ブユ(ブヨ・ブト)は危険!痒みだけじゃなく痛くて歩けない?症状・対処法など

田舎暮らし

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川や渓流沿いそして森など……。
アウトドア活動を楽しむには絶好のロケーション。

自然の中で気持ち良く過ごすわけですが、ふと気付くとポツッと手や足に血が。
どこかで引っ掛けたかな?と過ごしていると、すぐに患部が痒くなっていきます。

犯人はブユ
関東ではブヨ、関西ではブトなどとも呼ばれる虫で、5mm以下ほどコバエのような姿をしています。

このブユ、タチが悪いのが、皮膚に齧りつき血を啜るのですがその際に注入される唾液成分の毒性が強く、患部が激しく痒くなる上に炎症を引き起こしてしまいます。
僕の場合は、足を噛まれてから2日後に、足が腫れて痛くなり思うように歩けなくなりました……。

また厄介なのが、蚊のような羽音もさせずに近づいてくるんですよね。
コバエのようなサイレントアサシン。

そんなブユに噛まれた際の症状や現在おこなっている対処法について綴ろうと思います。

ブユ(ブヨ・ブト)に噛まれると激しい痒み+炎症が!

東京から茨城の田舎に移住したわたくし。
引っ越してすぐに始めたのは庭遊び。このために移住したと言っても過言ではないくらい、庭でのBBQや家庭菜園を楽しんでおりました。

そんな中、完全に油断していた僕は、サンダルを履いて庭で焚火を楽しんでいたのですが……。
気付いたら足にポツンと小さく血が出ておりました。

最初はどこかに引っ掛けただけかな?と思っていたのですが、時間が経つにつれて痒くなり……。
これがブユとの初対面でした。

思えば、コバエが飛んでるね、と一緒にいた妻と話していた記憶があります。
あれがブユだったんですね。

妻は腕を3箇所、僕は足を6箇所噛まれました。
ブユの嫌なところは、その日痒いだけなら良いのですが、痒みだけでなく炎症も起こり、しかも数日、長い場合は数週間も痒みが続くところです。

ブユ(ブヨ・ブト)に刺された(噛まれた)場合の症状

さて、ブユに刺された翌日の写真です。

親指の付け根、側面、くるぶし部分を噛まれています。
写真ではわかりづらいですがどの患部も周辺を含めて赤くなり熱を持っています。また、幹部が若干固くなっています。

妻は僕ほど酷くならず3日ほどで痒みが消えていましたが、僕はアレルギー反応があったようで腫れも酷く、2週間は痒みが残りました。
痒みは蚊のそれとは比べ物にならないです。つらい。

こちらは3日目の右足。
足の甲に一箇所噛まれただけなのですが、患部が水膨れになり、足の甲全体が赤く腫れ上がっています。

3日目は痒いだけでなく、痛みもあってびっこをひかないと歩けない状態。
また体全体が熱っぽく、調子が悪くあまり動けませんでした。

痒みも強烈で、何かに触れると痒くなるため、靴下なんかとてもじゃないですが履けない状態でした。

こちらは別日に胸を噛まれた時のもの。
一箇所だったのですが、広範囲が赤くなり熱を持ちました。

ただ、痒みや痛みは足が一番酷く、胸の場合は3日ほどで痒みがひきました。

僕ら夫婦でも、妻は症状が軽く、僕の方が酷くなります。
症状は噛まれた位置や体質などで変わるようです。

ブユ(ブヨ・ブト)に噛まれた場合の処置

我々夫婦はこれに懲り、すぐにこれを購入しました。

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ポイズンリムーバーです。

ブユに噛まれてすぐ、血がポツンと出ているところからポイズンリムーバーで毒を抜きます。
その後患部を流水で綺麗に流し、ステロイド系軟膏を塗ります。これで大分、痒みと炎症が抑えられます。

我が家で愛用しているのはムヒアルファEX。
市販のものでは効きが良い印象です。

ただし、ポイズンリムーバーでの処理が遅くなったりすると、症状はやはり長引きます。
処理が遅い場合には僕のように歩けなくなる人もいると思うので、心配な場合は早めに病院に行ったほうが賢明です。

ブユ(ブヨ・ブト)対策

噛まれた時にどうするか……よりも、噛まれないためにはどうしたら良いか、を考えたほうがブユの場合は良さそうです。

まず、ブユが活動する時間帯は、朝と夕方。
キャンパーには最高に気持ちの良い時間が、ブユの活動時間というつらさ(笑)

また、渓流沿いなどの水場近くに多いため、水場で遊んだ後なんかが特に注意。
裸足で過ごしていたら格好の獲物になってしまいます。

湿度の多い夏場によく見られるようです。
手足を露出しやすい夏の水場なので、より狙われやすいんですね。厄介です。

ちなみに僕が刺されたのは森。周辺に川などは無い地域です。
そんな場所でもブユはいますので、水が無くても注意が必要になります。

上記より、対策としては、肌を露出しないこと。
また、服の色は明るい色のほうが、ブユが集まりにくいそうです。

虫除けスプレーも効果的。
ブユに効果があるスプレーも市販されていますが、僕は自分で作っています。

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ハッカ油と精製水と無水エタノールを混ぜるだけ。
スプレー容器に入れて使っています。

実際これは効果を実感しており、肌が露出してしまうところにスプレーしておくと予防になります。

肌をできるだけ露出せず、露出してしまうところには虫除けスプレー。
これが我が家の定番スタイルですが、さらにブユにも効果があるとされる蚊取り線香、アース極太虫よけ線香もつけます。

これでブユ被害は格段に減りました。
後はやはり油断しないこと。蚊は羽音で存在に気付けますが、ブユは音も無く近付いてきます。

蚊であれば1箇所刺されてもそれほどダメージがないですが、ブユは1箇所でも噛まれるとダメージが大きいです。
気持ちの良い環境にいることが多いため油断しがちですが、噛まれた後のことを考え、対策をしておくことをおすすめします。

噛まれると、本当につらいので……。

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