神津島釣りキャンプ4日目。
先輩と2人での釣り旅です。
夕まずめ前から釣りを始め、先輩がジギングサビキでナンヨウカイワリを、僕が赤ブダイを釣りあげました。
暗くなってからの夜釣りで釣れたのはサバ。
この旅一番の釣果となったこの夜。
豪華な釣りメシになることを期待してワクワクしながらキャンプ場に戻ったのでした。
この旅一番の釣果をキャンプ場に持ち帰り釣りメシだ!
ナンヨウカイワリ・赤ブダイ・カワハギ・サバ……。
これまでとは比較にならない釣果です。
釣った魚を持ってキャンプ場へと向かう帰り道、どんな調理方法にするかワクワクしながら歩いていました。
思えばこの日は、朝食も贅沢な釣り飯。
釣った魚を食べて食事する釣り飯を目標にしていたこの旅。
4日目にしてようやく、1日の食事すべてを釣り飯にできることとなりました。嬉しい。
ナンヨウカイワリの姿造りとカワハギの肝醤油
さてさて、この夜の釣りメシのメインは「ナンヨウカイワリ」。
先輩がさばいて姿造りにしてくれます。
最初はシマアジだと思った後にナンヨウカイワリだと気付いたわけですが、調べてみたところ美味しい魚のよう。
釣れたのが初めてなので、食べるのももちろん初めて。楽しみですねぇ。
ナンヨウカイワリの姿造り。
期待を込めて一口食べてみると、ほど良い脂が感じられ旨味もしっかりとあります。
アジ科の魚だけあってアジ特有の風味も感じられます。
これは旨い!
実はカワハギも一緒にさばきました。
身はそのまま干物にすることにしたのですが、肝は新鮮なまま食べたくてですね……。
肝だけ取り出して肝醤油にしました。
ナンヨウカイワリの刺身をつけて食べることにします。
ナンヨウカイワリ自体に旨味があるため、カワハギの肝と相まって強い旨味が感じられるものとなりました。
たまらんです。
赤ブダイのべっこう漬け
32cmの赤ブダイ。
こちらも刺身にするので、鱗と内臓を取り、三枚下ろしにして皮を剥ぎます。
刻んだ島唐辛子を醤油に入れ、その醤油に刺身を漬け込んでべっこう漬けにしました。
赤ブダイの身はねっとりととろみがあり、甘みがあってこれもまたおいしい刺身です。
べっこう漬けにすることで、島唐辛子の独特の風味と辛味が良いアクセントになりますね。
寿司にしても良さそうです。
しっかりと刺身を食べられるようになったら熱燗を飲もうと、徳利とお猪口を持参していました。
ナンヨウカイワリの姿造りと赤ブダイのべっこう漬けを肴に、熱燗をゆっくり楽しみます。
炭火で焼くサバの塩焼き
サバは塩焼きにするので3枚におろします。
40cm近かったので、さばいた後の切り身もなかなかのサイズ。嬉しいですねぇ。
サバは5匹釣りました。
1食1匹で十分なので、残りの4匹は干し網にいれて干物にします。
翌日からの釣りメシにしますよ。
塩を振って炭火で焼いていくと、どんどんと脂が溢れ炭に落ちていきます。
脂が炭で焼ける”ジュージュー”という音とその香りがなんとも食欲をそそります。
食べてみれば安定のおいしさ。
サバがおいしいのはわかっているわけですが、釣りたてということもあってか脂がしっかりとのっていて身がジューシーでボソボソしていません。
皮に強い旨味がありますね。
あぁ、やっぱりサバはおいしい!
※釣りの様子は動画でご覧ください!
まとめ
ナンヨウカイワリ・赤ブダイ・カワハギ・サバ……量があったこともあり、贅沢な釣りメシになりました。
いやぁ、本当においしかった!
それなりに釣れたことで、酒も旨く感じました。
釣れたて魚の刺身を肴に熱燗を、しかも海近くの気持ちの良い外で飲むとなれば、当然ながら気持ちが良く料理と酒の旨さも何割増しにもなります。
「最高」。
料理を食べ終えゆっくりと酒を飲んでいる時に口から出たのは、その2文字でした(笑)
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