釣りといえばもっぱら海釣り。
ということで釣りをするときには海沿いの堤防に行くことが多いのですが……。
今回、自転車で行ける近場の川で、楽しい釣りを知ってしまいまして。
テナガエビ(手長海老)釣り。
幼い頃に数匹釣ったことがあり、今でも釣れるらしいということは耳にしていたのですが、本当に釣れるのか正直半信半疑。
それが行ってみれば結果的に数十匹釣ることができ、その釣りも駆け引きがあったり引きも意外とあったりと十分に楽しめるものでした。
しかも食べてみれば、これが美味。
近場で釣れて、釣りとして楽しくて、食べておいしいときたら、今年一回では終わらせられなさそうです。
ハマる気配。
時期は梅雨前〜夏!シーズン入りしたテナガエビ釣り
テナガエビ釣りのシーズンは、主に梅雨前の5月頃から8月くらいまでの夏場。
ということで、今はテナガエビ釣りにはもってこいの時期です。
北海道を除いてほぼ全国に生息しているそう。
家の近くに流れている川にも、いるかもしれませんね。
釣り場は千葉市川!ほぼ人生初のテナガエビ釣りの行方は?
今回、釣り場として選んだのは江戸川。
千葉県市川市付近です。
先輩と妻と僕、3人でのお手軽釣行。
テナガエビは石やテトラポッドなどの陰に隠れているとのことなので、テトラポッドが並ぶこちらの場所で釣り開始です。
ちなみに参考までにですが、竿はこちらの100円ショップで買った竿や穴釣り用の竿など、あるもので対応しました。
針はテナガエビ用の針2号、それにウキ、後はハリスに噛ませオモリをつけただけの簡単仕掛けです。
仕掛けは色々あるようなので、その辺りは別のサイト等ご覧ください。
僕はお気軽フィッシングでいきます。
さて、後はテトラポッドの隙間などに落とし込むだけ。
餌はアカムシやミミズを使いました。
しばらくはコツもわからず、ビールを飲みながら景色を楽しんだりしていたのですが、ふと見るとウキが沈んでいます。
もしやと思いあげてみると……。
サイズは大きくないですが、テナガエビがついていました!写真思いっきりブレたけど。
しかも、引きは一切なく、あげてみたらついていた感じです。
それでも、初のテナガエビの釣果。
エビがいるということがわかっただけでも嬉しかったです。
テナガエビ釣りのコツ的なもの
その後もちょいちょい皆の竿にテナガエビがかかりましたが、満潮が近付いて水嵩が上がると、まったく釣れなくなってしまいました。
水嵩が上がると魚が入り込んできてしまったり。
釣れたと思っても、ブルーギルだったりと。
ということで、試しに浅場に移動してみると……。そこからはほぼ、入れ食い状態。
テナガエビが夜行性ということもあり、その影響もあるのかもしれませんが。
魚釣りではむしろ避けるような浅場に、テナガエビはいるようです。
それと、やはり潮の見極めは大事なようですね。
アタリがある場合、穴に餌を運んでいるのか、ウキが横に移動します。
そこであげてしまうと針がかからないので、ウキに動きがあってからも10〜20秒程度待ってからあわせます。
手元に来る手前でエビが落ちちゃったりと、駆け引きが実に楽しい釣りです。
こんなに釣りものとして楽しいとは思いませんでした。
後、餌なのですが、アカムシは針につけるのが意外と難しく身持ちも良くないので、初心者向けではない気がしました。
その点、ミミズを細かく切ってつけてやると、簡単で身持ちがいいので重宝しました。食いもいいですし。
ダボハゼ釣りではイカの塩辛に圧倒的な信頼を持っているので、今度はテナガエビでも試してみようと思っています。
ザリガニみたいに、スルメでは釣れないのかしら。
また、釣れた際には、エビの口から針を外すのが難しかったりします。
ピンセットは必需品ですね。
テナガエビ用の針はちょっとした力で折れるので、頭ごと食べる場合は、針を外すときに針が残らないよう注意が必要です。
まとめ
最終的な釣果は数十匹。
うまくやればもっと釣れたと思いますが、初回にしては上々かと感じてます。
身近な川で、しかも手軽な装備でできる釣りというのが何よりも魅力的。
テナガエビ釣りならファミリーフィッシングとしても楽しめそうです。
釣れたテナガエビは携帯用ポンプ(ブクブク)で空気を送っておくと元気なままでいてくれます。
その後、水道水で泥抜き。今回はなんと先輩宅の浴槽です(笑)
このテナガエビを、後日また集まって調理して食べました。
これが本当においしかったんですよ。
ということで、次回はテナガエビ調理編です!
追記:テナガエビを調理して食べました!おいしかったですよ〜。
動画はこちら!