人生初の香港旅。
妻と2人、香港国際空港に着いた後は、今回の旅での宿泊する宿のある重慶大厦(チョンキンマンション)に向かうことに。
電車での移動は金がかかるようで、空港からはバスに乗り込み重慶大厦近くへ。
バスのチケットを購入してバス内に乗り込んで……ファーストタイムはなんにしたってドキドキするもの。でも、あるブログの情報のおかげで落ち着いて過ごすことができたのでした。
香港国際空港から乗り込むバスはA21バス。尖沙咀(チムサーチョイ)にある重慶大厦の近くのバス停へ。
道中は2階建バスから行き交う車や香港の街を眺めます。
ここでは空港からA21バスに乗る方法や、バス内の様子について綴っていきます。バスの車窓からの景色は動画にもしてみましたよ。
香港国際空港でチケットを購入しA21バスで向かうは尖沙咀(チムサーチョイ)
羽田空港から香港エクスプレスに利用して訪れた香港国際空港。
仮眠をとろうと訪れた蒲田の漫画喫茶で一睡もできず、飛行機でもほとんど寝られない質なのが災いして、香港への我が人生一歩目はぼーっとした意識の中でのものとなってしまいました。
それでも旅の始まりの高揚感で意識を保ち、香港での最初の目的地である重慶大厦(チョンキンマンション)を目指します。
前述の通り、空港から出ている電車での移動だと割高になるようなので、バスでの移動とすることは決めておりました。
妻も僕も、2人共初めて訪れた国、香港。国によって交通機関の利用方法や質が異なるのですが、最初に利用するとなると結構戸惑うもの。
しかも寝てないぼーっとした頭での利用となると不安にもなります。ですが、その不安を無きものにしてくれる心強い味方が僕らにはついていたのでした。
それが、当ブログではおなじみのブログ「バックパッカーに憧れて」(以下、バクアコ)。
筆者であるトミーさんとは友人として日頃からお世話になっているわけですが、彼は旅の先輩でもあります。”バクアコで予習→いざ実践!”というのが今回の僕らの香港旅での恒例となりました。
香港国際空港ターミナル1からA21バスに乗る方法
ということで、トミーさんに感謝しつつバス乗り場へ。
空港のバス乗り場へは案内通りに向かえば迷わず辿りつけます。
バスターミナルが見えてきたら、バスターミナルに向かって左手を見ればチケット売り場が見つかります。
重慶大厦の最寄りの停留所はNo.14の中間道。窓口で”A21 中間道”と書いた紙を見せてチケットを購入します。英語が通じるかわからない相手の場合は筆談が一番スムーズに事を済ませられるかと。
価格は33香港ドル。円に換算すると475円ほど。
初めて訪れる国ではお釣りの硬貨が手元にくるだけでテンションがあがります。一口に金と言っても色々なデザインがあるので見ているだけで面白い。
チケットを手に入れることができたら、A21バスの発着場所へ。
各バスの発着場所は、チケット売り場の向かいに地図での案内があるのでそれを見ればすぐにわかります。
噂の2階建てバスが並ぶターミナルに立つと途端に旅への想いが高ぶります。ああ、香港にいるんだなぁ、と。
バスが来たら、運転手の横にある投入口にチケットを入れてバスに乗り込みます。
ここから約1時間のバス旅の始まり始まり。
A21バスの雰囲気は?2階の一番前の席に座ると景色が綺麗なのでおすすめ!
向かうのは重慶大厦の最寄りの停留所「No.14 中間道」。
停留所は九龍の先端部分の尖沙咀にあり、重慶大厦は有名な通り彌敦道(ネイザンロード)沿いにあります。
バスに乗ると、入ってすぐの1階のスペースにスーツケース置き場があります。
スーツケースがある方はそちらに置く形になります。
2階建てバスに乗ったら、やっぱり2階の席に座って景色を眺めたいもの。
スーツケースを1階のスーツケース置き場に置いたとしても、2階のモニターから自分の荷物の様子は見ることができます。
ちなみにバスには公共WiFiがあり、目的地までの間にネットに接続することもできました。
ただし、なぜか帰りのバスでは繋がらなかったりもしたので、バスによって状況は違うのかもしれません。
やはりおすすめは2階の一番前の席。
フロントガラスは広く、行き交う車や街並みの変化などを眺めることができるので目的地まで楽しめます。
空港を出てからはしばらく高速道路。香港では建設工事があちらこちらで行われており、時代とともに建物が続々と増えていっているのがわかります。
階数が多く室外機が露骨に建物から出張っているビルが見えてくると、香港に来たという気持ちが強くなりテンションが上がります。
重慶大厦があるのは彌敦道沿い。
高速道路を降り尖沙咀までくると、お馴染みの写真で見るような香港の街並みを眺めることができます。
A21バスの車窓からの風景を撮影して動画にしてみました。
動画だとより雰囲気が感じられるかと思います。ぜひ。
街中に入ると車が多くなり、バスは前のバスを追従するように走るようになります。
前のバスとの車間は狭く、窓が無ければ手で届きそうなくらい。
日本人からすれば、香港のバスの運転は荒っぽく感じるかもしれません。揺れますし、急停車することもありました。
路肩に乗り上げてガッタンと大きく車体が揺れるなんてことも。
これも香港らしさと笑っていたのですが、どうやら香港のバスではしばしば事故が起きているようで、僕らが帰国した日の夜のニュースでも、繁華街の交差点付近で2階建てバスが歩道に突っ込み、死亡者も出ているようでした。
気をつけようにも気をつけるにはバスを利用しないということになるのかもしれませんが、利用するにも念頭には置いておいたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
停留所「No.14 中間道」で降りて重慶大厦へ。
この時の所要時間は約30分でしたが、調べてみるとどうやら30分〜1時間以上と利用するタイミングによって開きがあるようですね。
僕らがバスを利用したのが平日の午前中というのも着くのが早かった理由の一つかもしれません。
時間帯が夜になると行き交う車が増えましたし、休日にはもっと道が混むのでしょう。
今回はバスの一番前に座って景色を眺めることができたので、バスでの移動も楽しく過ごすことができました。
ま、色々と懸念もあるかもしれませんが、2階建てバスの2階の一番前の席に座って景色を眺めることをおすすめしますよ!
※記事内では1HKD(香港ドル)を記事執筆時のレートの14.4円で計算しています
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