三浦半島の南西にある三戸浜堤防での釣り。
珍しく神奈川県への釣行でしたが、釣果はふるわず小型のイシダイが数匹。
釣果を持ち帰っておいしい魚を食べるまでが釣りの楽しみ。
そう考えている僕は寂しい気持ちでいたのですが、そろそろ納竿かなと思っていたところに神様が降臨しました。
隣で釣りをしている方が次々と良型のアイゴを釣り上げてはリリースしていたのです。
これは!と思い声をかけてみたところ、釣り上げたアイゴを譲ってくれました。ありがたひ。
実はアイゴは良型となると釣ったことがなく、食べるのも初めて。
沖縄のスーパーに置かれているのを見たときから気になっていたので、食べてみたかったんですよね。
そのアイゴと釣ったイシダイを干物に。
炭火で焼いて食べてみたのですが、アイゴは脂ものっていて実においしかったんです。これが。
三戸浜堤防の釣り場でもらったアイゴを干物に
三戸浜堤防での釣り。
釣りというといつもは千葉や茨城に行くことが多いのですが、今回は珍しく神奈川県への釣行でした。
神奈川での釣りは久しぶりだったので気合い入れて行ったのですが、前述の通り釣果はふるわず。
良型のアイゴを2匹もらったのと、小型のイシダイを数匹釣っただけにとどまりました。
でも場所は良いところでしたので、釣りの模様は上記記事からご覧ください。
さて、そのアイゴちゃんとイシダイくん達。
アイゴはヒレに毒があり死んだ後もその毒は残るため、しめた後に釣り場でヒレをすべて切り落としてきました。
沖縄のスーパーにも、このヒレがない状態のアイゴが置かれていたんですよ。
沖縄ではアイゴ類の稚魚を塩辛にしたスクガラスが郷土料理として有名ですよね。
調べてみるとアイゴは内臓が臭いらしく早めに処理した方が良いとのことだったので、神奈川から東京に帰る前にさばいてから帰ることにしました。
何にして食べるか一緒に行った友人のヤカンと話をしていたのですが、釣ってから時間も経つので干物にしようということに。
場所は以前訪れたことのある浜辺。
以前訪れたのはもう10年以上前で、その時もヤカンと一緒だったんです。
その浜辺をたまたま見つけたもんだから、ついつい車を止めてしまいました。
イシダイも一緒にさばいてひらきます。
浜辺でのんびりしている間も天日干しに。自宅に帰ってから改めて一夜干しにします。
寝て起きたら完成!お手軽な一夜干し
さて、自宅に戻ってから、さばいた魚を改めて一夜干しにしていきます。
まずは塩水に魚を漬けます。
状態によって変えますが、塩水の濃度は5%ほど、漬け時間は30分とこの日はしました。
干物の作り方は、上記記事の方が詳しく書いております。
後は干し網に入れて一晩干すだけ。
風通しの良いところが良いですよ。我が家の場合はベランダです。
一家に一つあると便利な干し網。ド
ライフルーツなんかも作れちゃいます。
干物に使うと匂いしそうって思うのですが、日干しすれば意外と匂いも感じなくなりますよ。
翌朝になったら取り込めば完了。
調理も簡単。
一晩寝ただけで出来上がる一夜干しはオススメの魚の調理法です。
普通に食べたらいまいちな魚も、旨みが驚くほどでてきますよ。
干物はやっぱり炭火でいただきたい!アイゴの干物のお味は…
さて、完成したらばいざ実食!
どどーんと七輪のど真ん中に置かれたアイゴの干物。
一夜干しで程良く身がしまったアイゴは見るからにおいしそうです。
途中、身が反ってきてしまったので、半身にしてじっくりと焼いていきます。
手作り干物を炭火で食べるのが我が家の定番。
コンロで焼いたものに比べて、炭火で焼くと格段に味が違うのです。焼く工程も楽しいですし。
徐々に身から脂がたれてきます。
良型だったので肉に厚みがあって実においしそうです。
焼きあがったアイゴの一夜干し。
肉が磯臭くて人気が無いと聞いたことがあったのですが、全く臭みは無く香ばしくていい匂いがします。
食べてみるとこれが旨い!
前述の通り香りが良く、咀嚼するとほど良く口の中に脂が広がる感じです。
しかも、身離れが良くて小骨がほとんど無いので食べやすいんですよ。
ヒレに毒を持っていたりと扱いが難しい面はありますが、持って帰ってもおいしく食べられる魚だと思います。
次は刺身にして食べたいなぁ。そして次は自分で釣りたいなぁ(笑)
まとめ
アイゴの一夜干しを堪能した後は、イシダイの一夜干しなどで七輪プチBBQ。
釣った後も楽しいから釣りはやめられぬ。
今回は釣りで隣にいた方にお恵みをいただいたことで楽しい釣りメシとなりました。
次は必ず自分で釣ったものを食べるぞーと、おいしいアイゴを食べながら思った僕でした。