暑さも一段落した秋。
読書の秋・食欲の秋・スポーツの秋と、涼しく集中しやすい季節な上、収穫物もよく採れおいしい季節です。
僕にとっての秋は釣りの季節。
涼しくなってきて堤防にいても暑さでしんどくならないですし、冬に比べれば寒さで手がかじかむこともありません。
しかも釣れる魚種も増えて型も良くなっていたりと、秋の魚は釣っても食べてもクオリティが高い感じ。
そんなこともあり、秋の夜風を感じると無性に釣りに行きたくなります。
9月下旬の夜、夜風を感じつつ自宅から外を眺めていると、案の定釣りに行きたくなり友人に連絡。
二つ返事でOKと返ってきたので、準備をして2人で釣行へと出発です。
向かったのは行きつけの千葉内房の堤防。
夜中の1時頃に到着し、そこから朝まずめまでの釣りです。
前回はアナゴが釣れましたが、はてさて今回はどんな釣果になりますでしょうか。
千葉内房堤防で夜の海の雰囲気も楽しめる夜釣り開始!
東京の自宅から約1時間ほどの距離にある行きつけの堤防。
千葉内房にあるその堤防まで車で向かいます。
前回は台風の影響で若干風が強く波も高くなっており海は荒れた様相。
しかも一人での釣行。
この堤防は夜釣りをする人は滅多におらず、しかも海の荒れもあったため他に釣り客は無し。
真っ暗で荒れた海の堤防に一人ぼっちというのはちょっと寂しい気持ちがありました。
それが今回は海は穏やかでしかも友人(ヤカン)と2人。
他に釣り人もおらず、話をしながらゆっくりと準備をし、糸を垂らした後は静かな夜の雰囲気を楽しみます。
前回アナゴが釣れたので、今回も同じような仕掛けで勝負。
大きめの針にスーパーで買った小アジやイワシの切り身をつけて投げ込みます。
仕掛けを投げた後は基本的にはアタリを待つ釣り。
のんびりと話をしながらアタリを待とうという算段でした。
やっぱりお前か!引きは面白いエイ釣り
のんびりと話を……ということで、それぞれ2本の竿を出して仕掛けを投げた段階で座ってコーヒーで乾杯。
気の置けない間柄の友人との時間、仕事のことなんかを話しながら海を眺めます。
15分ほど経過して竿を確認してみると激しい引きが!
ドラグをゆるゆるにして鈴をつけていたのですが、あまり暴れなかったのか、ドラグが出ていることにも気づきませんでした。
その引きからすぐに相手がアイツだと気付いた僕。
前回の釣行で釣りまくった相手だったので、ヤカンに譲って竿を手渡します。
猛烈な引きを楽しんでいる様子のヤカン。
楽しみながら手前まで寄せてみると……。
「やっぱり!」とつい声が出てしまうくらい最近おなじみのエイでした。
エイは死に餌にも食いついてくるので、今回の仕掛けだとかかる可能性が非常に高い相手。
釣っても食べるわけじゃないから狙ってはいないのですが、ヤカンに猛烈な引きを楽しんで欲しかったので1発目としては上々です。
釣り上げてみるとど迫力のアカエイ。
表も裏もなんだか絵的に迫力があり、尾の部分に毒針があることでハラハラ感もあって釣り上げると怖さ満点の魚です。
このエイは大体60cmくらい。
前回1m以上のものを釣り上げていたので、小ぶりだなーとは思ったのですが、陸で見るとそれでも大きく感じますね。
自宅が近ければ食べてみたいんですけどね。
時間が経つとアンモニア臭が発生すると聞いているので、なかなか食べるには至りません。
食べたことはないですが、西日本の方では刺身でも食べるようですね。
身にゼラチン質を豊富に含んでいることで、煮付けにして煮汁を冷やすと煮こごりになるようですね。
一度食べてみたい気持ちはあるので、当ブログでもアカエイ料理をお届けできる時がくるかもしれません(笑)
ま、本当はヒラメだったら最高なんですけどね(笑)
朝になると小魚が動きだす!メバルやカワハギが釣れる五目釣り
エイ以外には特に反応もなく夜は終了。
餌には闇にうごめく大量の夜光虫たち。
赤潮だったようですね。
朝まずめが特に調子の良いこの堤防。
穴釣りで五目釣りといこうと、穴釣りロッドにカワハギ仕掛け、餌はオキアミにして釣りをしてみることに。
仕掛けを穴に投入すると早速小気味良いアタリ。
20cmほどのサイズのメバルでした。
その後、イシダイの幼魚が続き、合間にカワハギやソイが釣れるも、サイズが小さく全てリリース。
持ち帰り釣果は0という結果になりました。
まとめ
ふと思い立ち向かった千葉内房の堤防。
釣果としては残念な結果となりましたが、友人と2人のんびりと楽しむことはできました。
とはいえ、やっぱり魚は釣り上げたいところ。
次回こそはと気合いをいれるたび、空回りしている感のある今日この頃です。
欲望を魚に読まれているのかしら(笑)