いか本家でイカの活き造りにゲソの踊り食いでイカ三昧!(呼子朝市|佐賀旅行)

和食

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佐賀県唐津市呼子町。
日本三大朝市の一つに数えられる呼子朝市などで知られる、佐賀県最北部にある港町です。

呼子の名物といえば、佐賀に訪れたことがこれまで無かった僕でも聞いたことのある”呼子のイカ”。
そのイカを丸々使った「イカの活き造り」なんて贅沢な料理があるという話を聞き、今回の旅ではその料理を食べるのを楽しみのひとつとしていたのです。

イカの活き造りをいただくのに訪れたのが、いか本家 本店 (いかほんけ)。
朝市からも歩いてすぐのところにある海沿いのその店は、店内からの景色は美しく、出てくる料理はどれも新鮮で絶品!

新鮮なイカはこれまで見たことないくらい透き通った体をしていました。
名物のゲソの踊り食いに始まり、イカの活き造りやイカの天ぷらなどなど……、まさにイカづくしの贅沢な昼食です。

呼子朝市通り近くの海沿いにある「いか本家 本店 (いかほんけ)」

妻との佐賀旅。
2日目は日本三大朝市の一つに数えられる呼子朝市に訪れていました。

呼子に着いてすぐ、朝市通りにある「よしや食堂」でアラカブの味噌汁定食を食べました。
前回の記事も読んでいただいている方には「よく食べる夫婦だなぁ」と言われてしまいそうですが、よしや食堂でいただいた朝食と、今回の昼食の間は数時間あいておりますのであしからず。

いや、確かによく食べる夫婦なんですけどね。
そんな僕らの旅では食事も大きな目的のひとつ。今回は佐賀旅ということで、早々から”呼子のイカ”は食べるつもりでいました。

イカを食べようと向かったのは、朝市がひらかれている朝市通りの隣にある海沿いの通りに面した「いか本家 本店」。

イカが名物の呼子の漁港周辺には、いくつものイカ料理店が軒を連ねているのですが、”名物ゲソの踊り食い”と書かれたこの店が特に気になったのでした。

僕らが呼子に訪れたのは平日だったので、店のオープンは11時。土日祝日は10時のようです。
店が始まるまでは海沿いの散歩を楽しみ、11時になるとすぐに店に入りました。

映画「悪人」のロケ地にもなった”いか本家”は席から眺める景色も素晴らしい

店に入ると、スタッフの女性に「2階へどうぞ」と案内されます。
その声を聞きながら、僕の目は入口にある大きないけすに奪われまして……。

名物のイカがたくさん泳いでいるではないですか。
イカは養殖ができないデリケートな生き物。水揚げされたイカは、こうやって直接海水を引き込んだいけすに入れられているんですね。

大きなアジも泳いでいます。
イカだけでなくアジにも気持ちが向いていきます。これはメニューを見るのが楽しみですよ。

2階にあがると、大きな窓の外に海を眺めることができる席が迎えてくれました。
さすが海沿いに建てられた店。こんな景色を眺めながら食事ができるなんてそれだけで贅沢と言えるでしょう。

店があいてすぐに入ったので、どうやら僕らが一番乗り。
と、スタッフの方が「そこが”悪人”で使われた席ですよ」と教えてくれます。

そう、この店は2010年に公開された映画「悪人」のロケ地となった場所なのです。
映画自体は観たことのあった僕ですが、どのシーンで登場したのか覚えていませんでした。

店内に撮影時の写真が飾られていて思い出しました。
せっかくなので、妻夫木聡さんと深津絵里さんが実際に座っていたという席に座ることにします。この席に座ってみたいという方は、オープンしてすぐに入った方が良さそうですね。

食べてみたかった「いか活造り」を中心として、いくつかの料理を注文。
目の前に見える海を眺めながら、料理の到着を待ちます。

名物ゲソの踊り食いも!いか活造り定食

さてさて、今回の佐賀旅で一番食べたかった待望の料理がこちら。いか活造りです。
見たことないくらい透明な体のイカに妻と二人で大興奮!〆ると白くなりますからね。

運ばれてきた時にはまだ動いています。
体が動いているのに加え、警戒色なのか体の色も細かく変わっているんですよ。

いか活造りが運ばれてくるとすぐに、スタッフの方がゲソをハサミで切り、上から醤油をかけてくれます。
これがこの店「いか本家」の名物、ゲソの踊り食い。

まだ動いているゲソを口に運ぶと、口の中に吸盤が張り付きます。
切られてもまだまだ動いているゲソは新鮮そのもの。コリコリとした食感はくせになりますね。

イカの胴体部分もコリコリとした食感で、甘みが強く美味。
僕がこれまで食べたイカの中で、間違いなく一番おいしいイカ。一口食べるたびに唸ってしまいます。

いか活造りは単品もありますが、妻とシェアする形で、今回は「いか活造り定食」を注文しました。
2,500円と豪華な定食ですが、いか活造りの他、いかしゅうまい・煮物・小鉢・ご飯・みそ汁・香物・カボスジュースと品数の豊富な定食となっています。

いか活造りの他にも、呼子周辺ではよく見かける「いかしゅうまい」や、いかの煮物やいかの酢味噌和えなどイカづくしの定食。
特にいかしゅうまいは呼子に行ったら一度は食べておきたい名物のひとつです。

そしてそして、いか活造りはなんと、残った身を天ぷらにもしてくれるのです。
これは嬉しいサービス。刺身だけでなく、天ぷらでもイカを堪能できちゃうんです。

天つゆと塩につけて天ぷらをいただきます。
これまた本当に旨い!天ぷらにされたイカは身が柔らかくなっていて、刺身と違った旨味が楽しめて最高です。そう、最高なんです。

ゲソの踊り食いやイカの天ぷらも楽しめる、いか活造り定食。
文句無しの定食です。

あじの活造り

こちらはあじの活造り。1,200円。
入口のいけすに泳いでいたアジでしょうか。これで一匹という、大きなアジです。

醤油をちょろっとつけていただきます。
いか活造り同様に見た目通り新鮮でおいしいこと。想像以上の量で驚きましたが、ペロッと平らげてしまいました。

くじらの刺身

続いて、普段あまり食べないものをということで、くじらの刺身を注文。1,000円。

くじらを食べてみようと思ったのにはちょっと理由もありまして。

呼子朝市のエリアには、「鯨組主中尾家屋敷」という呼子の漁場をまとめた鯨組主中尾家の屋敷があります。
屋敷内を見れるほか、以前鯨漁がおこなわれていた時の資料なども展示されており、興味が湧いていたところだったのでした。

味はというと、マグロの赤身をレバーや馬刺しに近づけたような味といったところでしょうか。
鯨漁の資料を見たばかりだったので色々考えつつ味わいます。

まとめ

呼子朝市近くにある「いか本家 本店」。
さすが港町といったところで、出てくる料理に使われている魚介類はどれも新鮮。この上なくおいしかったです。

どの料理もおいしかったですが、いか活造りがやはり特に美味。
ゲソの踊り食い→イカの刺身→イカの天ぷらという流れは、これまで感じたことのない満足感を味わうことができました。

おすすめですよ、”呼子のイカ”。佐賀に旅行の際にはぜひ。


いか本家 本店 (いかほんけ)

■住所
佐賀県唐津市呼子町呼子3086-2

■TEL
0955-82-5511

■営業時間
[月~金]
11:00~18:00
[土・日・祝]
10:00~19:00

■定休日
不定休


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