新橋での予定を済ませた後のこと。
暖かくなってきたことで気持ちが開けてきていることもあり、ふらっと飲んで帰ろうと思ったのですが、19時頃だったので新橋駅前は多くのサラリーマンでごった返してました。
ということならと、人混みを避けて足を向けたのは有楽町方面。さくっと外飲みができる、食安の自動販売機コーナーに向かいます。
そこで友人と待ち合わせて、食安→登運とんと飲み渡ることに。
〆に入ったのは、ラーメン店「芳蘭」。
初めて入った店なのですが、この店のラーメンが色々な意味でインパクトがあったのでした。
有楽町周辺で飲んだ後の〆はやっぱりラーメン
新橋には時折打ち合わせ等で行くのですが、暖かい時期になると自然と足が向いてしまう場所がありまして。
食安自動販売機コーナー。
言ってみれば自動販売機で酒がただ売られているだけなのですが、そこに見ず知らずの仕事終わりの人が集まる雑多感が面白くてですね。
少し飲んでいると友人が合流。
外の風を楽しみながら一杯やり、続いてはガード下にある登運とん(とんとん) へ。
ひとしきり気持ち良く飲んだ後、汁が飲みたいと欲望のままにラーメン屋を探します。
飲んだ後の中華は最高!有楽町の謝謝ラーメンでチャーハン+半ラーメンセット
以前訪れた「謝謝ラーメン」を何度か覗きましたが、常に満席の状態。ならばと、近くで見つけたラーメン店に入ってみることにしたのでした。
それが、「芳蘭(ほうらん)」でした。
“古典札幌ラーメン”老舗ラーメン店「芳蘭」へ
芳蘭があるのは、TS日比谷ビルという建物の地下1階。
日比谷駅や有楽町駅から徒歩2〜3分くらいのところにあります。
地下である上に、入口でわかるのは”古典札幌ラーメン”という情報くらい。
メニューや値段が置かれていないのは気になりますが、酔っている勢いで店へと続く螺旋階段を降りていきます。
階段を降りて店に入ると、割合明るくてひと安心。
壁にはこれでもかというくらい一面のサイン色紙。昔の店の外観の写真も貼られており老舗であることがうかがえるわけですが、サインも同様に昔のものが多いですね。
客層はスーツ姿のサラリーマンばかり。
ビールと共にラーメンを啜る方が大方でした。
さて、何を食べようかとメニューを見ると……。わぁ、なかなかのお値段。
入口にメニューが置かれていないのが気になっていたのですが、この値段でしかも地下となるとそりゃ外にはメニューは置けないよなぁ、と納得。近くに安い店ありますもんね。
賃料が高いのかしらなんて想像しつつも、せっかくの札幌ラーメン押ししだったので「味噌ちゃーしゅうめん(1,350円)」を注文することに。
味噌ちゃーしゅうめん
さて、運ばれてきたラーメンを見てまたびっくり。どんぶりがやたらとデカイ!
汁が飲みたいとラーメンを求めたわけですが、たっぷりと入ったスープに若干ひるみます。
具は、きくらげ・チャーシュー・卵・シナチク・刻みネギ。これまたたっぷりと盛り付けられています。
さてさて、目的だったスープから一口。うん、見た目通りの濃厚なお味。
ただ、味は濃いのですが、味噌はあまり主張してこない味噌ラーメン。
スープの表面に脂の膜がうっすら張っている動物系の出汁が主張してくるスープで、札幌ラーメンってこんな感じだったっけ?と疑問を持ちつつも酔っている身体には嬉しいしょっぱい味です。
麺は量がたっぷり。
柔らかい食感のコシが感じられない細麺で、これといった特徴は感じません。ラーメン店のラーメンというよりは、メインは他にあってサイドメニューにラーメンがあったらこんな感じ、といった印象。
チャーシューはとにかく大きい。ちょっと固めで、昔ながらのチャーシューといった具合です。
量が多かったのでチャーシューはいらなかったかな、と後悔しつつも完食。
まとめ
さすがにスープは残して終了。
酔った勢いもあったので値段が高いのも量が多いのも面白く捉えていたのですが、ラーメンのクォリティを考えるとやっぱり高いですね。
注文していたのですが、実は運ばれてこなかったウーロンハイ。
むしろそれで良かったと思えるくらい満腹の状態で帰路に着きました。
謝謝ラーメンが満席で入れなかったらまた行ってみようかな。
芳蘭 (ほうらん)
■住所
東京都千代田区有楽町1-2-9 TS日比谷ビル B1F
■TEL
03-3580-8868
■営業時間
[月~土] 11:00~翌2:00 [日・祝] 11:00~24:00
■定休日
無休
コメント