ホタテウミヘビは食には向かず!が、煮こごりはなかなかいけますよ【釣り飯】

釣り飯

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています

秋の千葉内房堤防での釣り。

夜釣りでは90cm超えのホタテウミヘビ。
朝方からはサビキ釣りでアジやカマス、落とし込み釣りでグレ・ギンポ・メバルが釣れたりと秋らしく魚種豊かな展開でした。

その中から持ち帰ったのはホタテウミヘビ・ギンポ・グレ・アジ。
グレとアジは刺身に。ホタテウミヘビ・ギンポは白焼きにして食べてみることに。

が、ここで問題が……。
苦戦しつつもなんとか捌いてしっかりと蒸したホタテウミヘビですが、骨が邪魔になり食べられないくらいの硬さ。

慌てて煮付けてみましたが、それでも骨の硬さは変わらず。
~60cmくらいのサイズがおいしいと聞いたことがあったのですが、まさにその通り。

メインのホタテウミヘビは残念な形になってしまったのですが、煮汁を固めての煮こごりは絶品!

千葉内房堤防での釣りで釣ってきたホタテウミヘビ・ギンポ・グレ・アジ

友人のヤカンとの釣り。
行きつけの千葉内房の堤防での夜から朝マズメ後までの釣りでした。

持ち帰ったのは90cmのホタテウミヘビを中心に、ギンポ・グレ・アジ。
ホタテウミヘビやギンポといった長物は捌くのが大変ですが、その苦労も報われるおいしさ。

アジとグレは刺身に!ホタテウミヘビとギンポは開いて白焼きに

ホタテウミヘビが大きすぎて家の中では捌きづらかったので庭で捌きます。

まずはアジ・グレ。
こちらは定番の刺身にすることに。

ヤカンが捌いてくれます。
最近近所の人から大量の小アジをもらってしまい、ひたすら一人で捌いたという彼。そのためか手さばきもなかなかのもの。

ホタテウミヘビ担当はわたくし。
95cmほどあるホタテウミヘビ。まな板では追い付かず段ボールをまな板代わりに捌きます。

内臓を現地で取り除いてきたため、腹開きに。
苦戦しながらもなんとか開いた身は白くて実に綺麗。

同じく捌いてみたギンポとの対比が面白いですね。
ギンポも良型なのですが(笑)

調べてみると骨が邪魔になり食に向いていないというホタテウミヘビ。
少しでも骨を柔らかくしようと、日本酒を振り掛けた上でしっかりと蒸してから炭火で焼いて食べることに。

アジ・グレの刺身は旨し!ホタテウミヘビの白焼きは骨が硬く食べられず……

庭でプチBBQパーティー。
アジの刺身とグレの刺身を魚に酒を飲み始めます。

刺身は新鮮でおいしい!
グレも良いですが、アジの刺身の旨さは鉄板。

さてさて、見た目はおいしそうですが、懸念の残るホタテウミヘビ。
蒸し上げておいたものを炭火で焼いていきます。

シンプルに白焼きに。
焼き始めてしばらくすると、脂が滴って炭火に当たり、食欲をそそる実に良い香りが。

皮面が香ばしく焼けたところでいざ実食。
ホタテウミヘビの旨味が口に広がり旨い!と言いたかったところですが、硬い骨がたくさんあり、とても食べられるものではございません。

硬い焼き魚の頭でもボリボリと食べるヤカンですらも首を傾げてしまうくらい骨が邪魔。
味は結構おいしいのに……と悔やみながら表面だけかじります。

一緒に食べようと思っていた焼きおにぎり。
こちらはほど良く焦げ目がついて旨し。おかずが無いけど。

試しに煮付けてみたのですが、しばらく煮てみても硬い骨はそのまま。
95cmのホタテウミヘビ。やはり食向きではなかったですかね。骨が強すぎます。

楽しみにしていたメインのホタテウミヘビが失敗に終わったことにより、凹む我々。

この日一番おいしかったのは、妻が準備してくれていたバケット。
チーズの上に焼いたベーコンと手作りのリンゴ煮を乗せた甘塩っぱくておいしい一品。

「今日はバケットいらないでしょ」とBBQ前に発言してすみません。
バケットに、妻に、救われました(笑)

ホタテウミヘビはガッカリですが、結果的には美味しく楽しかったBBQ。

ホタテウミヘビの煮付けの煮汁で作った煮こごりが簡単でおいしい!

ちなみに、ホタテウミヘビを煮た汁を煮こごりに。アナゴ同様に煮汁を冷やしておいたらできました。
ホタテウミヘビ本体を思うように食べられなかったので、悪あがきってなもんです。

タッパーに煮汁を入れて冷蔵庫に入れておいたら、翌日には寒天のような弾力に。
そう上手くはいくまい……と疑心暗鬼だったので嬉しい。

白飯にのせると、熱でジュワーっと溶けるのですが、その溶けかけのところを掻っ込むとおいしいのなんのって。
旨味はしっかり感じられ、甘辛い後を引く味に「白飯に煮こごりのせてジュワー→掻っ込む」を無限ループしてしまいそうになります。白飯泥棒を任命しても良い仕上がり。

ホタテウミヘビがでかかったこともあって、結構な量の煮こごりができたので、妻が炊き込みご飯にもしてくれました。
こちらは炊き込むことによってまろやかになったようで、上品な仕上がり。青ネギ刻んでパラっとしたら、料亭で出てきてもおかしくないクォリティーの一品かと。

煮こごりが想像以上においしかったので満足したのですが、身の方は全く骨に敵わないってことがわかり勉強になりました(笑)
次はホタテウミヘビが釣れたらリリースかな、と。

ミキサーですり身にしたらどうだろう……とか試してみたいこともあるんですけどね。
要検討!

よろしければ動画もご覧ください!

楽天ブックス
¥1,540 (2024/11/17 04:41時点 | 楽天市場調べ)

コメント

  1. ねこ より:

    ツイートから来ました。
    ホタテウミヘビの骨はハモと違って皮のほうだけなので
    皮を引くイメージで骨も一緒に取れます
    頭から引くのか尻尾から引くのかを
    ちょっと忘れてしまいましたが
    骨の向きに逆らわないようにやるとうまくできます
    骨まわりの身はごっそり取ることになるので歩留まりは悪いですがおいしく食べられます

  2. ishikawa より:

    ありがとうございます!
    皮側に骨がついていたんですね。
    味は良い印象だったので、次に釣れた時には皮をひく方法を試してみようと思います^^

タイトルとURLをコピーしました