妻との沖縄旅。
宿のある那覇市から出て、2日目はレンタカーで北部へと向かいます。
最終的な目的地は古宇利島ですが、行って戻ってきても時間はたっぷり余ります。
ということで、古宇利島までの道中、寄り道しながらのんびりと北へ向かうことに。
まず訪れたのは宜野湾市普天間にある普天満宮(ふてんまぐう)。
琉球八社の一つで、宜野湾市唯一の神社です。
こちらの神社には境内に洞穴があり、内部に奥宮が祀られているとのこと。
受付をすれば洞穴内を拝観することができるとのことだったので、参拝してから北へと向かうことにしたのでした。
ニコニコレンタカーで車をレンタルし那覇市から宜野湾市にある普天満宮へ
沖縄旅2日目朝。
レンタル代の安いニコニコレンタカーで車を借ります。
那覇市から出る前に、ホテルからニコニコレンタカーに向かう道すがら購入した弁当を海沿いで食べることに。
波の上ビーチ前、海を眺めながら食べる弁当は最高。
弁当は那覇市久米にある丸江弁当で買ったもの。ハムエッグ弁当オススメです。
ボリューム満点の朝食を食べて元気に出発。
まず最初に目指すのは、普天満宮。
普天満宮へのアクセス
下道を走り普天満宮へ。
所在地は沖縄県宜野湾市普天間1-27-10。
カーナビ先生のご指示通りに向かってすんなり到着。
慣れない土地での運転は気を遣いますが、特に困ることもありませんでした。
鳥居の右手の道から駐車場へと入れます。
中に入るとすぐに4台ほど停められるようになっていますが、そこが一杯でも大丈夫。
そのまま奥へと進めば広い駐車場があるので安心です。
ちなみに、車でのアクセス以外ではバスを利用する形となるようです。
詳しいことは普天満宮の公式サイトをご覧ください。
琉球八社の一つで宜野湾市唯一の神社「普天満宮(ふてんまぐう)」
鳥居をくぐって境内に入ると左手に手水舎。
正面に拝殿があります。
普天満宮の拝殿は威厳を感じさせる佇まいなのですが、どこか柔らかな明るさも感じます。
朱の屋根瓦が沖縄独特の雰囲気を醸し出しているからでしょうか。
琉球八社の一つである普天満宮。
熊野権現と琉球古神道神を祀る、宜野湾市で唯一の神社です。
狛犬も笑っているかのようなにこやかな表情。
歓迎されているかのようで心が晴れやかになります。
妻がいただいた御朱印。角が丸みを帯びた若干可愛らしさすら感じる字体。
神社全体を通して温かみを感じるのでした。
奥宮のある普天満宮洞穴を拝観
さて、この神社の境内には洞穴があります。
洞内には奥宮が祀られており、拝観可能(10時より17時まで)となっています。
拝観するには、拝殿の左手にある祈願受付・御守授与所で受付を済ませる必要があります。
拝観料は無料。
代表者の氏名・住所を書き、”普天満宮洞穴拝観”と書かれた札を受け取ります。
受付の隣にある待合室で巫女の案内を待ちます。
札の裏面には注意事項。30分以内での拝観すること。また、スマートフォンの利用・写真撮影・飲食等が禁止となっています。
境内左奥に洞穴への入口があります。
入口には厳重なロックがしてあり、巫女の後について中に入っていく形になります。
僕らの他には2名の女性グループが一組。
これまでは温かみすら感じる境内でしたが、巫女の雰囲気とドアを開けてからの静寂な空間に身が引き締まります。
洞窟の入口に着くと、巫女が立ち去り、自由に拝観できるようになります。
正面にある奥宮を拝んでから拝観するわけですが、道内は静謐で神聖な雰囲気です。
洞内は撮影禁止なので、参考画像としてガンガラーの谷での写真を。
鍾乳洞でできた全長約280メートルの横穴洞穴。その一部が公開されています。
洞穴の入口付近には、数万年前に絶滅したシカ類を含む厚い化石層があり、200頭以上も発掘されているそう。化石は洞内にも散在し、土器も発見され遺跡にもなっているとのことです。
沖縄にある聖域と呼ばれる場所にはこれまでも訪れたことがありますが、どこにも共通して厳かな雰囲気を感じます。
その中でも、パワーを与えてもらえる場所や畏れを感じる場所があるわけですが、今回は後者でした。
洞穴を目の前にした段階で何か結界があるような、そんな抵抗を体に感じまして。
もちろんこれは僕の体感。妻は正反対で生命力が増すような感覚があったそうで、洞穴を出る頃には活き活きとしていたくらいです。
まとめ
沖縄県宜野湾市普天間にある普天満宮。
琉球八社の一つで宜野湾市唯一の神社はどこか温かみを感じるような場所でした。
ただし、境内にある洞穴は聖域そのものといった雰囲気。
心構えは必要ですが、近くを通ることがあれば拝観されてみてはいかがでしょう。鍾乳洞でできた洞穴を歩くなんてなかなかできないですからね。
僕は神社を出て運転している際、しばらく最近の自分の姿勢を反省しておりました。
なんだか、怒られた気がしたのです。しっかりせいと(笑)
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