千葉館山の堤防で釣ってきたガザミ。
漢字で書くと蝤蛑。青い体をしたワタリガニ科のカニです。
今回はそのガザミを使った釣り飯。
ワタリガニ(ガザミ)のトマトクリームパスタを作ります。イタリアン釣り飯(笑)
ガザミは旨味が強くおいしいカニで、蒸してそのまま食べたり、味噌汁や鍋に入れると良い味が出ます。
今回も汁物が良いかな〜と妻に聞いてみたところ、「パスタが食べたい」というのでリクエストに応えてワタリガニのパスタに挑戦です。
遠い昔に作った記憶はあるのですが、手順をほとんど忘れていたので調べ直して調理に挑みます。
おしゃれなパスタ!とはいきませんでしたが、おいしいものにはなったので及第点。パスタを一口食べれば、口に広がる濃厚な蟹の旨味。ワタリガニ(ガザミ)のトマトクリームパスタ、今後の釣り飯定番メニューに加えても良さそうです。
千葉館山の堤防で釣ってきたガザミ(ワタリガニ)を調理しての釣り飯
梅雨合間に行ってきた釣り
千葉館山にある堤防でアナゴやシロギス、ガザミなんかを釣ってきました。
アナゴとシロギスは握り寿司にして美味しくいただきました。
今回は残ったガザミを使っての釣り飯。
ワタリガニ(ガザミ)のトマトクリームパスタを作っていきます。
ワタリガニ(ガザミ)を捌いてトマトクリームパスタを作る
こちらがガザミ。ワタリガニ科のカニです。
冷蔵のまま置いておくのは良くないので、冷凍しておきました。
漢字で書くと蝤蛑。
「カニであってはさまれると痛手を負うことからカニハサミ」が短縮されて「ガザミ」となったのがその名の由来だそうです。
ガザミの捌き方は難しくありません。
まずはふんどしを取り、ふんどしを外したところから甲羅を剥がします。カニの口付近に割れるとジャリジャリとする砂袋があるので取り除きます。
さらに、”がに”と呼ばれるエラ部分を除去して下処理完了です。
足は取り外し、胴の部分は適当にぶつ切りに。
ガザミの下処理が完了したら、パスタの調理に進みます。
まずはトマトソース作り。
フライパンにオリーブオイルを注ぎ火にかけニンニクを炒め、その後タマネギを飴色になるまで炒めます。
タマネギを炒めたら、トマト缶をフライパンに投入して煮込みます。
トマトソースが出来上がったら、一旦置いておきます。
続いて別のフライパンにオリーブオイルを注ぎ火にかけます。
まずはニンニクを炒めまして……。
今回のメイン食材であるガザミを投入。オリーブオイルで炒めます。
この時点では青い色をしたガザミですが……。
火が通ると赤くなります。
ここで殻にもよく火を入れることが大事。
炒め進めてフライパンが焦げ付きそうになったら白ワインを注ぎます。
さらにガザミの旨味を出していきます。
ガザミによく火が通ったら、作っておいたトマトソースを投入。
水を加えながらさらに煮込みます。
煮込めたら生クリームを投入。
この時点で味をみて塩・胡椒で味付けします。
最後に茹でておいたパスタを投入し、ソースと絡ませます。
あとは盛りつければワタリガニ(ガザミ)のトマトクリームパスタの完成です。
釣ってきたワタリガニ(ガザミ)で作ったトマトクリームパスタが旨い!
完成しました、ワタリガニ(ガザミ)のトマトクリームパスタ。
最後にバジルの葉を盛り付け、乾燥パセリを振りかけています。
“ワタリガニのトマトクリームパスタ”と聞くと、おしゃれなイタリアンレストランで女性が食べるものというイメージがあるので盛り付けを頑張ってみました(笑)
甲羅を乗せていることで少しは本格的な料理に見えますかね。どうでしょう。
パスタから漂ってくる豊かな蟹の香り。実に食欲をそそります。
パスタを一口食べれば、口に広がる濃厚な蟹の旨味。トマトの酸味とクリームのまろやかさ、そこに蟹の旨味が加わったパスタ。これは旨い。
蟹の旨味がソースに溶け込んでいるものの、ガザミの身もしっかりと味を残しています。
ガザミの身はあらかじめ取り出してソースに加えておいた方が良かったですね。殻から身を出す時に手がソースでベタベタになります。反省点。
反省点はあったものの、味は良くあっという間に妻と2人で完食!
魚はもちろん良いですが、蟹の釣り飯もGOOD!
楽しく釣りをして、釣った魚介類を調理しておいしく食べる……。
釣りも釣り飯もやっぱり、やめられない。
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