友人が遊びにきてくれることになりまして。
「なにして遊ぼっか」と話の中心は釣りやキャンプなんかのアウトドアだったわけですが、最終的には釣りに決着。キャンプしつつ釣りなんてのも考えたのですが、ここのところの風の強さだときつそうと早々にやめました(笑)
色々とモチベーションの上がらない日々だったのですが、友人と遊ぶのはやはり楽しみ。
来るまでの間もどんな釣りをしようかとソワソワ。ひさしぶりの感覚。
シーバス狙い?コウイカ狙い?なのんびり釣り
ヘラブナ釣りでの運動不足解消!と、サーフでランガンの釣りなんかをしているここのところ。
友人と釣りをすることには決めたものの、友人はあまり釣りをしないのでサーフだとウェーダーやなんやらもあって厳しめ。
今割と釣れているのだとシーバスだったりイカかな……ということで、友人が来る日の前々日にふらっと釣りへ。
ベイトが寄っていてシーバス連発。
友人に釣って欲しい……このままベイトが明後日まで残ってくれていると良いな、なんて思いつつ帰宅。
自宅に戻ると、家の前で「みぃ〜みぃ〜」と。
よく家の近くを歩いていた猫がどうやら子猫を産んでいたようです。
母猫が林の中に子猫を連れていっていたのですが、一匹だけ取り残されてしまい……。
しばらく様子を見て待っていたものの母猫は戻らず、上空ではカラスが鳴きながら飛んでいる状態。これは無視はできん、とダンボールにいれて玄関にお招き。
とりあえずミルクを買ってくるかと急いで薬局へ。授乳期だったようなので、哺乳瓶も購入。
妻に聞くと母猫は帰ってきていない模様。これは明日は動物病院かな……とミルクをあげようと哺乳瓶を口元に持っていった瞬間、外から「ミャア」と猫の声が。
母猫でした。
子猫を連れていくと、特に警戒せずに授乳をして林の中に連れていきました。ホッと一息。
こんな出来事があったり、仕事もバタバタとしている状態のまま、友人が来る日に。
コウイカが釣れてくれた楽しい日
当日、友人とはそれぞれの自宅の中間地点で待ち合わせ。
こっちまで来てもらうこともできたのですが、釣りを始めたらろくに話せないと思うので、車で話そうと思った次第。
仕事後、夜に出発。
暗い田舎から明るい都会へと向かいます(笑)
道は空いていて、音楽を聴きながら心地良くドライブ。
友人は電車移動。
到着を待つ間、待ち合わせ場所に近い先輩宅の郵便受けの上にプレゼント(いたずら)のローズマリー。郵便受けの上のローズマリーはシュールでなかなか良いです。
会ってすぐに「腹減ったね」とラーメン屋へ。
腹を満たした後は車に乗り込み、我が家方面へ。自分は同じ道を戻るだけではあるのですが、なんだか旅をしているような感覚でワクワク。
結局、釣りの話なんかほとんどせず、積もった話ってやつばかり。
話していたらあっという間に到着、でした。
翌日、のんびりと起きて釣りに出発。
晴れたり曇ったりだったのですが、風が強くてなんだか寒い。それでも、雨が降っていなくて気持ち良く釣りができるだけで感謝です。
釣りのほうは芳しくなく、始めてすぐに友人が小サバをかけたものの、その後はアタリなし。
前々日にはシーバスが釣れた場所だったのですが、ベイトが抜けていなくなってしまったようです(笑)
結局、午後にイカ狙いにシフト。
夕マズメ前に自分にコウイカがヒット。
前回のコウイカよりサイズはだいぶ落ちますが、イカが近付いてきました。
後は友人が釣ってくれれば、という展開。
すると夕マズメに……。
釣ってくれました!嬉しいですねー。何より。
しかも良いサイズ。引きも良くて楽しそうでした。友人、初めて釣るイカです。
釣れたら良いなと思っても、釣れないことも多いのが自然相手の釣り。
季節外れに寒かったものの、雨が降らない中で釣りができて、しかも釣果も上げられたので良かったです。
あ、ただ、これまで知らなかったのですが、人為的にイカやタコに墨を吐かせる技術が存在することを今になって知りました。
恐ろしいテクだな……と、ズボンが墨まみれです。
釣ってきたコウイカを捌いて料理に
さて、釣ったコウイカは帰ってすぐに捌きます。
捌くときは包丁だけでなく、調理バサミを使うと楽です。
友人が釣ったイカは捌いて持ち帰り用に。大きいので結構な量になりました。
その他のイカは捌いておいて、翌日一緒に食べることに。
翌日、丼を作りました。
酢飯にスズキの刺身を敷き、その上にイカ刺しを持って、卵黄をちょこん。簡単でおいしいレシピ。
醤油を垂らして食べれば最高。
庭で、友人と妻と3人でもぐもぐと。良い時間。
料理の準備をしている間に、友人が火を焚いておいてくれたのでそこで調理。
なんだかんだでキャンプっぽさも味わえました。
ゲソは唐揚げにして揚げたてをパクッと。
揚げたての旨さは抜群。
イカ墨も食べてみたいと言うので、バターでイカの身を炒めた後に、酒で溶いたイカの肝とイカ墨を投入して煮込んで完成。我が家でお気に入りの食べ方です。
真っ黒な完成品を撮るのを忘れてしまいましたが、皆が歯を黒くしながら食べる笑える時間。
あっという間に過ぎてしまいましたが、良い時間となりました。
友人が帰った翌日、余っていたコウイカを手毬寿司に。
シャリが多くなってしまいましたが、ネットリとして甘いコウイカは寿司にも合います。
スズキの身も残っていたので、こちらも手毬寿司に。
シャリは赤酢で作る赤シャリ。淡白なスズキですが、香りが強くまろやかな味わいの赤酢が良い仕事をしてくれます。旨い。
釣って食べて……というのは、やはり自分の中では楽しい。友人も喜んでくれていたようなので嬉しい。
またどこかで、釣りキャンプもしたいなぁ。島で。なんて話をしていました。