旧唐津銀行|洋館好き必見!佐賀唐津にある辰野金吾監修の西洋建築

旅行記

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佐賀県唐津市。
かつて城下町として賑わった町は、唐津城・唐津くんち・唐津焼などなどの名物に恵まれた町です。

今回、妻と訪れた佐賀ではその唐津に宿をとり、唐津を中心に佐賀巡りをしました。

その唐津に着いてすぐに訪れたのが、旧唐津銀行
日本銀行本店や東京駅などを設計した辰野金吾の監督のもと、弟子にあたる田中実が設計を担当した建築物です。

旧唐津銀行の魅力はその美しい佇まいと内装。
ヴィクトリア様式のひとつであるクイーン・アン様式を日本化した、いわゆる「辰野式」で建てられた銀行は、洋館好きには特に必見の西洋建築です。

入場料も無料なので、唐津に行った際には訪れてみては。

JR唐津駅より徒歩10分 城下町に佇む西洋建築「旧唐津銀行」

妻と訪れた佐賀。

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今回の佐賀旅の拠点とした唐津市でした。
街中を歩いていると、高台にそびえ立つ唐津城を見ることのできる、いわば城下町です。

唐津の中心的な駅であるJR唐津駅。
その唐津駅から徒歩10分ほどのところに、旧唐津銀行はあります。

唐津駅から旧唐津銀行までの道のりには商店街があり、付近には食事のできる店も多くあります。
銀行に行くまでの道のりも楽しめますよ。

車の場合は専用駐車場があります。基本は有料ですが、旧唐津銀行観覧者は1時間以内無料となるそうです。

辰野式で建てられた美しい銀行「旧唐津銀行」

こちらが旧唐津銀行。
西洋建築好きにはたまらない建築物でしょう。

日本銀行本店や東京駅などを設計したことで知られる辰野金吾は唐津出身。
その辰野金吾の弟子にあたる田中実が設計を担当したのが、この旧唐津銀行です。

早速中へ。
ありがたいことにこちらの入場料は無料。開館時間は午前9時から午後6時まで。入館は午後5時40分までとなっています。

まずは一階から。
旧唐津銀行は、ヴィクトリア様式のひとつであるクイーン・アン様式を日本化した、いわゆる「辰野式」で建てられた銀行。内装も優雅ですね。

1階のフロアを見渡していると、スタッフの方から「どうぞ金庫も見てください」と声をかけていただきました。
入ってみると、見るからに年季の入った重厚な金庫が置かれていました。

「唐津銀行 明治21年5月製造」と銘板された金庫で、鉄製で500kgほどあるそうです。
昔はこれが4つほど置いてあったようですよ。

1階には当時使われていた鏡や暖炉が残る部屋も。
当時はどんな人がこの部屋を使っていたのでしょう。足を踏み入れるだけで優雅な気分になります。

日本近代建築の父「辰野金吾」の資料もある2階

1階を見終えた後は2階へと進みます。
この階段も素敵ですよね。2階には旧総会室があるので、当時ここを登っていたのは力のある方々だったのでしょう。

2階のフロアには、唐津出身の建築家「辰野金吾」の資料が並べられています。
東京駅を設計した人物として名前は聞いたことがありましたが、”日本近代建築の父”と呼ばれる辰野金吾の出身が唐津だと知ったのはこの時です。

屋根裏へと続く螺旋階段など、細かい部分を見ても面白い旧唐津銀行。
優雅な雰囲気が感じられる建築。特に洋館好きにはおすすめの場所です。

まとめ

歴史的な建築物の中から覗く現代も面白いものです。
こういった場所には、時間に余裕を持って訪れたいですね。

唐津駅から徒歩10分、入場料無料と訪れやすい旧唐津銀行。
唐津城・唐津くんち・唐津焼などの名物に加えて、この旧唐津銀行も旅のプランに追加することをおすすめしますよ。

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