エックスサーバーからConoHa WINGにブログを移行してみたら……！

ブログの記事をアップして確認していたら、ページが表示されるまでにやけに時間がかかっていることに気付く。
体感で表示されるまで十数秒。

おや、ネットワークかな？とルーターを再起動してみたりしても変わらず。
他のサイトは通常通り見れるので、当ブログの問題。

8月のことでした。
WordPressで作成した当ブログですが、プラグインを変更したわけでもなく、WordPressの更新も無し。これまでと変えていないのに表示が遅くなったわけです。

数日様子を見たものの変わらず。むしろ遅くなっていく。

運用サーバーはエックスサーバー。
同じところにいるどこかのサイトがやんちゃしているのでは？という感じなのですが、サポートに問い合わせて云々やるのも面倒。

ということで、以前より気になっていたConoHa WINGに移行してみました。
結果、移行して良かった。

ConoHa WINGは確かに速かった、という話

エックスサーバーでのプランはスタンダード。
エックスサーバーがダメという話ではなく、こういったことが嫌ならVPS使えば？ということなのです。

共有サーバーではありがちな話で、以前も同じようなことがありました。
それはエックスサーバーだったかどうか記憶は曖昧。

ただやっぱり、少し重いくらいならまだしも、接続できないくらい重いとなると対応が必要。

お名前.com→はてなブログ→さくら→エックスサーバーと運営サーバーを乗り変えてきた当ブログ。
エックスサーバーにしてから数年、特に問題無く使っていたのですが……。

突然、ブログにアクセスするとグルグルと描画までにやたらと時間がかかるように。

PageSpeed Insightsでの様子。
以前よりもパフォーマンスが明らかに落ちておりました。

「サーバー応答時間を速くしてください」とこのスクショでは6秒となっていますが、これはまだマシな状態で、ほとんどの時間は「接続できませんでした」と言われて計測できない状態になってしまいました。

プラグインを止めてみたり色々と試したのですが変わらず、これはサーバ側の問題であろう、と。
前述の通り、同じ区域に負荷を上げているサイトが入ってきたと想像するのですが、以前もこんなことがありまして。

サポートに問い合わせてやりとりして……なんてやっていると時間もかかるし、その間この状態なのも気に入らない。
ということで、サーバー自体を変えることにしたのでした。

移行先に選んだのはConoHa WING。
最速だなんてよく聞くので、以前より気になっていたのです。

「サーバー処理速度No.1」とありますね。
今一番心に沁みる言葉です（笑）

契約をして移行作業。
ボタンひとつで移行できる「かんたん移行」を試してみましたがDBのレコード数が多いとかで失敗。ただ、これは想定通り。

10年運用しているので、DBのレコード数も多いですし、画像なんかのファイル数も相当なもの。
自分で移行作業をする前提でいました。

ざっとした手順は上記の感じ。
その他ゴニョゴニョして動作確認して完了。

さて、ページスピードは……。

比べ物にならないですね（笑）

エックスサーバーを離れる頃には、ページの描画が終わるまで20秒近くかかっていました。
ConoHa WINGに移管して1秒台。おかしくなる前のエックスサーバーでの運営時よりも速くなっています。

移管して良かった。

エックスサーバーのスタンダードが12ヶ月契約で1ヶ月1,100円。
ConoHa WINGのベーシックが12ヶ月契約で1ヶ月990円。

ConoHa WINGのほうが安いですが、SSDがエックスサーバーが500GBに対してConoHa WINGは300GBだったりと劣る部分があったりします。
エックスサーバーは無料お試し期間もあるんですよね。

また、ConoHa WINGはデータベースがMySQL5.7とバージョンが古い。
迷惑メール対策に関してもエックスサーバー側の方が優秀かな、と。

ただ、RAID10にvCPU/メモリが6コア/8GBなど、スペックは同じような感じ。
上位プランについてはエックスサーバーに軍牌が上がりそうですね。

比較は色々なところでされていると思うのでザクっとですが、ブログを運用するくらいなら安いConoHa WINGで良いのではという感じです。

速いとは聞いていたけど、実際、速かった。
快適。