妻と訪れた京都。2泊3日の小旅行です。
ひとしきり歩き回った日の夜は、できれば足を伸ばして風呂に浸かりたいもの。そこで、ゲストハウスのスタッフの方に紹介された銭湯に向かうことにしました。
訪れたのは「日の出湯」。建物の外観から内装、風呂に至るまで素敵な雰囲気の銭湯だな……と感じていたのですが、これがなんと、大好きな映画マザーウォーターのロケ地だったのでした。
映画ではオトメ湯という名の銭湯「日の出湯」
日の出湯は、僕らが泊まっていたゲストハウス「宿はる家aqua」から徒歩10分ほどのところにありました。
京都駅からも徒歩10分強ほど。東寺からほど近い場所にあります。
「日の出湯」「電気温泉」と書かれた看板が目印。
営業時間が、
- 7:30〜9:30
- 16:00〜23:00
と夜遅くまで開いているので、旅行時にも便利な銭湯です。
風呂には通常の風呂とバブル風呂、電気風呂なんかがあります。
シャンプーやボディーソープは置かれていないので、持って行く必要がありますよ。
建物の外観から内装、風呂に至るまで、レトロ感溢れる良い雰囲気の銭湯だな〜と思いながら風呂を堪能したのですが、風呂を出て体を拭いている時に、ふと新聞の切り抜きを見かけたのでした。
足元くらいの低い場所に新聞の切り抜きが貼られていたので、全裸のまま変な体勢で読み込んでしまいましたよ。
「映画マザーウォーターの舞台となった……」
ん……この銭湯、マザーウォーターに出てた銭湯?周りを見渡すと、確かに映画に出てきた脱衣所とそっくりでした。
実は僕、マザーウォーターが大好きなのです。きっかけは妻がDVDを持っていたからなのですが、BGM代わりに再生しておくくらい定番の映画になっています。
映画の中で、この銭湯の脱衣所でもたいさんがジンジャーエールn.e.oを飲むシーンがあるのですが、そのジンジャーエールのラベルデザインをされた会社の代表の方と出会ったりと……。今年はなんだかマザーウォーターと繋がりが生まれる年のようです。
映画の中では「オトメ湯」と呼ばれる日の出湯
さて、改めて日の出湯の外観から。
入る時には気付きませんでしたが、こうやってみると、確かに「オトメ湯」です。
それを差し置いても、レトロな雰囲気が素敵な銭湯ですね。
※DVD画面よりキャプチャ
映画内では、光石研さん演じるオトメと永山絢斗さん演じるジンが働く「オトメ湯」という名の銭湯になっています。
※DVD画面よりキャプチャ
ちなみにこちらが脱衣所。映画で登場するのは女性側ですが、男性側でも同様の雰囲気です。
天井が高く広々としており、年季の入った木製のロッカーがまさにレトロで素敵な雰囲気を演出しています。
まとめ
入った時も帰り際も、番台の女性が心地良く出迎え、見送りしてくれます。帰り際の「おおきに」という言葉が嬉しくてですね。身体だけでなく、気持ちも温かくなるような銭湯でした。
マザーウォーターを知っている方にはもちろんおすすめですが、知らない方でも銭湯のレトロ感ある雰囲気を楽しめること間違いなし。
京都での旅の疲れの癒しに……おすすめの銭湯です。
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