三原駅から徒歩5分ほどのところにある「お食事処 蔵」。
三原名物のタコを思う存分いただけるタコ釜飯定食。釜飯・刺身・茶碗蒸し…タコ三昧、おいしくて幸せでございました。
妻と2人での広島三原旅、2日目。
日中は離島「佐木島(さぎしま)」で時間を過ごし、三原駅近くの宿へと戻りました。
佐木島では1日サイクリングしていたため、宿に戻った時には腹ペコ状態。
ちょうど夕食時だったこともあり、前もって決めておいた店「お食事処 蔵」へと向かうことに。
三原での夕食はやっぱり三原名物のタコを堪能したいもの。
タコを食べるなら……と、気になっていた「お食事処 蔵」で食事することにしたのでした。
三原旅2日目の夕食は「お食事処 蔵」でタコ三昧!
広島三原旅、2日目。
2日目は離島「佐木島」で過ごすことにし、レンタサイクルで借りた自転車を持ち込み、佐木島をのんびりと一周サイクリングしてきました。
サイクリングとは言ってもママチャリなので本格的なものではないですが、自然豊かな離島を自転車で走るのはこの上なく心地良いものでした。
そんな環境にすぐアクセスできる佐木島、いいですね。
離島から戻ってきたのは夕暮れ時。
今回の旅の宿である山根旅館に戻りしばらくすると、途端にグーグーと腹の音が鳴り始めます。
運動不足の身体に鞭打ってサイクリングしてきたので、身体が「飯だ!飯にしろ!」と騒いでいるわけですね。
そうだな、俺の腹のことは俺が一番わかってる……とばかりに、日が暮れて賑やかになり始めた三原の街へと繰り出します。
飯の時だけは行動が早い僕ら夫婦です(笑)
三原駅から徒歩5分!三原港近くにある「お食事処 蔵」へ
夕食をとりに向かったのは「お食事処 蔵」。
「お食事処 蔵」はフリーブックのMIHARA FOOD BOOKで見つけて気になった店。
同ページに「下町の居酒屋 六文銭」がありますね。三原旅初日の夜に夕食をとった店です。
さて、こちらが「お食事処 蔵」。
古き良き和食料亭といった佇まいですが、ポップなタッチのタコのイラストが大きく配置されているので近くに行けばすぐにわかります。
「お食事処 蔵」があるのは広島県三原市港町1-4-14。
三原駅から徒歩5分ほど、三原港からもほど近い距離にある店です。
この店に来たのはタコ釜飯を食べたかったから。
釜飯定食には梅と松があるようで、違いは刺身がつくかつかないか。
前日に六文銭で生タコ刺しは食べたものの、この店でも食べたいところ。
ということで、松と梅を一つずつ注文し、刺身は妻とシェアすることにしました。松は2,000円、梅は980円。
さらにもう一品……と、カレイ唐揚げ(1,200円)を注文したところカレイがきれてしまったとのこと。
メニューにはありませんでしたが、オコゼなら出せるとのことなのでオコゼ唐揚げを注文。むしろオコゼのほうが好み。嬉しい。
店に入ってすぐ、厨房前にあるカウンター席に着席。
我々の後に訪れた2人組は満席だと断られていたので、なんとか滑り込みセーフだったようです。あらかじめ予約しておいたほうが良さそうですね。
たこ釜飯・たこ刺し・たこ茶碗蒸し……タコ三昧のフルコースで大満足の釜めし定食
料理が到着するまでの間は、お決まりのあれを一杯。
とりあえず生にございます。これがもう堪らなく旨い。本格的ではなくのんびりしたものではありましたが、強い日差しの中で一日サイクリングしたわけですからね。
生ビールがまさに身体に染みていくかのよう。お通しの枝豆をつまみながらビールを飲んでいると、途端に腹の減り具合に気づき始めました。
料理の到着が待ち遠しくなりますね。
最初に運ばれてきたのは小鉢。
タコが入っていますが、これはイイダコですかね。甘辛い味付けでおいしいです。旨味強し。
こちらは茶碗蒸し。
メニューには蒸し物と書いてあったので何か気になっていたのですが、茶碗蒸しは好物なので嬉しい限り。
しかもこの茶碗蒸し、タコが入っているのです。たこ茶碗蒸し。
出汁がよく効いており、さすがのお手前。普段食べている茶碗蒸しとは違いますね。タコの出汁が効いていて、タコの旨味をしっかり楽しめる一品。
続いて、タコの刺身。
身の部分はコリコリとした食感。噛めば噛むほど旨味が出てくる、これぞタコ刺し。
前日は食べられなかった足の部分。
吸盤のプチプチとした食感がたまらない……タコ足好きなんです、わたくし。嗚呼、おいしい。
刺身をひたすら咀嚼しタコの旨味を楽しんでいると、単品で注文したオコゼの唐揚げが運ばれてきました。
ふっくらしていそうな分厚い身、おいしそうですねぇ。
刻みネギともみじおろしの入ったポン酢につけ、オコゼの唐揚げを一口。
衣と皮のサクッとした食感に続いてホクホクとした身。淡白な中に感じられる旨味……唐揚げながら上品な味わいです。
最後にメインメニューの釜めし。これこれ、釜飯はこの見た目が正義。
注文が入ってから火にかけるとのことで時間はそれなりにかかりますが、その分運ばれてきた時の興奮は高まります。
蓋を開けて中身を軽くかき混ぜてからいただきます。
程良くおこげができていますね。このおこげがまた旨いんだ。
タコの釜飯を食べるのは初めて。
炊き上げられた米が、タコをはじめとした素材の旨味をしっかりと吸い込んでいて美味。タコも柔らかくておいしいです。
釜飯と抜群の相性を誇る漬物。
この漬物も雑味が無く素朴で旨し。釜飯の邪魔をしません。
吸物もついてきます。
フワッとした溶き卵の入ったこの吸物もまた良し。出汁がしっかりと効いていて、これまた釜飯との相性抜群です。
小鉢・茶碗蒸し・刺身・釜飯……全てにタコが入っているタコ三昧。いや実においしかったです。
食事の余韻を楽しみながら一息ついていると……。
お茶と、サービスですとデザートをいただいてしまいました。
お茶とデザートで口の中をさっぱりとさせてから、店を後にします。
タコが名産の広島県三原市。三原市を訪れたのなら、是非そのタコを食べたいところです。
店はいくつかありますが、「お食事処 蔵」のタコ釜飯定食は名物のタコが存分に楽しめてオススメですよ。
お食事処 蔵
■住所
広島県三原市港町1-4-14
■TEL
0848-64-3200
■営業時間
11:30~13:30
17:30~21:30
■定休日
日曜日
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