佐賀県唐津市にある離島、高島（たかしま）。
唐津市千代田町にある宝当桟橋から出る定期船で約10分と、手軽に離島体験ができる観光スポットとなっています。
今回の佐賀旅の途中、訪れてみたのがその高島。
訪れてみれば、高島は海に囲まれ自然も豊富な島で、島に流れるゆったりとした時間は素敵なものでした。
島の見所は、宝くじが当たるといわれる宝当（ほうとう）神社や、綺麗なビーチにたくさんの猫。
手軽に行けるのも魅力的な、おすすめの離島ですよ。
高島に着いたらまずは一番の見所「宝当（ほうとう）神社」へ
宝当桟橋から出ている定期船「ニューたかしま」に乗って高島へ。
わずか10分ほどの船旅です。
定期船でのアクセスについては前回の記事をご覧ください。
高島は、宝当桟橋に近い松浦川河口から北に約2kmの沖に位置する島。
船で島に着いたら、まずは見所である宝当神社へと向かいます。
宝当神社へは、港から案内板を見ていけば迷わず辿り着けます。
よく見ると地面には猫の足跡が宝当神社へと向かっています。かわいいですよね。
お参りすると宝くじが当たる！？宝当神社へ
港から歩いて3分ほどでしょうか。あっという間に宝当神社へと着きました。
神社の名前は派手なイメージですが、島と同じようにこじんまりと静かな佇まいです。
参拝した人の中に、高額当選が続出しているといいます。
残念ながら撮影不可だったので写真はありませんが、中には高額当選のお礼の手紙が所狭しと貼られていました。宝くじだけでなく、ロトやナンバーズの高額当選の手紙も多くありましたよ。
僕自身宝くじとか買わないので、商売繁盛といった願掛けをさせていただきました。
今では年間二十万人もの参拝者が訪れるそうですよ。
裏参道があったので行ってみると、社の下に賽銭箱がありました。
床下を覗き込んでお参り下さいと書いてあるので覗いてみると……。
なんと床下に祠がありました。
案内によると、御祭神である野崎隠岐守綱吉の御遺体がこの祠の真下、地中深くに安置されていると伝えられているそうです。
高島の氏神様「塩屋神社」
宝当神社からさらに島の北部の山の方へと歩いて行くと、もう一つ神社があります。
南部の海岸沿いに比べ、山の方には人家も少なくなってきます。
登山口と書かれた案内に従って山の方を見ると、鳥居が建っているのがわかります。
こちらが塩屋神社。高島の氏神様です。
塩屋神社は宝当神社の本社。
下記のように案内がありました。
野崎隠岐守綱吉は天正９年(1581年）島民とはかり先祖である藤原鎌足、子の不比等、不比等の孫の魚名、続いて産土神として大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀る山王宮を建立した。現在の塩屋神社である。
猫好きにはたまらない！高島にはたくさんの猫が
神社を参拝した後は、島の中をのんびりと散歩。
神社巡りをしている時からなのですが、度々出会うんですよ、彼らに。
そう、ニャンコ。
猫が自由に道の真ん中を闊歩したり、道端で寝ていたりするんです。
店の中にも外にもたくさんの猫。テーブルの上にも乗っかっちゃう自由さ。
宝当神社の脇の小道で寝転ぶ猫たち。腕を折ってリラックスモードです。
民家の軒先でぐっすりと寝ていた猫。
猫たちの自由な姿を眺められるのも離島ならではでしょうか。
猫好きの方にはたまらない光景が随所に見られますよ。
最後は海を眺めて高島を堪能
高島は大きな島ではないので、島にゆったりと流れる時間を堪能しながら、散歩を楽しんでみるのもおすすめです。
海に囲まれていて、北を見れば山もある自然豊富な島なので、歩いているだけでも心地がいいんです。
自動販売機で飲み物を買って、海の側でちょっと休憩するだけでも気分良し。
海が穏やかで、綺麗なのも魅力ですね。
プリンのような形で北に佇む山。
登山口もあったので、今後訪れるときには山登りでもしてみようかしら。
海壁には島の子供達が描いた魚の群れが。
子供達がシマアジを描くあたり、やっぱり離島といったところでしょうか。
島内には美しいビーチもあります。
シーズン中ではないので他に人はいませんでしたが、それがむしろ心地よく、打ち寄せる波を眺めながらのんびりと時間を過ごしました。
まとめ
帰りも定期船に乗って、唐津市内へ。
短い時間の滞在となりましたが、船での移動もあったことで、ちょっとした探検のような気分も味わえました。大満足の離島体験。
何にしても、10分ほどで行けるのは魅力的ですよね。
見所もある島なので、佐賀旅の途中に高島へ訪れてみてはいかがでしょう。
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