新島釣りキャンプ第二弾。3日目。
初日・2日目は島特有の強風のため、思うように釣りは出来ず。
立っているのもやっとなくらいの風だったので、無理矢理釣りをしてみたものの疲れるばかり。キャンプでもテントが風に煽られて落ち着きませんでした。
その鬱憤を晴らすべく、3日目は早朝4時に起き出して釣り場へ。
昨日までの荒れ狂うような強風は収まってきており、風はそれなりに吹いているのですが、それまでの強風に比べれば微風のようにすら感じられるほどです(笑)
暗い内から新島港で投げサビキ等餌釣りを試しますが、釣れるのはハタンポやオオスジイチモチばかり。
回遊魚の様子も無いので、明るくなってから羽伏漁港へ移動。
ここで餌釣りからジグサビキでのライトショアジギングに切り替えると、ショゴ(カンパチ)やサバが2匹同時にかかってくるダブルヒット!
ランチにキャンプ場で食べる魚を釣ろうと話していたのですが、釣り飯の食材となる魚ゲットです。
釣りができずに溜まっていた鬱憤も少し晴れました(笑)
※友人「ヤカン」と2人での新島釣りキャンプ。昨年10月に続いての再遠征です。
早朝4時起き!新島遠征初の朝マズメ釣り
強風や雨の影響で思うように釣りもキャンプも楽しめなかったここまで。
自然の力には逆えず……。
島の天気の移り変わりの速さや風の強さは想定済みではあったのですが、遠征していることを考えると思うようにいかない状態が続くと不満が溜まるものです。
その鬱憤を晴らすべく、まだ真っ暗な早朝4時に起き出して、釣り場へ。
羽伏浦キャンプ場からレンタカーで向かったのは、新島港。
新島港で朝マズメ釣り!餌釣りするもイマイチでハタンポ・オオスジイシモチ・アカマツカサ
まだ真っ暗な新島港。
前回の遠征では風表だったりで一度も釣りができなかった新島港。大型客船が到着する港です。
大型船が着岸する港ということで水深が深く、回遊魚もよく周ってくるという港。
サバでも良いから周ってきていないかと、投げサビキやカゴ釣りからスタートです。
これまで強風のせいでのんびりと糸を垂れることができなかったため、真っ暗な海に浮かぶ電気ウキを眺めつつ、島釣りをしているという事実をあらためて実感しながら気分を盛り上げていきます。
時折回遊してくるというシマアジなんかかかってくれないかなぁ……とウキが沈み込むのを待ちます。
しばらくするとウキが鈍く沈み込みます。
沈み方が静かだったので青物系では無いな……と思いつつあげてみると、お馴染みのミナミハタンポ。
神津島でもよく釣れたハタンポ。
食べると見た目に反してすごく美味しいのですが、サイズは大きくならないんですよね。
投げるたびに電気ウキが沈み込みます。
またハタンポか……とあげてみればオオスジイシモチだったり。
堤防際はどうかな……とオキアミを餌に落とし込み釣りしてみると、アカマツカサがヒット。
初めて釣った魚で、体の赤が綺麗で嬉しかったのですが、小物ばかりでテンションは上がらず。
朝マズメの絶好の時間には、小物すら釣れなくなりアタリすら無し。
周りの釣り人もいなくなったので、釣り場を移動することに。
初の朝マズメ釣り、加えて新島港での釣りということで気合が入っていた我々ですが、思いっきり肩透かしされた感じです(笑)
羽伏漁港に移動!ジグサビキでのライトショアジギングでショゴ(カンパチ)とサバがダブルヒット
移動先の釣り場は羽伏漁港。
前日とは打って変わって、濁りが無く水が澄んでいる羽伏漁港。
風が収まってきたと言いつつもこの日は東風。風表なのでそれなりに風は受けます。
それでも、前日までの強風に比べれば雲泥の差。
朝マズメが不発だった悔しさもあり、気持ちを入れ替えて釣り開始です。
朝マズメの釣りでセットが出来上がっていたので、投げサビキから開始。
するとすぐにウキが沈み込みラインが横走り!
