神津島釣りキャンプ5日目。
先輩との2人旅です。
前日の釣りから調子を良くしていた僕ら。
この日は、釣果が出やすい夕まずめ前の時間から神津島港で釣りを始めることにしたのでした。
神津島港での夜釣りは……サバが入れ食い!
釣り後の夕食は、干物にしておいたサバを具にサバ干物カレーを作ります。
好調な夕まずめ前からの神津島港での釣行だったが……
この日の朝はゆっくりと起きて、前日に釣ったサバを一夜干しにしたものを食材に贅沢な釣りメシのブランチを堪能。
おいしい食事をした後、前日の釣りが割合調子の良かった僕らはこの日の釣行をどうするか話し合います。
調べてみると、翌日は天気が悪いようでした。
好天なのはこの日までのようだったので、釣り具を整理し直して釣り場へ向かうことに。
神津島港へ来るのもこれで5日目。
日に一度は必ず来ているので、この時点でだいぶ愛着が湧いていました。
神津島港の手前にある電灯の周りに荷物を置いて、釣りを開始します。
ここに毎度荷物を置いていたので、気持ちの上ではここが「いつもの場所」に。
これまで調子の良かった夕まずめ前の時間ですが、この日は釣り上げてもキープに至らない魚ばかり。
釣果がないまま、陽が落ちて辺りは暗くなり、夜釣りの時間となったのでした。
サバが入れ食いの夜釣り!
暗くなってからは、前日同様にカゴ釣りでの夜釣りです。
真っ暗な海に浮かぶ電気ウキを眺める時間。
と、投げ始めてすぐに電気ウキが沈んでいきます。
……サバでした。
昨日釣れた時には喜んで騒いでいたのですが、今はもう「またサバか!」といった具合。引きは楽しいのですけどね。
投げてしばらくするとウキが沈んで走っていきます。
違う魚だといいなと思い引っこ抜くのですが、毎度毎度サバちゃん。
水の中でも外でも豪快な暴れっぷり。
竿をもう1本出してタナを深くしてみても、ハタンポくんと一緒にあがってきたり。
もう完全に入れ食い状態。
どのサバも40cm近く良型だったのですが、前日釣った分のサバが干物で残っているので全てリリースです。
近くで釣りをしていたグループの方々に血抜きしておすそ分けしたりと、これまででは考えられない状況。
サバしか釣れないなぁ……と、若干うんざりし始めたところに、パトカーが巡回で訪れます。
警察官が車から降りてきて声を掛けてきました。
「何か釣れてますか?」
……意外な質問(笑)
てっきり気をつけるように声を掛けられるのかと思いました。
「釣れるんですが、サバばかりです」と答えると、すぐに「やっぱり」と返してくる警察官の方。
詳しそうだったので色々質問させてもらうと、快くアドバイスしてくれます。
- 表層に落とすとサバが当たってしまう。タナ底ギリギリくらいに深くしたほうがいい。
- 堤防の入り口は潮がゆるいので、潮のはやい先端のほうがいい。
などなど、サバに当たらないタナを探れば、イサキや真鯛・シマアジが期待できるのだそう。
もっと早く出会いたかった!
サバの干物を具にした「サバ干物カレー」
警察官の方のアドバイス通りタナを深くして挑戦してみましたが、一切アタリはなく終わりました。
仕掛けなど、もっと勉強が必要なようです。
目標の魚は釣れなかったですが、サバが釣れたことでそれなりに楽しめました。
テントに戻り、食事をすることにします。
この日は釣れた魚は全てリリース。
干しカゴで干物にしておいたサバを使って料理を作ります。
干物は皺がよってきて、だいぶ良い干し加減になってきました。
作るのはサバの干物を具にした「サバ干物カレー」。
サバの干物の表面をオリーブオイルで軽く焼き、水とカレールーを入れて煮込むだけです。
持ってきていた米は使い切ったので、関庄商店で買ってきた「サトウのごはん」にカレーをかけていただきます。
魚独特の臭みがあるかもと思ったのですが、ほとんど感じませんでした。
サバは干物にすることで、旨味が強くなり、食感は鶏肉のようになります。
カレーとも相性が良くおいしいですよ!
※動画も合わせてご覧ください!
まとめ
前日は釣って大喜びしたサバも、この日は全てリリース。
サバ以外釣れなかったな……と思う気持ちもあり、釣りをしていると欲が出るものです。
この日の釣りのおかげで、改めて釣りの仕方を見直そうと思いました。
これまではただただ楽しく五目釣りをしていたわけですが、狙いに合わせた竿や仕掛けは大事だなと痛感しました。
ま、釣りは楽しいですが、釣った魚を食べるのが好きだったりするので、もっと色々な魚を食べてみたいな、と。
夢は広がるばかりです。
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