水温低下に合わせて深場に移動した、落ちハゼ。
10月頃からが落ちハゼ釣りのシーズン。年末の12月頃まで楽しめます。
すでに1月になりましたが、今年は水温が高い影響もあるのか、まだ都内の川でもハゼが釣れているようです。
ということで、落ちハゼ狙いのお気軽フィッシングをしに、近所の中川へ短時間釣行に出かけます。
ハゼとはいえど、20cmにも迫るほどのサイズになるため、引きが良くて楽しい落ちハゼ釣り。
ハゼ釣りなら装備にもそれ程気をつける必要が無いので、気軽に楽しめます。
タタタン!と小気味好いハゼのアタリは楽しいですよ!
落ちハゼもシーズン終盤?中川でお気楽ハゼ釣り
2020年釣り初めは近所の川の中川へ。
セイゴサイズと小さいながらも、2020年初フィッシュはシーバスとなりました。
その釣行の帰り道、投げ釣りに来ていた釣り人の様子を遠目で見ていると、どうやらハゼを釣っているよう。
そういえばハゼ釣りなんて数年やっていないような……と急にやってみたくなり、翌日にハゼ釣りをしてみることにしたのでした。
1月初旬。この時期でも釣れているってことは落ちハゼだよなぁ……とか考えつつ、翌日の釣りに備えて考えをまとめます。
落ちハゼのシーズンは10月頃から12月いっぱいと聞いたことがあります。今年は暖かいので、まだ残っているんですかね。
ま、考えをまとめるといっても、ハゼ釣りなので装備も簡単なお気楽フィッシングです。
良型のマハゼを狙って中川河口で釣り開始!
落ちハゼは水温が下がったことで深場に落ちたハゼのこと。
汽水域に接している川なんかがポイントとして良く、水深のある船道なんかが狙い所です。
ということで中川の河口域へ。満潮から下げのタイミングです。
ハゼ釣りだからといって専用のタックルがあるわけでもなく……持ち運びが簡単で程良い長さのパックロッドを選択しました。
シーバス用でハゼ釣りには硬すぎますが、落ちハゼならこれでもしっかりとアタリが取れます。
仕掛けを投げたら、後は鈴をつけてアタリを待つだけ。水筒に入れてきたコーヒーを飲みながらのんびりと待ちます。
注意点として、ロッドは握っておくか、置き竿にするならドラグを緩めておいたほうが良いです。
アカエイやシーバスなんかがかかって、ロッドを持っていかれてしまうこともあるからです。
仕掛けを投げ込んで5分ほどでアタリあり。
あげてみると15cm超えのマハゼ。最大で18cmでした。
落ちハゼサイズになると、引きが良いので釣りものとして楽しいです。
ちなみに仕掛けですが、僕は胴付き仕掛けを使っています。
通常、ハゼ釣りだと天秤に市販のハゼ仕掛けが一般的ですが、汽水域では貝や蠣殻などがあるため、針をフリーにしておくと根掛りが頻発します。
胴付き仕掛けを使うと、根掛りが大分軽減されます。
また、針を大きくしておくと、小さいサイズのハゼを避けることもできます。
餌はアオイソメ。釣具屋で比較的安く手に入ります。
ハゼ釣りだと切って使うことが多いですが、落ちハゼが相手の場合は大きめにつけておいたほうがアタリが多いですね。
川の中央部分の深場、船道を狙うとアタリがよくでます。
カケアガリ部分にいるようですね。
この日は1時間で10匹。
通常シーズンのハゼ釣りと違い入れ食いとはいきませんでしたが、まあまあといったところでしょう。
サイズは良く、すべて15cm超えのマハゼでよく引いてくれました!
周りで釣っている方は持ち帰っていましたが、食べるつもりはなかったので僕はすべてリリース。
天ぷらにしたらおいしそうですけどね。
1時間ほど釣りした後、セイゴが釣れてきました。それなりに引いてくれるので、楽しいゲストです。
ただ、これでハゼのアタリはパタッと無くなりました。時合いは短いですが、当たればコンスタントに釣れそうですね。
冬は釣り物が少なくなりますが、落ちハゼが釣れるのであれば川釣りも◎。
ハゼ釣りと侮るなかれ……落ちハゼはよく引くので釣りとして楽しめますよ!
「小物釣り」について綴った記事の一覧。身軽な装備でふらっと釣り場に行き、極小の仕掛けで小さな魚を狙う。小さな世界だけど奥深き小物釣り。魅了されています。
合わせて動画もご覧ください!