アナゴ釣りの外道ホタテウミヘビ…見分け方は?マアナゴとクロアナゴの違いも

釣り

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アナゴ釣り。
ハイシーズンは梅雨頃から10月頃とされていて、アナゴは日が落ちてから活発になるので夜釣りのターゲットとされることが多い魚です。

堤防から釣れるので夜にのんびりと糸を垂れるのが気持ち良いのですが……。
思いがけずアナゴそっくりの魚が釣れてしまうことがあります。

それがウミヘビ。
ウミヘビというと毒を持った危険なヘビを想像すると思いますが、ここで言うウミヘビは毒を持っていない魚。

アナゴに似ている魚でよく釣れるウミヘビがダイナンウミヘビホタテウミヘビ
ウミヘビと名が付いているものの、ウナギ目に分類される魚類の仲間です。

魚は魚なのですが、アナゴとは異なり食に向かなかったりでリリース対象魚。毒は無いのですが。
特にホタテウミヘビは夜釣りの暗い状況では見分けが付きづらかったりするので注意が必要です。

アナゴが釣れた!と持ち帰ったらホタテウミヘビだった件

秋終盤の千葉内房堤防での夜釣り。
まだアナゴが釣れているようだったので、友人とアナゴ狙いでした。

深夜に大きなアタリ!
よく引くのであげてみるとニョロニョロっとした細長いシルエット……本命のアナゴだと思い、しめてクーラーボックスへ。

結論から言うと、アナゴだと持ち帰ったその魚は、ホタテウミヘビでした(笑)
しかもコメントをいただいて気付くという……お恥ずかしい。

間違えておいてなんですが、結構似てるんですよ。
上の写真にマアナゴ・クロアナゴ・ダイナンウミヘビ・ホタテウミヘビがおります。

本命のマアナゴ・クロアナゴの見分け方は?

まず初めに、本命であるアナゴには釣れる種類で代表的なものにマアナゴとクロアナゴがあります。

寿司や天ぷらなどでよく食べられて重宝されているのがマアナゴ。
フワフワとした食感がたまらない、食べておいしい魚です。

続いてクロアナゴ。
おいしいのですが、一般的にはマアナゴよりも小骨が邪魔になり味が落ちると言われています。

マアナゴとクロアナゴの違いなのですが、分かりやすい見分け方法は体の側面にある白点。
マアナゴのほうが白点が濃く、メインの白点線と背びれの間に間隔が長い白点線があります。クロアナゴにはこの間隔が長い白点線がありませんので、一番見分けやすいポイントかと思います。

その他、マアナゴは体色が茶色っぽく、クロアナゴは名の通り黒かったりもします。
が、どちらかだけが釣れた時には見比べられないので判断しづらいですね。

さて、ここからが今回の記事の本題のウミヘビについて。

“ウミヘビ”と名前に付く動物には、鱗のあるものと、無いものに分けられます。
今回の本題となるダイナンウミヘビとホタテウミヘビは、鱗の無いウミヘビ。前述の通り、ウナギ目に分類される魚類の仲間です。

クロアナゴにそっくりのホタテウミヘビ

こちらがホタテウミヘビ
暗い中でこれが釣れたら、アナゴが釣れた!って思いませんか?僕は思いました(笑)

アナゴと見分ける方法としては、ズバリ顔です。
アナゴと違い凶暴な顔付きをしているのですが、太い鼻管(?)がある事と、皺がある特徴的な首元が見分けポイント。また、体の側面の白斑点も見られません。

アナゴとそっくりということで試しに食べてみたのですが、骨が多すぎて食には向きません。
割と味は良いのですけどね。

見分けがつきやすいダイナンウミヘビ

写真がイマイチですが、こちらがダイナンウミヘビ
次回釣れた時に写真を撮りますが、口が大きく尖っているので一目で見分けはつきます。

厄介なのが、釣り上げるとやたらと暴れること。
フィッシュグリップにも噛み付きますし、仕掛けはグチャグチャ。出来るだけ釣りたくない魚です。噛みつかれないようにご注意を。

顔部分を判断しやすい箇所と書きましたが、それ以外にも尾びれが筒状などの特徴もあります。

狙い通りに釣れれば楽しいですし、食べれば絶品のアナゴ。
ただし、今回紹介したようにそっくりな姿のウミヘビが釣れることがありますので注意が必要です。毒は無いですが暴れますし、食には向いていませんからね。

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