新潟県中魚沼郡にある津南町(つなんまち)。
毎年3月におこなわれる「つなん雪まつり」に訪れるため、東京から津南町へと向かうことにしました。
東京から新潟へと向かう場合、悩むのがアクセス方法。
暖かい時期であれば車で向かうのですが、新潟は日本有数の豪雪地帯。普段雪の中での運転に慣れていないと、ちょっと運転が怖いところ。
そうなると選択肢は電車かバスになります。
今回、僕は高速バスで新潟へと向かうことにしたのですが、新幹線と比べてのメリットやデメリット、また、津南町へのアクセス方法についてまとめていきたいと思います。
高速バスを利用して東京から新潟へ
津南町へ向かう場合、電車にしてもバスにしても越後湯沢駅を経由する形になります。
新幹線の場合のルートは東京駅→(新幹線)→越後湯沢駅→(バス)→津南町ですが、バスの場合のルートは池袋駅→(高速バス)→湯沢IC→(徒歩)→越後湯沢駅→(バス)→津南町。
ルートはほぼ同じものの、どちらにするかは、
- 費用を安くする
- 時間を短縮する
のどちらを選ぶかが判断材料になるかと思います。
「費用を安くする」を選んだ場合の交通手段が、高速バスですね。
高速バスの利用方法とメリット・デメリット
高速バスの運賃については日によって変動します。
上記から確認・予約できますが、大体片道3,500円前後といったところでしょうか。
新幹線の場合、東京駅→越後湯沢駅で7,000円近くかかるため、大体半額くらいで湯沢まで行けることになります。これが高速バスを選ぶ場合の最大のメリットでしょう。
東京からは池袋駅前からバスに乗り込みます。
3列シートで車内トイレ完備と、10年ほど前の4列シートで狭い思いをしてうんざりしていた時とは比べ物にならないほど快適です。
USB充電器が各席に取り付けられているのも便利なところ。
安くてある程度快適なのが良いところですが、デメリットとしては時間がかかること。
新幹線(東京駅→越後湯沢駅)であれば約80分で行けるのですが、高速バス(池袋駅→湯沢IC)では渋滞無しで約3時間となっています。
実際には、今回は行きも帰りも渋滞により1時間半遅れでの到着となりました。
時間がかかることを念頭に置いて安さを選ぶか、時間を短縮するためにお金を払って新幹線にするかの選択になるかと思います。
湯沢ICから越後湯沢駅へ
高速バスを選んだ場合の懸念事項がもう一つ。
バスの到着地点が、越後湯沢駅でなく湯沢ICなのです。
この湯沢ICから越後湯沢駅までが、歩いて20分ほどかかります。
バスもあるのですが、本数が少ないので乗り継ぎが難しいかと思います。
越後湯沢駅に向かうには、湯沢ICのバス停近くにある地下通路を利用します。
大学生と思われるグループが「怖い。ここ通ったらヤバくない?」と言ってましたが、いやいや大丈夫。
通路を抜けていくと湯沢市街へのルートが矢印で貼られているのでその指示に従って歩いていきます。
道の両脇には身長よりも高い雪が積もっていましたが、3月中旬ということもあって道には雪はほとんどありませんでした。
雪の多い時期や天気の悪い日にはバスの利用も考えた方が良さそうですが、歩いて駅まで行くのはそう大変ではありませんでした。
綺麗な空気の中を散歩がてら歩いていくのもまた楽しいですよ。
越後湯沢駅から津南町へ
ここからは津南町へのアクセス方法について。
僕は「つなん雪まつり」に訪れるために向かいましたが、同様にアクセスされる方のために綴っておきます。
津南町へのバスは、越後湯沢駅前のバスターミナルから出ています。
銀色に赤のラインのウルトラマンのようなカラーリングの南越後観光バスに乗り込みます。
「森宮野原駅前」行きのバスになります。
注意点としては、日に4本しか運行していないこと。
交通機関などは東京と同じ感覚で考えていると痛い目にあいますw
津南町までの所要時間は約45分ほど。
料金は800円ほどです。できるだけ小銭を用意して乗り込みましょう。
まとめ
今回初めて高速バスで東京から新潟へと向かってみましたが、想像していたよりも快適に過ごせました。
高速バスの往復の料金でほぼ新幹線の片道と同じ計算。夫婦で訪れたので非常に助かりました。
ただし、高速バスは安い分時間がかかります。
途中渋滞にはまって喚いている乗客がいましたが、渋滞が起きるのは容易に想像できること。遅れたくないのであれば、新幹線を利用したほうが良いですよ。
コメント