妻との香港旅。香港島に訪れた僕らは、香港トラムに乗って中環(セントラル)から銅鑼湾(コーズウェイベイ)へ。
香港トラムは距離にかかわらず運賃が一律なので、移動手段としてではなく、街並みを眺めるための手段として利用するにもおすすめなのです。
銅鑼湾の停留所に着いたあとは、中環へと戻るだけだったのですが、折角なので銅鑼湾で食事をすることに。
停留所近くを歩いて店を探したところ、見つけたのが点心専門店の「優點點心專門店」でした。
明るく開放的で入りやすい佇まいの店。
点心専門店ということで、点心(鮮蝦菜苗餃・蟹子滑焼賣)を注文し、飯物にパイコー飯(鳳爪排骨飯)を注文。リーズナブルでおいしく、気軽に利用できるお店でしたよ。
銅鑼湾(コーズウェイベイ)にある点心専門店「優點點心專門店」
香港島では一度は乗りたい路面電車「香港トラム」。
香港島では2階建てトラムに乗って夜の香港の街を眺めてみては?
特に夜がオススメなのですが、香港トラムの2階席より眺める香港島の街並みは実に綺麗。
終点までトラムに乗っているだけ。気軽に利用できますよ。
特に行き先は決めていなかったのですが、今回はあまり時間が無かったため、香港トラムの路線のほぼ中心にある銅鑼湾(コーズウェイベイ)行きのトラムに乗り込みました。
銅鑼湾周辺は栄えており、香港の主要商業地の一つ。
銅鑼湾の商業地の賃貸料は、2013年の統計ではニューヨークの5番街などを凌いで世界で最も高かったそうです。
街を歩いてみると人もたくさん行き交っており、その雰囲気は日本で言うと六本木のよう。
有名人がいるのか街角インタビューに人が群がっていました。
ざっと散策して街の雰囲気に触れた後は、夕食を食べる店探し。そこで見つけたのが「優點點心專門店」でした。
明るく開放的で入りやすい佇まいの店。この店が良さそうと妻と意見が一致し、店の中へ。
注文方法は簡単で、テーブルにある注文票にチェックをいれて渡すだけ。
ぱっと見はよくわからないのですが、そのメニュー毎に”中”や”大”とランクが振られており、そのランク毎に料金が分かれています。一度理解してしまえば、むしろわかりやすい料金体系と言えます。
点心専門店ということで、点心の中で店のおすすめとされているものを2つチェック。
飯物も欲しかったので、さらにパイコー飯にもチェックをいれて、注文票をスタッフに渡します。
蟹子滑焼賣(蟹子のせ焼売)
まず運ばれてきたのは、注文した点心の一つ「蟹子滑焼賣」。25香港ドル(約360円)。
日本語にすると”蟹子のせ焼売”といったところでしょうか。点心らしい見た目です。
小ぶりではありますが、旨味がしっかりとしておいしい点心。
一つ一つがお手軽料金で量が少なめなので、色々な種類を楽しむのに良いですね。
鮮蝦菜苗餃(海老と青菜入り餃子)
お次は「鮮蝦菜苗餃」。こちらも25香港ドル(約360円)。
“海老と青菜入り餃子”といったところでしょうか。
透明の皮に包まれていて綺麗なお姿。見た目から楽しめる一品ですね。
見た目だけでなく味も良く、海老のプリッとした食感と青菜のシャキシャキとした食感がクセになります。
鳳爪排骨飯(鶏足パイコー飯)
飯物が欲しく注文した「鳳爪排骨飯」。29香港ドル(約417円)。
パイコー飯なわけですが、見た目からわかる通り”鶏足”が盛り付けられています。
煮込まれた鶏足。日本だと”もみじ”とも言いますよね。
甘みのある醤油味なのですが、八角などの香辛料の香りも感じます。ご飯も進む味付けでこれまたおいしい。
お茶代が1人3香港ドル(約43円)かかるので、上記と合わせて85香港ドル(約1,224円)。
1人600円ほどとお手軽価格の夕食となりました。
まとめ
銅鑼湾には食堂やレストランがたくさんあるので迷ってしまいますが、そんな時には「優點點心專門店」もオススメです。
ボリューム満点!とはいかないものの、程良い量で色々な種類の料理が食べられます。
気軽に利用出来る雰囲気なのも良いところ。料理もお手軽価格ですし、おすすめですよ。
※記事内では1HKD(香港ドル)を記事執筆時のレートの14.4円で計算しています
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