あげてみると、35cm強のサバ。ゴマサバですね。
サバが入ってきたら釣り終了…と言われるくらい島では簡単に釣れる魚ですが、今回の遠征では3日目にして初のサバ。
神津島なんかでも毎投釣れてしまってすぐに飽きてしまったサバですが、今回の遠征で初めてとあって嬉しい一匹。
サバは食べてもおいしいので、釣り飯にするべくキープです。ランチの食材ゲット!
その後を続くようにかかってきたのはお馴染みのタカノハダイ。
昨日はこの魚に救われましたが、今日はリリース。
この辺りから突然、風が強まってきました。
キャンプ場でのランチを楽しむために、もう1匹くらいサバ欲しいなぁと考えていたのですが、ウキ釣りがやりづらく反応も無くなってきたのでジギングに切り替えることに。
すると早速、ヤカンの竿が大きくしなります!
サバっぽい走り方ではあるのですが、ちょっと動きがおかしい感じ。あげてみると……。
ジグとジグサビキにサバがダブルヒット!
ゴマサバではありますが、ランチ食材が一気に潤ってきました(笑)
どうやらメガバスのマキッパにジグサビキをつけてただ巻きしていたようです。
これでサバ3匹。都合が良いようですが、もうサバは十分ですね(笑)
僕の方はジグパラ+ジグサビキのセット。
ジグのカラーはイエローチャート。
濁りも無いのでナチュラルカラーが良いかと思ったのですが、ルアーボックスの中から呼ばれているような気がしまして……(笑)
ルアーのカラーに関しては、基本的には好きなカラーを投げるほうです。
投げ始めて3投目…フォールからのワンピッチジャーク開始時にゴン!!といったアタリが!
合わせるとまたしてもゴゴン!とアタリがあり、続いて下に叩くような反応。
確かな生命反応……ただ、横にはあまり走らないのでサバでは無さそう。
それにしても結構な重み……何がかかったのか変わらないまま寄せてくると、近くにいた釣り人が「カンパチ2匹かかってる!」と教えてくれました。
40cm強のカンパチ、ショゴが2匹あがってきました!
先ほどのサバと同様、ジグとジグサビキに2匹同時に食ってきました。道理で重たいわけです。
前回の遠征時は、ムロアジを釣って泳がせ釣りでカンパチを狙うというのが釣りの主流となっていました。
周りでカンパチをあげる姿を目にしながらも、自分達では釣り上げることが結局叶わなかったターゲット。
今回の遠征ではメインターゲットとはしていなかったので、前回のターゲットが突然釣れたことでガッツポーズ!万歳、YEAH。
釣り飯ランチで食べようとすぐに血抜きをするわけですが、強風で思うように釣りにならなかった鬱憤を晴らすべく、急いで作業を進めます。
回遊している間にもっと釣りたいですからね。
が、ここでヤカンが堤防際の梯子にルアーを引っ掛けたと寄ってきます。
一旦別竿で投げれば……と思いつつも、外れるまで釣りに戻らなそうだったので、ヤカンに竿を持たせ僕がタモでルアーを押し引きしてルアー外しを試みます。
10分程でしょうか……しばらく粘った挙句になんとかルアー外し完了。
無事釣りを再開したのですが、その後1時間ほどルアーを投げても反応無し。ショゴとサバの回遊は一瞬だったようです(笑)
風も強くなってきたところで早めに納竿。
釣り飯ランチの時間を多くとりたいですしね。
内心は熱い時間に投げたかったのですが、それでも目的である釣り飯ランチの食材となる魚を釣ることは達成。
ここまで釣りが思うように出来なかった鬱憤もだいぶ晴れました。
キャンプ場にて、釣った魚を調理しての釣り飯ランチの様子はまた次回に!
合わせて動画もご覧ください!
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