京都旅2日目。
観光スポットとして人気の三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)を訪れてきました。
三十三間堂に訪れるのは人生で2回目。
1回目は実に20年近く前、中学生の修学旅行のとき。
修学旅行などで訪れたことはあっても、大人になってから訪れると新たな発見が言われる京都。
まさにその通りで、改めて訪れた三十三間堂は千手観音像が圧巻で、実に素晴らしい場所でした。
偏頭痛持ちの妻用に頭痛除けの御守りを手に入れることも今回訪れた目的のひとつ。
御朱印もいただいて、妻はご満悦の様子でしたよ。
自転車をレンタルして三十三間堂へ
妻との京都旅。2日目は自転車をレンタルして京都市内を巡ることにしました。
利用したレンタサイクルショップは、出町柳駅近くにある「レンタサイクルえむじか」です。
京都でレンタサイクル!えむじかで自転車を借りて鴨川沿いをサイクリング!
鴨川沿いを自転車で南下して三十三間堂へ。
川沿いは人が少なく信号も無いので、自転車でものんびりと快適に向かうことができますよ。
三十三間堂の千手観音像を拝観し庭を巡る
自転車を駐輪場に止めて中へと入ります。
拝観料は一般で600円です。
まずは国宝の千手観音坐像と千体千手観音立像を拝観しに仏堂へ。
仏堂へは靴を脱いで入っていきます。
仏堂内は撮影が禁止となっているので下記からご覧ください。
久しぶりに見た千手観音像は圧倒的な迫力で、それでいて美しいものでした。
行って良かった。心からそう思える体験となりました。
仏堂を拝観した後は庭を散策。
三十三間堂は写真に収めることができないほど長く荘厳な佇まいです。
正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)です。
東面して南北にのびるお堂内陣の柱間が33あることから、三十三間堂と呼ばれるそうです。
その外観を眺めるだけでも訪れる価値があると言える建築。
千手観音像を見た後は、ぜひ建物の周りを散策してみてください。
頭痛除け御守りと御朱印
さて、こちらが今回の目的のひとつ、頭痛除けの御守りです。
妻が偏頭痛持ちのため、今回ぜひ手に入れたかったのですが、見つけることができました。
三十三間堂は、元は後白河上皇が自身の離宮内に創建した仏堂。
その後白河上皇は、長年頭痛に悩まされていたそうなのです。
三十三間堂について次のような伝承がある。後白河上皇は長年頭痛に悩まされていた。熊野参詣の折にその旨を祈願すると、熊野権現から「洛陽因幡堂の薬師如来に祈れ」とお告げがあった。そこで因幡堂に参詣すると、上皇の夢に僧が現れ「上皇の前世は熊野の蓮華坊という僧侶で、仏道修行の功徳によって天皇に生まれ変わった。しかし、その蓮華坊の髑髏が岩田川の底に沈んでいて、その目穴から柳が生え、風が吹くと髑髏が動くので上皇の頭が痛むのである」と告げた。上皇が岩田川(現在の富田川)を調べさせるとお告げの通りであったので、三十三間堂の千手観音の中に髑髏を納め、柳の木を梁に使ったところ、上皇の頭痛は治ったという。「蓮華王院」という名前は前世の蓮華坊の名から取ったものであるという。この伝承により「頭痛封じの寺」として崇敬を受けるようになり、「頭痛山平癒寺」と俗称された。
引用:wikipedia
偏頭痛が治るようにとの思いを込め、妻はこの時から持ち歩いています。
また、こちらが三十三間堂の御朱印。
京都旅では御朱印をいくつかいただきましたが、その中でも線が綺麗な御朱印でした。
まとめ
中学校の修学旅行で訪れて以来の三十三間堂でしたが、大人になった今、再訪して良かったと心から思います。
無数に並ぶ千手観音像は圧巻で感動しますね。
また、今回の目的の一つであった、頭痛除け御守りを手に入れることができて良かったです。
妻の偏頭痛が治りますように。
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