麺匠八雲本店で味噌・醤油ラーメンこだわりの一杯【堀切菖蒲園】

ラーメン

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています

久しぶりに堀切を散策していると……見慣れぬ店が。
まるで料亭のような外観が気になり近づいてみると、どうやらラーメン店。

その名も、麺匠 八雲(めんしょう やぐも)。
メニューを見てみると、メインは北海道味噌と信州味噌を合わせた味噌ラーメン。ざんぎ(唐揚げ)なんかもあったりと、北海道推しのようです。

ちょうど昼時で空腹になってきていたこともあり、この店で食事することに。
八雲の真骨頂……と書かれた味噌ラーメンは外せないとして、肩を並べる塩ラーメンや醤油ラーメンも気になるところ。

ということで、味噌と醤油ラーメンを注文して妻と2人でシェアすることに。
食べてみれば、味噌はうむうむ悪くない……ん!醤油旨い!!と僕の好みはどうやら醤油。どちらにせよ、クオリティの高い一杯、いただいてきました。

2018年10月にオープンした麺匠八雲本店

久しぶりに堀切を散歩。
あ、あの店が無くなった…新しい店が出来てる…なんて言いながら妻と散策しておりました。

堀切は僕の地元。
実家があり、卒業した小中学校もこの地域と、慣れ親しんだ場所です。

なので、見慣れない店があるとすぐに気付くわけです。麺匠八雲はそんな店の中でも特に気になる外観でした。
赤い暖簾がかかったラーメン店(中華店)が多いこの辺りで、まるで料亭のような外観なわけで。

所在地は東京都葛飾区堀切3-4-13。
京成本線「堀切菖蒲園駅」より徒歩3分ほどの場所です。

堀切菖蒲園駅前から綾瀬へと抜ける都道314線沿いにはラーメン店はいくつもありますが、こちら側にはあまり無いんですよね。
立地的にも気になるラーメン店。

2018年10月にオープンしたばかり。
神奈川県大和市に大和店があるようですが、こちらが本店のようですね。

麺匠八雲のメニューは?しばし並んで待って店内へ

昼食をとろうと中を覗き込んでみると、店内はカウンター席のみ。
満席状態だったので、店員さんに「外でお待ちください」と声をかけられました。しばしの我慢。

店先から少し離れたところに、順番待ちの看板が立てられています。
僕らが来た時点では誰も待っていなかったのですが、後から次々と並んでいきます。気付けば後ろには10名ほどの列が。

待っている間に注文するメニューを選ぶことに。メニューは店の前に置かれています。
“八雲の真骨頂”という味噌ラーメンを始めとし、塩ラーメン・醤油ラーメンが肩を並べます。前述の通り、ざんぎ(唐揚げ)なんかもあったりと北海道推しのようですね。

ちょっと悩みつつも、僕が味噌ラーメンと北の白ごはん、妻が八雲特製醤油ラーメンとすることに。
シェアして味噌・醤油のどちらも楽しむ作戦です。

席が準備できると店員さんが声をかけてくれます。
店内はラーメン屋というよりも若干寿司屋を思い浮かべるようなシンプルで清潔感のある雰囲気。席は8席だけと広くはないですね。

カウンターの目の前、厨房を隔てるガラスはすりガラスになっていて、厨房は全く見えません。
どうやら人の目を気にせず食事できるようにとの配慮。調べてみると、ご店主がまゆか店長と呼ばれる20代前半の女性とのこと。店内の様子といい、すりガラスといい、女性への配慮が行き届いている印象ですね。僕個人の気持ちとしては、調理されている方の顔が見えた方が嬉しいですが。

注文は食券制ではなく、店員さんが聞きにきます。
着丼までは割と時間がかかるほうかもです。

“八雲の真骨頂”麺匠八雲の味噌ラーメン

さて、こちらが味噌ラーメン。800円。
店内の雰囲気と相反して、思いのほか普通のあっさりとした見た目で登場。

具はチャーシュー、炒めもやし、メンマ、きざみ青ねぎ。上にパラパラっと糸唐辛子。
丼は厚めで特徴的な模様。味噌ラーメンは冷めやすいため厚めの丼を使うと聞いたことがありますが、同様の理由かしら。

さて、まずはスープを一口。
北海道で食べる自分で味噌を溶いて食べるような味噌ラーメンを想像していたこともあってか、濃厚と説明書きがあったものの、むしろ優しい口当たりのスープ。

北海道味噌と信州味噌から構成されたスープは、ふわりと口の中に芳醇な旨みを感じさせてくれます。

麺は中太ストレート。
麺匠八雲で完全自家製ということですが、小麦の香りがよくする旨味の強い麺です。

もう少し味噌が強くても……と思ったのは僕の好みかしら。
生おろしにんにくでも追加すれば良かったのかもしれませんね。

生醤油本来の旨みを生かした醤油ラーメン

続いてこちらが醤油ラーメン
トッピングがたくさん添えられた”八雲特製ラーメン”仕様です。1,100円。

チャーシュー・海老ワンタン・メンマ・刻みネギ・もやし・味玉・海苔・糸唐辛子といったトッピング。
豪華な一杯となっています。

スープを一口飲んでみると、思わず「おお…!」と唸ってしまうくらい好みど真ん中のお味。
岩手県産のまろやかな生醤油を使っているようなのですが、昆布等の出汁の効果もあってか旨味と甘味を強く感じます。これぞ芳醇。

自家製麺もバッチリと合いますね。
そしてやはり、八雲特製ラーメンにしてトッピングを全盛りにしたほうが良いです。王道の味玉はもちろん、海老ワンタンのプリッとした食感なんかも一杯の食事にアクセントを加えてくれます。

ちょっと味が強すぎる?北の白ごはん

さて最後に、北の白ごはん。並で250円。
こちらの店にはチャーハンやチャーシュー丼などの類は無いため、目についた北の白ごはんを注文してみた次第。

なんだかこのごはん、フォトジェニックですね。

ごはんにはジャガイモが混ぜ込まれており、刻み海苔と黒胡椒が振り掛けられています。
そこに、北海道産の白わさび醤油をかけていただくスタイルです。

食べてみると、口に広がるのはバターの風味。
白わさび醤油がさっぱりと……してくれそうなところですが、どうもバターが強く重たい感じ。

正直なところ、味が強くて口の中に残るためラーメンの邪魔しますね。
先に入っていた隣のカップルが残していたので気になってはいたのですが、ラーメンがおいしいのでそれだけ食べたほうが楽しめる印象です。

北の白ごはんがラーメンの邪魔をするように感じたのも、ラーメン自体の満足度が高いからでしょう。
僕の好みだったのは醤油ラーメンでしたが、味噌ラーメンも十分においしいものでした。

こうなると次は、塩ラーメン!
“厳選した塩を使いあっさりとしキレ深い味わいの塩ラーメン”と説明書きに書かれた塩ラーメン。楽しみにしておきます。

ごちそうさまでした。


麺匠 八雲 本店

■住所
東京都葛飾区堀切3-4-13

■TEL
03-6657-6880

■営業時間
[昼の部]11:00~15:00
[夜の部]17:00~22:00
スープがなくなり次第終了

■定休日
月曜日(祝日の場合は営業しております)


楽天Kobo電子書籍ストア
¥1,935 (2024/11/15 03:24時点 | 楽天市場調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました