渡し船「栄宝丸」で木更津沖堤防へ!船や沖堤防釣りの様子公開!

釣り

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千葉の木更津沖堤防への釣行。
沖堤防というものに行くのは人生初めてです。

沖堤防はその名の通り、沖にある堤防。
地続きになっていないため、渡し船に乗って移動します。今回使ったのは”栄宝丸“という船。

さて、初の沖堤防ですが、時折小雨がぱらつく曇天で、地面に置いた竿が移動してしまうくらい風がかなり強かったりと天候には恵まれず。
沖にあって地続きになっていないので当たり前なのですが、海の真ん中にポツンと浮かんでいるような沖堤防で始終強風に吹かれていると落ちてしまわないかと恐怖を感じるくらい。波も高く、海水が堤防上にかかってくるくらいでした。

とはいえ、今回は友人達と一緒だったことでの安心感が大きく、釣り自体は楽しめました。
アジがポツポツ釣れたりするくらいで釣果は満足いくものではなかったですが、あの荒れ様を考えれば仕方がないかな……といったところです。

千葉木更津沖堤防渡し船「栄宝丸」の情報

沖堤防に行くには渡し船に乗らなければいけません。
木更津沖堤防への渡し船には、「栄宝丸」「宮川丸」と2種あります。今回利用したのは栄宝丸なので、その情報を少し。

まず、栄宝丸を利用するためには個人情報の記帳や料金の支払いが必要。

上記地図の場所に事務所があるので、氏名等や帰りの時間を記入して、渡し舟の料金を支払います。
住所は千葉県木更津市中央3-8-7。

料金は、

  • 大人 … 3,100円
  • 中高生 … 2,000円
  • 小学生以下 … 1,500円

となっています。
定休日は木曜日(祭日は営業とのこと)。

ちなみに事務所にも餌や釣具・氷なんかが販売されているようでした。

■栄宝丸ウェブサイト
http://fish.ggnet.co.jp/chiba/eihoumaru.htm

■栄宝丸釣果
https://ameblo.jp/06021029/

駐車場は事務所近くの海沿いにあります。大きくは無いですがトイレもあるので安心。
この駐車場の奥から、渡し船に乗り込む流れになります。

渡し船「栄宝丸」に乗って木更津沖堤防へ

この日は友人3人との釣行。
内2人が前回の釣行で木更津堤防に行っていたので、2人に先導してもらう形で手続きなどを済ませます。

この日、僕らが乗り込んだのは第一便。AM5:00出発の船に乗り込みます。
まだ辺りが真っ暗。当然ながら海は暗闇に包まれております。船が出発するまでの待ち時間、ワクワクドキドキといった具合で落ち着きません。

5時になりいよいよ出発。
真っ暗な海の中を猛然と突き進む船。結構スピードを出します。

眠気で若干鈍くなっていたのですが、海水のしぶきを含んだ風が顔に当たり、急激に頭が働き始めます。

木更津沖堤防にはA〜D堤の4つの堤防があり、堤防近くになると「○堤に降りる方いますか?」と船長が呼びかけてくれます。
A〜C堤は全長約1kmと長いため、手前・中央・奥に船を止める場所がありますが、降りる人がいないと通過してしまうのでその点は注意が必要。

今回僕らが降りたのはB堤。全長約1,200mあります。
堤防に着いた時はまだ日の出の時間前。少し空は明るくなり始めていたものの、暗い中海の真ん中に立つというのもなかなか妙な気分です。1人だったら心細かったかも。

沖堤防で足を踏み外したら海へ真っ逆さまなので、ライフジャケットが必須。
栄宝丸ではライフジャケットを無料で貸してくれるので、しっかりと装着。朝まずめを逃すまいと急いで準備を始める一同。

投げサビキ仕掛けを試してみると、早速かかってきたのがアジ。
少し黄金がかった体をしていて綺麗。最初の釣果がアジで嬉しいのですが、この日はアジを生き餌に泳がせ釣りする方針。

ということで、アジを生き餌にしたエレベーター仕掛けの泳がせ釣り。
オモリだけつけた状態で先に投げておき、アジを針にかけ、針についているサルカンをラインにはめこんでエレベーターのように落とし込みます。

泳がせ釣りの合間にもサビキ釣りは継続。
35cmには届いていなかったのでセイゴですね。フッコサイズもかかったのですが、波で集まってきた海藻に絡んでバラしちゃったり。

アジはタナさえ合えばそれなりに釣れてくる感じ。
友人達の前回の釣行時とは比べものにならないくらい釣れてないようですが、生き餌にする分くらい釣れればと思っていたのでその分は困らないくらいのストックはできたのでまあ良し。

ただもう、とにかく風が強く波が高くてうねっているので、ウキ仕掛けは投げても手前に戻ってきてしまうくらい。
時折高い波がくると、堤防に当たって水が堤防にかかってきます。

泳がせ釣りの竿には鈴をつけているのですが、風が強すぎて鈴がずっと鳴っているためアタリがわかりません。

とはいえ、大物仕掛けをあげてみると、アジの頭だけが戻ってきたり、体が食いちぎられたりしています。でも、かからない。
アジはそこそこコンスタントに釣れるものの、泳がせ釣りに使ってしまい持ち帰る分は無い状態。

数度大きなアタリもあったのですが、針がかりしなかったり、ハリスが切られたり。
うまくいかないものです。

大物狙いでは、友人の竿にエイやサメがかかったりしたものの、嬉しい釣果は一切無し。
サビキ釣りでも、強いひきがあって息巻いてあげてみると大きなフグだったりと……。4人いれば誰かしら大物釣るかな、とか思っていたので残念。

途中イイダコが釣れたので、イイダコ狙いにシフトしてみたものの不発。
行きつけの堤防に移動してイイダコ釣りをしたい気持ちになれども、ここは海の上(笑)

途中、友人たちが30cm弱くらいのサバを数匹釣り上げておりました。
残念ながら自分にはヒットせずでしたが、2匹ほど譲ってもらいました。嬉しい。

他には良型のメバルが釣れたり。
堤防のへちにイソメを落とし込むとアタリがあったりしたので、カワハギかと思い何度か挑戦するもかかるのはフグばかり。

せっかくの沖堤防とのことで、昼までみっちり釣りをして帰りの船に乗り込みます。
波が高く、船内に海水が飛び込んでくるくらい。波風の影響でアタリがわからず、始終ずっと釣りがしづらい日でございました。

結局持ち帰ったのはこんな感じ。
アジ・ウミタナゴ・セイゴ・メバル・イイダコに友人から譲ってもらったサバちゃん。アジは大半泳がせ釣りの餌にしてしまったので、2桁に届かない結果となりました。

まとめ

沖堤防での初の釣り。
渡し船で移動するなどアクティビティとして楽しかったですが、天候が悪かったこともあって苦しい釣行となりました。

海の荒れ様を考えれば、釣果はそこそこかと。友人と行ったこともあって、釣り自体は楽しめました。
残念だったのは、泳がせ釣りでのアタリをものにできなかったこと。せっかくの沖堤防だったので、通常の堤防じゃ釣れないものを釣りたかったんですけどね。

木更津沖堤防での別釣行は下記記事をご覧ください!

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