マコデス・ペトラという植物をご存知でしょうか。
むつかしいお名前でございます。
なかなか覚えられない。
この植物、写真ではなかなか伝わりづらいのですが、葉脈がキラキラと輝いているのです。
マコデス・ペトラと過ごす日々
友人の川端くんがマコデス・ペトラをプレゼントしてくれました。
木で素敵な猫を作っている友人でございます。
彼はマコデス・ペトラを自宅で育てていて、プレゼントしてもらう前にも彼の自宅で見せてもらったことがありまして。
神秘的な佇まいにずっと見惚れてしまったものです。
そんなこともあり、我が家に持ってきてくれたときには感謝感激でございました。
なんとも神秘的な佇まい
ジュエル・オーキッドと呼ばれるラン科の植物。
その名の通り「宝石のようなラン」。
その中でもビロード状の葉に黄金色に輝く葉脈が美しいのが、今回川端くんがくれたマコデス・ペトラです。
洋ランでは珍しく葉の美しさを楽しむものとされています。
マコデス・ペトラの魅力はなんと言ってもその神秘的な佇まい。
葉脈のキラキラとした煌めきは神々しいことこの上ない。
夜景に光る街の明かりのように電子光のように光っているように見えたり、金色の刺繍糸で縫ったように見えたり。
小さい葉は銀色っぽい色味をだしていたり、と。きれー。
光り方も光の強さもその時々で違っていて、じっと見ているとなんだか意思の疎通をしているような気分になります。
葉脈の輝きがまるでマコデス・ペトラの気持ちを表現しているような、そんな風に見えてくるのです。
目の位置を変えると輝き方も変わります。
ずっと見ていても飽き無いのですよ、これが。
自分で光っちゃえばいいじゃん
マコデス・ペトラの葉脈が光っているように見える理由はよくわかりません。
光の少ない場所でも生息できるように光を取り込めるようになったのかしらん。
理由はよくわからずとも、マコデス・ペトラが見せてくれる輝きは美しい。
これは想像ですが、本来光が無いと生きていけない植物が、もしも生きる術として光を体内に取り込むようになったのならすごいですよね。
自分に当てはめてみると、僕は光が弱くても、輝くことはできるのかなとか考えてしまうのです。
光が当たれば僕だってもっと成長できるのに!とか、周りが光を遮っちゃうから僕には光が届かないんだ!なんて。
そんな風に考えちゃってないかな、とマコデス・ペトラを見て思ってみたり。
「自分で光っちゃえばいいじゃん」
そんなふうに、言われている気がします。
さて、今日はなんて言ってくれるかしら。
と、美しい葉と毎日向き合うのでした。
コメント
植物だいすきです。ほんとに物言わぬあの佇まい、いつもわかってくれている気がして。
Le coq works (id:Le_coq_works51) さん
いいですよね。物言わないのにその日その日で表情が変わるのが好きです。自分の気持ちも、反映されていたり、と。
こんにちわ。
「自分で光っちゃえばいいじゃん」
名言ですね。そう思ったです。
遅ればせながら、私も光ろう。
id:kame710 さん
ありがとうございます。
心強い味方です。
マコデスをぼーっと見ていて、ふとそう言われた気がしました。自分を叱る自らの声かも、しれません。