上野周辺から歩いて10分ほどのところにある湯島駅。
友人のヤカンと上野に集まり、昼食をとろうと散歩がてらお店を探して歩いていると、湯島駅周辺までたどり着いていました。
さてさて、どんなお店に入ろうか。
気になったのは、店名が読みづらい、こじんまりとしたお店。
信州うどん「おざんざ」をいただく
湯島の十字路。
近くには湯島天神や不忍池があるところです。
十字路の近くに、ちょっと気になるお店がありました。
「おざんざ?」「おぎんざ?」
離れたところから見ると店名が読めないお店。
こちら。
千代田線湯島駅1番出口をでてすぐのところにあります。
近づいてみると、『創作うどん おざんざ』と書いてあります。
ああ、おざんざって店名ではないのか。
お店の名前は『湯島 春近』。
入口に貼られたチラシを見てみると、創作うどんを出しているお店のようでした。
「おざんざ」が気になり、お店に入ってみることに。
店内は10席ほどのコの字型のカウンターのみ。
こじんまりとしています。
僕らを含めるとほぼ満席。
食券を購入して、席につきます。
ヤカンも僕も、ランチセットにしました。
店内も外観と同じく綺麗で清潔感があります。
白基調の壁に木のテーブルが良い感じです。
「鶏ざる」おざんざ
僕が注文した「鶏ざる」おざんざです。
長野信州では、手作りほうとうのことを「おざんざ」と呼んでいたとのこと。ふむふむ。
鶏ざるのつけ汁は温かく、具は鶏・ナス・ネギ。
ではでは、一口。
つるつるっとなめらかです。
また、細い割に噛むとコシの強さを感じるうどんです。
昔ながらのほうとう作りを引き継いでいる佐久市の信州生麺工房から取り寄せていると書いてありましたので、ほうとうに近い麺なのかしら。
また、つゆがおいしいです。
昆布と鰹節の出汁を存分に使っていると書いてあったのですが、鶏ももの味もありますが、いりこ出汁のような風味がよく効いております。
上品な、やさしい味。
「きざみ」おざんざ
こちらはヤカンが注文した「きざみ」おざんざ。
具は油揚げ・ナス・カイワレ大根・刻みネギ、それに上にのっている赤いのは生トマトです。
つゆを一口もらいましたが、鴨ざるよりも肉がないためか魚系の出汁を強く感じました。
ランチメニューのセット丼
ランチメニューにはミニ丼がついてきます。
この日はカレー丼か菜の花ご飯から選べるようになっていました。
カレー丼は、具が溶け込んでいる蕎麦屋のカレーのような感じ。
菜の花ご飯は錦糸卵がのっていて彩りが綺麗なものでした。
まとめ
『おざんざ』を初めていただきました。
気になって調べたのですが、つなぎに塩ではなく納豆の糸を使い、地元の卵で練りこむという独自の製法で作られたうどんのことを『おざんざ』というようですね。
今回食べたものも同じように作られていたのかしら。
出汁とうどんのコシをじっくりと味わう、やさしい味のおざんざ。
また上野方面にでたときには立寄ろうと思います。
湯島 春近
■住所
東京都文京区湯島3-47-10
■TEL
03-5842-1134
■営業時間
11:30~15:00
17:30~21:30
■定休日
不定休
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