種類はひとつだけ。
シンプルなカレー専門店でこれまたシンプルなカレーをいただいてきました。
立石の町中をふらっと妻と散歩していたときのこと。
路地を歩いていると、ふとカレーの良い香りがしてきました。
妻と鼻をヒクヒクさせて香りのするほうに歩いていくと、カレー屋さんがオープンしていました。
空腹ではなかったのでその時は前を通るだけにしましたが、別の日にランチにと足を運んでみました。
ブレのない真っ向勝負のカレー
カレー専門店『ソースポット(SAUCE POT)』は立石駅から歩いて2〜3分ほどのところにあります。
9月にオープンしていたようで、外観はまだまだ白く綺麗です。
店内に入ると、これまた綺麗でシンプルな内装。
店主が一人で切り盛りされているようです。
「さて、どんなカレーがあるかしら」と入ってみたところ、なんとカレーの種類は『豚バラカレー』のみ。
いや、とても、とても魅力的です。
作り手にも客にも迷いがうまれない。
メニューは『豚バラカレー』にサラダかデザートがつくセットが3つほどありました。
【豚バラカレー】 … ¥680
【Aセット】 … ¥780
- 豚バラカレー
- コールスローサラダ
【Bセット】 … ¥780
- 豚バラカレー
- 濃厚杏仁プリン
【Cセット】 … ¥850
- 豚バラカレー
- コールスローサラダ
- 濃厚杏仁プリン
100円増しで大盛りができるとのことだったので、僕は『豚バラカレー』の大盛り、妻は『Bセット』を注文しました。
豚バラカレー
店主がトレーに乗せてカレーを運んでくれます。
目の前にだされたカレーを見て、確信。
どシンプル。
ブレのない真っ向勝負のカレーです。
ぱっと見、豚バラ以外に目視できる具はありません。
食器にも飾り気はなく、ここまでシンプルだと気持ちが良いです。
一口いただいてみると、じっくり炒められたであろうタマネギなどの野菜の旨味・甘味が口のなかにひろがります。
初見から赤みの強いルーだったので、トマトが使われているのかなと思っていましたが、見た目通りトマトの酸味が効いていました。
旨味・甘味・酸味の後に、スパイスの辛味がやってきます。
たっぷり煮込まれたルーは素材の原型は無く、旨味がとことん抽出されたルーとなっています。
形があるのは豚バラが唯一で、口のなかに入れると噛ま無くてもほろほろとほどけます。
まさに飲むように、あっという間に完食しました。
まとめ
これといって強い特徴があるカレーではありませんが、シンプルが故の深みを楽しめるカレーになっています。
また、妻はBセットについてきた『濃厚杏仁プリン』を大変喜んでいました。
一口いただいてみましたが、その名の通りとても濃厚で、カレーの酸味と辛味でしびれた後には最適のデザートでした。
現在はカレーの種類はひとつ。
今後どのようになっていくのかも楽しみなお店です。
ソース ポット(SAUCE POT)
■住所
東京都葛飾区立石1-20-6
■TEL
03-3697-2015
■営業時間
11:30~15:00
17:00~21:00
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