあります。
店には席がなく、人気店なので多くの人が店先に立ったまま麺線をかきこんでいるのですぐにわかりますよ。
MRT板南線「西門」駅の6番出口から徒歩5分ほどのところにあり、営業時間は10:00~23:00となっています。
列に並んでいざ注文!
さすが人気店。注文する人で列ができています。注文してから麺線が渡されるまでの時間は短いため、長い列でも並んでいればすぐに自分の番になりますよ。
麺線は大きなサイズの大碗が65元(234円)で、小さなサイズの小碗が50元(180円)です。言葉がわからなくても、指をさせば大丈夫。
注文すると麺線をよそう係のスタッフが、椀に麺線をよそって量を測り、その麺線を紙製のカップに入れてくれます。
そこに別のスタッフがパクチーを振り、レンゲを置いて完了です。
人気店「阿宗麺線」の麺線を頬張る!
こちらが阿宗麺線の麺線。結構量が多いので、妻と2人で小碗(小さなサイズ)をシェアすることにしました。
店先の空いている場所を見つけ、立ったままいただきましょう。
麺と言いつつも、麺は箸でつかめないくらい細かく切られているのでレンゲですくって食べます。
啜ってみるとカツオダシがよく効いていて、かつおぶしの風味が口の中いっぱいに広がります。麺はつるっとした口当たりで、これはなんとも旨いですよ!
具のホルモンも臭みが無く、甘みがあって美味。
日本語で言えば「台湾煮込みそうめん」といったところですが、スープと呼んだほうがイメージに近いですね。
やさしい味でありながら強い旨味が感じられて後をひく麺線。レンゲが止まらないです、これ。
ベースがカツオダシの風味なので、調味料を加えることで味の変化が楽しめます。店先には唐辛子・ニンニク・酢の液体調味料が用意されており、好みの味付けにして思い思いに楽しんでいましたよ。
僕らも途中で調味料を加えて食べてみました。好みだったのはニンニクですかね。味に深みが増します。唐辛子はかなり辛いので、少なめの量からお試しを!
まとめ
多くの人が訪れる「阿宗麺線」。地元民であろう年輩の方から西門町ならではのおしゃれな女性まで、店先で麺線をかきこんでいました。
ダシが効いたやさしい味なので、朝食としても飲んだ後の〆としてもバッチリと合います。ぜひ一度食べてみて欲しい、おすすめの台湾メシです!
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