妻との台湾旅行2日目。
台北では有名な観光地、猫空(マオコン)へ向かうことにします。
猫空は一度目にしたら覚えてしまうかわいらしい名称の土地。高低差約300メートルをロープウェイで行った高地にあります。
お茶でよく知られる場所で、高台からの景色はとても綺麗。猫空に辿り着くまでのロープウェイからの景色も美しく、台北の中心地とはまた違った魅力のある場所です。
台北の有名観光地「猫空(マオコン)」へ
早朝に、地元民の屋外カラオケや太極拳などが見られる青年公園へ行き、その後、耳かき専門店「陳聖聞耳腔清理」を訪れた後のこと。
これまであまり観光地へと訪れていなかった僕らは、ガイドブックなどにも載っていて有名な「猫空」へと足を向けました。
猫空へのアクセス方法
猫空は高地にあるため、ロープウェイで上まであがる必要があります。
まず、ロープウェイの最寄駅であるMRT文湖線の動物園駅へと向かいます。淡水線で台北駅から大安駅で乗り継ぐなどして、文湖線に乗りましょう。
動物園駅はMRT文湖線の終点。
駅に着いたら、「猫空纜車」と書かれた案内に沿って歩いていきます。電車から降りた大半の人はロープウェイへと向かうはずなので、流れにのってついていけばわかります。
MRT文湖線の動物園駅から歩いて3〜5分くらいのところにロープウェイの駅があります。
ロープウェイの乗り口までの行程は動画でも公開しています。合わせてご覧ください。
猫空ロープウェイに乗って猫空へ
猫空へのロープウェイは、混み合っていることが少なくありません。
悠遊卡(ヨウヨウカー)を持っているとチケットを購入する必要がないので楽ですよ。片道120台湾ドル(約432円)です。
ゴンドラは6〜8人乗り。次々と猫空に向かって進んでいきます。
床が透明になった「水晶車廂」というゴンドラに乗ることもできます。僕は高所恐怖症なので避けましたがw
麓の動物園駅から、動物園南駅→指南宮駅→猫空駅と経由して向かっていきます。途中に、方向転換用の無人駅も通りますよ。
猫空駅までのロープウェイの所要時間は20分強。高いところが苦手な僕には30分以上に感じられましたが。
しかし、ロープウェイから景色は一軒の価値ありの美しいもの。猫空に着くまでの道中も楽しめることでしょう。
猫空ロープウェイの一部始終を動画にしました。
長いですが、美しい景色が見られるゴンドラの雰囲気を感じていただけると思います。
猫空を散策!
猫空駅に着けば、高低差約300メートルという高所からの景色を堪能できます。台北の中心地では味わえない心地良さがありますよ。
猫空駅近くには店や出店なんかもあり、多くの観光客で賑わっています。
時間があればハイキングコースなんかを巡るのも良さそうです。豊富の自然の中を歩けるようですよ。
茶農家が、茶摘み風景などを公開したのが始まりという猫空。
60軒以上ある茶芸館では、名物のお茶を素晴らしい景色を見ながら楽しめるようになっています。
猫空でグルメを堪能!
こちらは猫空駅近くの食堂。
猫空はお茶が有名なので茶芸館に立ち寄る方が多いようですが、出店などで食事をしてもおいしいですよ。
猫空では名物の茶油を使った料理が人気。これは茶油飯。
ほんのりお茶の香りが感じられる、ピラフといった感じ。シンプルで素朴な味でおいしいですよ。
また、出店では黒猪肉香腸がよく見られます。
香腸 (シャンチャン)は台湾風の腸詰。
ニンニクや香辛料が混ぜられているようで、肉にしっかりと味がついていて美味。
さらに、台湾では定番のトマト飴を妻が発見。
日本ではあんずなんかが水飴にからめられますが、台湾ではトマトが主流。食べてみると意外とトマトも甘く、これがイケるんです。
〆にお茶風味のソフトクリームを。
まー、いつも通り食べてばかりなわけですが、高地で気持ちの良い空気の中をおいしいもの片手に歩くのは気分が良いのです。
猫空を散策した時のことは動画でも公開しています。合わせてご覧いただき、雰囲気を感じてみてください。
まとめ
台北では有名な観光地、猫空。
高地の猫空に着いてからの風景や店などはもちろん良いものですが、猫空に辿り着くまでの行程、ロープウェイからの景色も美しく必見です。
トータルで存分に楽しめる観光地ですので、台北の中心地とは違った雰囲気を味わいたい方におすすめの場所です。
※記事内では1NTD(新台湾元)を記事執筆時のレートの3.6円で計算しています
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