沖縄そば・ソーキそば専門店『玉家』でいただくミックスそば。
これが絶品で毎週食べたいくらい。
沖縄といえば沖縄そば。大好物なので沖縄に来て食べないわけにはいきません。
調べてみたところおいしそうな沖縄そば屋さんがあったので、寄ってみることにしたのです。
南城市にある『そば処 玉家本店』で沖縄そばの昼食
斎場御嶽(せーふぁうたき)に訪れたあとのことです。
時間も昼時を過ぎていたので、遅い昼食をとることにしました。
向かうは『玉家』本店。場所は沖縄県南城市大里字古堅913-1で、斎場御嶽から車で15分ほどのところにあります。
『玉家』の2階は空手道場になっており、そちらの看板が目印になりますね。周囲には店はほとんどない場所にあります。
『玉家』の看板は建物の1階、右側にあります。シーサーがそば食べとる。
店内に入るとすぐに食券機があります。
ソーキにするか三枚肉にするか悩むところでしたが、「初めての方はミックスがオススメ」と書いてあったので、ミックス(大)の食券を購入。
店内は広い座敷のスペースと、テーブル席があります。かなりの収容可能数です。平日の中途半端な時間だったのでお客さんは多くなかったですが、琉球放送の第2回あなたが選ぶ沖縄そば王決定戦で「沖縄そば王」を受賞しているだけのこともあり、普段は人が多く入るのでしょう。
厨房も広いですね。広々としていて居心地の良いお店。
食券をスタッフの方に渡し、店内を眺めながらそばの到着を待ちます。わくわく。
ソーキと三枚肉が両方のったミックス沖縄そば
こちらがミックスそばです。
んーなんともおいしそうな沖縄そば。楽しみにしてたのもあり期待に胸膨らみます。
具は、
- ソーキ
- 三枚肉
- かまぼこ
とネギです。
まずはそばからいただいてみましょう。
そばは細めのストレート麺。啜るとツルツルと口触りがよく、しっかりとコシのある麺です。亀濱製麺所というところの麺を使用しているようですね。
スープはあっさりとしつつも旨味のあるものです。豚骨とカツオ節を使用しているとのことで、香りもよく、うっかりスープだけを先に飲み進めてしまいそうなそんなスープです。うん、これ旨い。
ではでは、お次は具に移りまして……。
柔らかすぎず味の良いソーキ。
ソーキは骨付きの豚あばら肉で、いわゆるスペアリブのことです。
口に入れればほろほろと崩れ、噛めば肉の旨味が口に広がります。さっぱりしたスープとも相性抜群。
沖縄にきたらソーキは食べないとですね。うめえ。
こちらは三枚肉。
豚のばら肉のことで、肉と脂身と皮の部分が三層になっていることからそう呼ばれるそうな。
ソーキよりも柔らかく、口の中でとろけて脂の旨味がたまりません。
かまぼこは沖縄そばに外せないですよね。食感と味にバリエーションがでて、これまた旨い。
一旦ひと通り食べた段階でおいしい一杯だと確信。
そのままいただいても良いのですが、せっかくなのでいろいろためしてみることにします。
そばと一緒に運ばれてきたフーチバー。「よもぎ」ですね。沖縄ではよく食べられるそうです。
皿いっぱいにフーチバーが盛られています。
フーチバーをスープにつけて一緒に食べてみます。
よもぎは子供の頃によもぎ餅にして食べたりはしましたが、このようにして食べたことはないので楽しみですね。沖縄のよもぎは味が違かったりするのでしょうか。
……まったく違いはなく、よもぎそのものでしたw
ビタミン豊富で健康によいとも聞きますが、草っぽい感じがちと苦手でした。香りは好きですし、沖縄そばにも合うのはわかるのですけどね。
隣に座った地元の方だと思われる家族は、フーチバーをたくさんいれて食べていました。
テーブルにはコーレーグースと七味唐辛子・紅生姜が置かれています。
コーレーグースは島とうがらしを泡盛に漬けたものです。
すこしいれるとコクが増しておいしい。キッコーマンの醤油の瓶にはいっているのもなんだかいいですね。
最後に少し紅生姜をのせて食べることにします。
沖縄そばに紅生姜は合いますね。味が変わってまた新鮮に楽しめます。
まとめ
麺・スープ・具材がひとつひとつがどれもおいしく、全体的にバランスが良い一杯。ボリュームもあり、満足できる沖縄そばでした。
フーチバーは好みではありませんでしたが、その土地で食べられているものをいただけたのは良い体験になりました。
沖縄の料理はおいしいですね。近くにこちらのお店があれば毎週通いたいくらいです。
そば処 玉家 本店
■住所
沖縄県南城市大里字古堅913-1
■TEL
098-944-6886
■営業時間
10:45~18:00
■定休日
年中無休
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