【台中】国立台湾美術館|入館無料!旅の合間にアート観賞はいかが?

台湾

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妻との台中旅2日目。
台中のおしゃれリノベーションスポットを散策した後に向かったのが、国立台湾美術館(國立臺灣美術館)。旅の合間にアート観賞!というところです。

訪れてみると、開催されていたのはAsian Art Biennial
Chim↑Pom(チン↑ポム)などの日本からのアーティストも出品しており、十分に楽しめる内容。ふらっと訪れてみたにも関わらず、満足のいく時間となりました。

この国立台湾美術館、規模が大きいにも関わらずなんと入場料が無料。ここでは写真を多く交えて、国立台湾美術館の情報やAsian Art Biennialの様子について綴っていきます。
台中旅の合間にアート観賞、オススメですよ!

綠光計畫(Green Ray)から国立台湾美術館へ

近年台中で人気という、古い建物を改装しておしゃれスポットとしたリノベーションスポットに訪れた前回。

そのスポットから国立台湾美術館までは歩いて行ける距離にあります。中でも綠光計畫(Green Ray)は近くにあるので、美術館に行くのであれば合わせて訪れてみることをオススメしますよ。

今回は、綠光計畫(Green Ray)から歩いて国立台湾美術館へと向かうことにします。

国立台湾美術館へのアクセス方法

国立台湾美術館があるのは、台中市西區五權西路一段2號。

綠光計畫(Green Ray)などのリノベーションスポットがある側からは、南北に走る英才路という大通りを 南下していけばたどり着くことができます。

国立台湾美術館の敷地は3ヘクタールほどと広く、美術館の建物の周りは庭になっています。
庭にも立体アート作品があるので、のんびりと散策してみるのをオススメしますよ。

こちらが国立台湾美術館。
1988年に開館し、2004年7月にリニューアルオープンしたそうです。

台北と違い台中には地下鉄が無いので移動はバスやタクシーなどになります。僕らは歩いて向かいましたが、バスの場合は美術館(五權西路)停留所が美術館の目の前にあります。

国立台湾美術館の開館時間|いつでも無料!

国立台湾美術館の開館時間と休館日は下記のようになります。

  • 火曜〜金曜: 9:00〜17:00
  • 土曜・日曜: 9:00〜18:00
  • 月曜: 休館

開館日であればいつでも入場無料なのが嬉しいところです。

入口近くにはこんな巨大な立体作品も。
進撃の巨人を思い浮かべた人は僕だけじゃないはず(笑)

外から結構楽しませてくれますね。
さっそく中に入って展示を見てみましょう!

国立台湾美術館1階|Asian Art Biennial

入口から中に入ってみるとこんな感じ。
足元にある1段高くなった通路……外から設置されていたこの道がすでにChim↑Pom(チンポム)の作品でした。作品名も「道」。

国立台湾美術館の1階と2階はテーマ別の企画展、3階が常設展となっています。
僕らが訪れた時に1階で展示されていたのがAsian Art Biennialでした。

作者ごとの感想は省きますが、映像作品から立体作品、写真や絵画などの平面作品まで幅広く展示されています。

入場者参加型のVR作品もあり賑わっています。
遊べる要素があると参加者がアートに触れやすくなって良いですね。

作品の傾向で多いのは、戦争などその国が抱えた問題に対するテーゼやそれらの問題へ向けられた主張へのアンチテーゼを感じる作品。

こちらはLO Yi Chunという台湾のアーティストの作品。ボートの形をしています。
何で作られているのか素材を見ていたところ、監視員の方が「バナナの皮でできてるんだよ」と声をかけてくれました。

こちらはカミソリの刃のような刃物で作られた作品。

規模感がわからないまま訪れたので、思ったよりも広くて歩いて見て回るにもなかなか大変。しっかりと見るのであれば、時間には余裕を持って行ったほうが良さそうです。

国立台湾美術館2階|賴純純の個展

さて、ここからは2階。
2階もテーマ別の企画展フロアとなっています。

この日は賴純純というアーティストの個展が催されておりました。
賴純純は台湾の女性アーティストのようです。

こちらは「ハート」シリーズと呼ばれるシリーズものの作品。
素材としてアクリルを使うことが多いようで、作品だけでなく光を通して壁に映し出された影もまた綺麗なものです。

立体作品でも絵画でもポップな形状が出現してくる彼女の作品。
ここまでカラフルだと、カラフルな要素を全て取り除いたらどうなるのか見てみたくなりますね。本質的なところを。

国立台湾美術館3階|常設展

さらに3階。
こちらは常設展で、年代に分けて展示されています。

撮影禁止だったため展示エリア内の写真はありませんが、作品の内容はすべて油彩画などの絵画でした。

まとめ

Chim↑Pom(チン↑ポム)の作品は美術館の外まで。
なかなかの規模だったねと妻と話ながら美術館を後にします。

入場料無料で利用できる国立台湾美術館。
旅行の途中に訪れてみることをオススメしますが、国立台湾美術館は規模が広いので時間には余裕を持っていったほうが良いですよ。

前述しましたが、美術館の近くには、近年台中で人気という古い建物を改装しておしゃれスポットとしたリノベーションスポットがあります。
歩いて行ける距離ですので、合わせて訪れてみると良いですよ。

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